3連休ということに気づくのが遅く、また直前に予約したこともあり、選択肢は多くはなかったと思う。
浄土平に行く予定のため、その周辺でできるだけこじんまりした客室数の少ないところという所で小滝温泉をチョイス。(全部で13室かな)
福島にも数多くの温泉地があるが、奥土湯温泉は東北道の福島I.C.から12kmちょいの内陸部にある。
とはいえ、温泉地への入り口からは狭く急な坂道が続き四万温泉あたりと似ている。
土湯温泉は、宮城県の鳴子、遠刈田と並ぶ「三大こけし発祥の地」と言われます。
橋、温泉街の入り口、各旅館中などいろいろなところにこけしの姿が見られます。
玄関から弐番館へ向かう廊下にラウンジが設けてあり、普段はお茶、朝はコーヒーがいただけます。
そしてなぜかこの旅館は各所にステンドグラスの照明が多い。。。
ちょっと変わっているのは、1階層に二部屋ずつのタワー型客室になってたこと。
廊下がなくエレベーターが開いたらすぐ目の前にドアが二つ並んでいるという。
部屋は12帖の一般的な和室。
部屋に入ると茶香炉が焚いてあって、お部屋がとても良い匂い♡
浴衣、大小タオル、足袋靴下、歯ブラシつき。
部屋のトイレ兼洗面所に、化粧水、乳液、ヘアトニックなどとドライヤーがあった。
クローゼットの中に、髭剃り、シャワーキャップ、クシなどもありました。
今回奮発して露天風呂付き客室というのにしたのだが、ワンルームのベランダに信楽焼の風呂がポコんと置いてある感じ(笑)
とりあえずは1回の内湯の方に行ってみた。
良くも悪くも昔ながらのthe温泉旅館といったところ。
木枠に石造りの浴槽は、端の方に座ろうとしたらジェットバス仕様になっていた。
ガラスを挟んで露天風呂もあり。
衝立で男女仕切られてるので話し声がよく反響して聞こえる。
大きな縁側が印象的だ。
女性風呂の方はすぐ脇に流れている川のなだらかな滝も見える。
風呂周りのアメニティはまあ必要最低限なので、気になる人はシャンプー、コンディショナー、メイク落とし、洗顔料など持っていくと良いと思う。
体や頭を洗うにはやはり大浴場の方がよいが、やはりすぐ近くで隣の話し声が響くところに一人入ってるとなんだか落ち着かないので、その後は部屋付きの風呂のほうで過ごしました。
泉質は単純泉。
内湯の屋内と屋上貸切のみ循環してるようだが、内湯露天や客室つきの露天風呂は源泉かけ流し。
源泉の温度自体は高いようだが、全体的に気温が下がってきた外気の影響か湯温はちょうど良かった。
やはり部屋で服を脱いですぐに源泉かけ流しの風呂に直行できる贅沢(∩˘ω˘∩ )♡
見下ろせば、宿の脇を流れる清流が望めます。
食事は最初から全部は食べきれないだろうと予想はしてました。
囲炉裏料理風で、最初に殆どの料理が並べられてるので目測しやすい。
土鍋の野菜と豚肉の蒸し物がどう見てもボリューム感ありすぎだったので、余力にまわす( ̄▽ ̄;)
これだけでも手一杯のところへさらに出てきたローストビーフが一番おいしかった!が、うっかり写真撮らずに食べちゃった。
その後のご飯と汁物は完全ギブなので赤だしナメコと三つ葉の汁だけいただいた。
最後にデザートで〆!
翌朝も部屋の露店でひと風呂浴びてから朝食に行く。
あ、ここは部屋出しではなくて夕食も朝食も1Fの奥にあるお部屋に部屋ごとにセットされてるので食べにいきます。
夜はその間にお布団を敷いておいてくれる仕組み。朝はチェックアウトまでそのままなので戻ってごろんあり。
お手製の豆腐がおいしかった。
宿のすぐ前には足湯もあります。
この桶型の方は立ったまま入るのだろうか。。。。。
足湯の裏から川岸に降りられる小道もあり、緑ゆたかな川べりでリフレッシュもできます。
今回利用しなかったけど、実は弐番館屋上には2つの貸切展望風呂もあるのです。
が、別料金なので夜は天気悪かったし、部屋付きで十分満足したので。。。。
やはり移動する距離が短いほうが一番良い(笑)