栃木:塩原温泉 やまなみ荘

! 温泉03 関東国内栃木県

塩原温泉に向かう途中、道の駅 那須与一でザゼン草群生地のポスターが目に留まった。
近隣のようだしちょうど見頃シーズンであったので行ってみた。知らなきゃ間違いなく見過ごすところ。

すぐ裏が畑の駐車場から普通の畑の脇を通り抜けていくと、川沿いに尾瀬などにあるような木道が見えてきた。周囲の雰囲気からすると意外にもちゃんと整備されてるんですね。
まだ早かったのか、群生とは言えず目を凝らすと枯葉に埋まるようにぽつりぽつりと見つけることができる程度。何故か木道に背を向ける生え方が多いw

チェックイン時間にはまだ早かったので、もみじ谷大吊橋で時間調整をはかった。

この時期は閑散としてますが、雪が積もっていて枯れた情緒があります。水鳥の数も多い。

さて、チェックインにちょうど良い時間になったのでいざ宿へ!

昔ながらのスキーや登山系の大きめの民宿のような感じのお宿。(写真は夜ですが。。)

今の時期塩原温泉郷では「湯っくり雛めぐり」イベント中で各地でさまざまなお雛様が見られます。
こちらのお宿も玄関正面に三段飾り。こじんまりとはしてますが十二単のお袖が重厚で西陣織の打掛も繊細ですね。

お部屋を開けるとコタツが鎮座していてほっこりします。
備品としてはタオル、バスタオル、歯ブラシ、浴衣、羽織りはありました。
お手洗いは廊下に男女別共用ですが、ウォシュレットもついてましたよ。

廊下の奥にある内風呂は、レトロなドアを開けると小さな脱衣場があり、風呂のドアを開けた途端どわぁーと湯気が流れ込んできました。

浴室自体は小さめで、ふたつある洗い場のすぐ後ろがもうバスタブなので、他の人が入浴してる時は注意が必要かも。
床下に埋め込んだような形式のため、シャワーや水飛沫がかかる確率は高い( ̄▽ ̄;)

リンスインシャンプーとボディソープという温泉定番スタイルなので洗顔料やメイク落としや気に入りのシャンプーセットなど必要なものは持参しよう。

見知らぬ人だと3人以上並ぶとなんとなく気まずくなりそうだが、元々部屋数が少なめなので、よほどでなければ逆に貸切状態を楽しめるだろう。

ともあれ、ここを選んだ決め手の売り文句通り、湯量は豊富でジャバジャバの掛け流しでひっきりなしに風呂桶から溢れかえっている贅沢。

源泉は熱めらしい。
人当たりの良い柔和なおばちゃまがちょこちょこ温度確認して吐出口の絞り具合で湯温調節してくれる。

せっかくなので外にあるという露天風呂へもゴー。
玄関を出て宿の隣に男女別の露天風呂小屋がある。
暖簾とむしろをひょいと除けたらすぐ湯船。
昔ながらの風呂脇に棚がある形式。

なのだが、この規模このお値段帯では予想外の立派な造りです!
やはりあまりにも豊富な湯量がもったいないので大きめの風呂を増築したのでしょうか。

こちらは洗い場やボディソープなどもないので、内湯でよく洗ってから来るのがマナー。

先程内風呂入ってる間に調整してくれたようなので、いい湯加減だろうと思いそっと入ると、、、
んーちと熱めかな?
表面が特になんかピリピリするぞ。
きっと吐出口から離れれば、、、
ん?やはりずっとピリピリしっぱなしだ。
いやいや間違いなく熱いっしょ。
これは知らぬふりで通せば火もまた涼し?
ザパー

出た直後だとわかりにくいが、体拭いてる間に真っ赤に(笑)我慢しちゃダメなやつだった。
なんで相方はのんびり浸かってられるのかと、他に誰もいなかったのでちょいと湯を触らせてもらったら全然体感温度違うがな_(:3 」∠)_

ちょうど玄関脇におばちゃまがいたので話したら、さっき測った時44℃だったって。
それから絞ったらしいが厳選の温度自体が変動するからね。下手したらより上がってた可能性も( ̄▽ ̄;)
普段40~41℃にしてるから余計熱いのに敏感。

夕飯は、派手さはないけどお客さんが来た時の美味しい家庭料理といった感じでほっこりする。
最初のセットでもう十分だったが、さらに追加で運ばれてきました。

この品揃えで何故にスープグリーンカレー?
と思うが、これが口当たりまろやかでのどごしに来る辛さがあり、なんとも言えず癖になる味。
ついつい口に運び続けてしまいましたよ。

夜は塩原温泉で冬季開催している「竹取物語」というライトアップを見にいってきました。
ここからだと妙雲寺参道が一番近い。とはいえ2kmほどあるというので車で移動。

ただチラシはあちこちでよく見るものの、案内は不親切(--;)
付近や曲がり角などに一切看板や案内図がないので、地元じゃない人は会場探すのに不安になる。

ここも通りの見えにくい路地といったところなので、間違えて最初は真っ暗な境内をうろついちゃったよ!(不審者。。。)

公式HPにはのってなかったけど、湯っ歩の里も一緒にみれると宿の人が教えてくれた。
問題は場所がよくわからなかったw
妙雲寺付近からは見えないが、途中渡った橋からなにかイルミネーションが見えたので多分それだろうと。

湯っ歩の里自体は見つけたが、入り口駐車場からイルミネーションはじまるところまでが真っ暗(@@)夜間ほんとうに敷地内入って良いのかとまどう。。。
連休中だったので、塩原温泉付近の宿泊者は多かったはずなのに(宿も結構埋まってたし)どちらも全然人いない。
せっかくこれだけ電飾も使って準備した一大イベントのはずなのだが、やはりその後の誘導がうまくいってないのがちょっと惜しいね。

同じ栃木でも湯西川温泉のかまくら祭は整備が行き届いていたなぁとつい思ってしまう。

朝ごはんは和風。

お宿自体はこの値段帯では風呂もよく、湯量豊富で、料理もおいしく、世話好き話好きのおばちゃまもいてお値打ちだと思います!

https://shiobara-yamanami.info/
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