冬の那須どうぶつ王国

03 関東国内栃木県

昔はわんにゃんふれあい広場にポニーの引き馬がある程度の認識だったが(開園当時は確かそんな感じだったはず)それから20年ほどの間にいつのまにかどんどん成長してかなり特色あるテーマパークへと変貌していた!

今でも猛獣やサファリパーク的な大型動物などはいないいたって地味な顔ぶれなのではあるが、、、ただの遠くから見学する動物園ではないのだ。

那須どうぶつ王国
驚きと感動を提供する那須どうぶつ王国では、動物たちによるショーやパフォーマンスを毎日開催、動物本来の能力や知能の高さを間...

ただし冬季のこの時期、広大な敷地の2/3ぐらいのエリアは閉鎖されている。
そのため見られるエリアも、展示動物も、目玉となるショーもかなり制限されてしまうのだが、それゆえにガラ空きなのではないか?と狙っていったのだ。(入園料も半額になるし)

読み違えたのは、その期間マウントジーンズの臨時駐車場として使われていたこと。
門の直前で大渋滞にはまり、歩いていける目の前なのに駐車場に入れず長時間無駄に待った(--;)

まずは一番手前にある「ビントロングハウス」へ。
ビントロングという名前はあまりなじみがないのだけれど、ジャコウネコ科の真っ黒ボサボサの生き物。
ジャコウネコって名前に踊らされ猫の近縁と思いがちだが、ハクビシンやマングースに近い生物なんだよね。表情はなんか犬っぽい。

真っ黒でごわごわしてそうな毛並みにぴょこっと突き出した耳がポイント。
そしてとっても仲良しさん♪
ふっさふさに長い尻尾は、オマキザルなどのように木に巻き付けたりぶら下がったりすることができる。
展示場内には丸太や立てかけた樹木などがあり、くるっと巻きつけてるとこも見れたりします。

 

次に立ち寄ったお隣の「ワンニャンリビング」は小型犬とにゃんこがいっぱいのドッグ、キャットカフェ的なところ。
こたつネココーナーやネコ鍋コーナーはやはり人気で、すでにカメラ女子たちに占拠されていたので(笑)後でまた来てみようと。
なにしろカピバラの門が間もなく開いてしまうところだったのでそちらを優先して。

 

「カピバラの森」にはたくさんのカピバラさんたちとともに、マーラがいます。見かけは違うが、同じテンジクネズミ科。

カピバラ好きなみなさま~~~!カピバラをなでなでもふもふしほうだいですよ~~~~♡
なでるとお湯の中でひっくり返ってお腹だして甘える子もいたりして

ふわあぁぁ~~ごくらくごくらく

カピバラ放し飼いの柵の中に入ってカピバラさんたちと楽しく触れ合えます(゚∀三゚三∀゚) ウホー!

まあ~~至近距離から眺めてるだけでもかなり幸せな気分になれます。一緒にうとうとしたい。。。

たまに風呂の中からわざわざわ首伸ばしてカメラのレンズに接近

みんな温泉大好き!カピバラ電車がどんどん連結

満員御礼。
湯桶からあふれ出すこぼれ湯を、寄りかかって打たせ湯のごとく浴びる位置がお気に入りの子も。

カピバラの楽園に入れる時間は決まってるようで、2017年12月4日(月)~3月11日(日)の基本土日祝限定らしい。時間は10時30分~12時、14時~15時30分となっていました。
天候や営業事情などもあるようなので詳しくは公式のお知らせをチェック。

幸せそうな入湯風景を動画でちょこっと紹介。(iPhone撮影)

「レッサーハウス」と「保全の森」ゾーンは同じ建物内にあります。
レッサーパンダゾーンはガラスのない屋内展示施設です。
健康チェックのために飼育員さんにハイタッチする様子がかわいい。

 

「保全の森」は日本固有種のライチョウやヤマネコ保護を目的とした施設で、さすがに特別天然記念物のライチョウやイリオモテヤマネコ、絶滅のおそれのあるツシマヤマネコはいませんでしたが、近縁種のヤマネコやライチョウなどがいました。

マヌルネコがなんともいえない気品を全身から醸し出していて、すごいかっこいい。
もふもふしたいけど、しちゃいけない気もするw

 

屋内、屋外施設併設の「ペンギンビレッジ」ゾーンは文字通りの3種のペンギンの他、パフィンや他の水棲生物のゾーンです。

入り口すぐ近くにミナミアメリカオットセイの赤ちゃんがいて、ちっさくてめっちゃかわいい!

なにこの体にあわないでかくて真っ黒で純真無垢な瞳は!アンバランスさが絶妙です。

お外のプールにいたゴマフアザラシ。つるんつるんの頭を水面からひょこっと出すのがキュート。

ちょうど餌の時間で、飼育員さんがいろいろな芸を見せてくれました。
結構アザラシはぶきっちょさんでうまくできないものもまだあるけど、「チュ♡」はお上手

 

そして「ペンギンビレッジ」の通りいろいろな種類のペンギンさんたちもいますよー。
暑さに弱いジェンツーペンギンは屋内にて。
目の上にシュビっと入るラインがクールです。胸にラインははいりません。

フンボルトペンギンは口の付け根がピンクで胸に1ライン。南米なので比較的暖かい地域産だが、那須は寒くはないのかな?

ちょうど抜け替わる時期は、半そでシャツと覆面マスク状態ですね

ケープペンギンも熱帯性のうえ1ラインの胸にちょびごま柄なのでフンボルトと区別つけにくいんだけど、目の上がピンクのシャドウでくちばしは真っ黒です。

雛だと見分けがつかなく、、、と思ったら写真見比べると親よりはっきりわかる!
フンボルトは髪の毛みたく、顔が白くて頭から背にかけて黒流れ。ケープは顔まで真っ黒でのど元だけ白くなるんだぁ。

 

そして、ペンギンの奥にいたのは最近気になり度が上昇中のアメリカビーバーさん。
もっふもふで口開けてることが多いんだけど、脚にはすごい水かきがあります。

短すぎる手で必死に何かをつかんでる姿がたまらなくキュート。動物って正面からみるとおまぬけ顔が多いよね。

「ビーバー隊長っ!」「出番ですか?」

だいたい動物園では寝てるとこしか見たことなかったが、ここではものすごく活発に動き回っていました!
しぐさがあまりにかわいかったのでついアテレコしました。。。

 

アルパカは通常期ファームのほうにいるらしいが、冬季立ち入りできないため王国タウンの方へ出張。
写真を一緒に撮ったり餌をあげたりできます。

 

「ふれあいうさぎ王国」はウサギとモルモットと触れ合える小さな小屋。もっふもふやねん。

 

なかなか見ごたえあったのが「熱帯の森」。熱帯動物たちが放し飼いにされた温室屋内施設です。
中央に川の流れる島があって、自由に小動物や鳥たちがかけまわっています。

まず入ってすぐ目についたのが、彫像のように立ち尽くすクロエリセイタカシギ。フラミンゴみたく片足立ちです。

掌に乗るほどちっちゃくて、耳毛ぽわぽわなコモンマーモセット

自然の中にいるような環境がリラックスした姿を見せてくれる

ここで一番びっくりしたのがフタユビナマケモノ

1日のうち起きているのが数時間。
と、いうのもエネルギーを蓄えられない体で筋肉も弱い、動かないのではなく「動けない」動物という定義であったが。。。

いや結構動き回ってますよ?そこそこ活発に尻ポリポリしてたり、めっちゃ往復しえますやん。
野生の状態と食べてる餌が違うのだろうか?何かこうエネルギーサポート系飲料とか。。

全然怠けないナマケモノの姿を動画でぜひ

 

ミナミコアリクイも結構好きなんだけど、この日はお休みでした。

犬ぞりがあるというので時間まで楽しみにしていたんですが。。。
ああこりゃ重そうな大人は乗ってはいけないシロモノだとww
実は後ろで押してる係りの方が大変なことになりそうだ(^^;)

 

上記以外の動物たちの動画はまとめました。

コツメカワウソやコケまくるミーアキャットもかわいかったな。

今度は王国ファームも開いてる時に、カピバラの湯でカピバラの隣で温泉浸かりたいな。
今年の3月にはさらに新しいゾーンがオープンするようだしまた来よう!

2日間にわたるカピバラ祭りのおかげでテンションあがって、巨大カピバラさん(全長84cm)を一匹お持ち帰り。
もっふもふの手触りに大人がギュっとハグするのにちょうどよいボリューム感と柔らかさ。
ソファに置いて抱き枕にも、お昼寝枕にも、テーブルかわりにもなりますw

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