秋田:男鹿半島の旅 1-なまはげ浪漫

東北に来てからいろいろな場所へ行ったけど、ほとんど訪れてなかったのが秋田。
観光地や温泉等が高速道路や駅から離れた場所にあるのが多いせいもあり、訪れるのに微妙に不便なのだ。

しかし、宮城のマリンピア、福島のアクアマリン、青森の浅虫水族館、山形の加茂水族館と訪れて、東北主要水族館を制覇したくなり、秋田のGAOも是非行ってみたい!と。

なんとなく日本の各地端っこに位置する土地もすきなせいもあって(それだけで稚内や知床も行ったしw)、男鹿半島自体も興味ありましたし。。
そして、男鹿半島といえば。。。

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そう、「なまはげ」ですよ。日本の伝統文化わっしょい!!
昭和男鹿半島ICを出た、男鹿半島の入り口付近に位置する「男鹿総合観光案内所」で、まずはどどーんと巨大ななまはげ像がお出迎え。週末には、なまはげに扮した動きまわるなまはげも居るかも。。(土曜日にはいました。)

1日目は途中で工事渋滞につかまったこともあり、時間もおそくなってまっすぐ宿へ向かった。
温泉につかって一息ついたところで、入道崎の日没が美しいことで、半島の先端まで行ってみた。

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ここは北緯40度に位置するそうで、モニュメントが建っていて、灯台もそびえています。
ちょっとまだ早い時間だったので、なかなか日が沈まずしばらくうろうろしてました。

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広がる海原に反射する光の道が美しい。このまま海に沈んでいくとこを見られるかと思ったら、実はこの下に分厚い雲の層が広がっていて、最後は雲の影に隠れておしまい(^^;)ちょっと寂しかった。。。

翌日は朝からまず男鹿水族館(GAO)に行ったのだが、その記事はまた別に。

午後までゆっくり堪能した後に、男鹿半島をぐるりとまわりながら観光へ出発。
男鹿半島は西側の海岸線が入り組んでいて、洞窟や奇岩が名所ということだったので、観光船で楽しもうと思ったら、この日は水族館周辺の湾内しか運行してないということだったので断念。

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海岸沿いの道路を走っていったのだが、やはり道路からではあまり見えず(ーー;)
途中で999段の石段伝説がある、赤神神社「五社堂」に立ち寄る。
整然とした階段ではなく、無造作に自然の石を積んであるので、どこで一段と数えるのかよくわからない。。。

たいした距離ではないと思ったのだが、この猛暑の中で足場の悪い山道は結構辛い。登れども先が見えず続く石段。ひ〜〜は〜〜

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頂上近くには「姿見の井戸」というのがあり、覗きこんだ時に水面に自分の影がはっきりと映らない場合は死期が近いという恐ろしい伝説が!
最初枯れ井戸かと思うほど水面が下でちょっとびびりましたが、幸いにもくっきり姿は写りました。まだ長生きしそうだ。

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昔話で聞いたことがある気がするんですが、昔5匹の鬼が村で暴れまくるのに困り、村人たちが「一晩で千の石段を積み上げられたら娘を差し出そう」という約束(一種の賭け)をし、999段まで積み上げられてしまったところで、1番鶏の鳴きマネをして夜明けを装って追い払ったという伝説があります。。。。まあ騙したわけですな(ーー;)

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建築物は、国指定重要文化財。

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その時、悔し紛れに鬼が手近の杉の巨木を引っこ抜いて逆さに突き刺したという「逆さ杉」の伝説もあり、現在は枯れてしまったこの杉が、社殿の脇の建物に安置されてました。横たえてあるので逆さなのかどうかはわかりにくかった。。

ちなみにこちらには、円空の彫った菩薩像も祀られているそうですが、年一回の時期を除いて非公開。
ここからちょっと下った海沿いの門前にも巨大な、なまはげ像が、、、、うおぉぉ〜〜〜!

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そしてゴジラ岩があるという潮瀬崎へ。
深い紺碧の海が美しい。この付近では海水浴や磯遊び、シュノーケリングを楽しむ人々がいました。

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これがゴジラ岩。。らしい。夕焼けが美しい時には火を吹いているようにも見えるそうな。

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岩の上では鳶が羽を休めていました。

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男鹿駅の踏切を横切る時に、ちょうど列車が停まっているのを目撃。こういうローカル線での旅もいいよね。

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ぐるりと半周したところで、宿の方面へ向かいつつまだ間に合いそうだったので「なまはげ館」へ

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ここではパネル展示や、なまはげの各地の面、実際のなまはげの模様の映像などでなまはげ行事について学習できます。
館内にもあちこちになまはげたちの像が。。。

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見るだけではなく、なまはげ変身コーナーもあります(笑)こういうのはすぐやっちゃう。
着付けからポーズ指導、写真撮影(持参のカメラで)まで全部無料でやってくれるのがありがたい。

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奥には実際になまはげ行事で使われた各地のお面が一堂に並ぶ「なまはげ勢揃い」コーナーがあって、なかなかの迫力です。
地域による違いが結構あるのが見比べて面白い。

ただし、こちらのコーナーはHP掲載等は不可で、個人用の写真のみということだったので、お約束で掲載はしません。
すぐ隣には「男鹿 真山伝承館」という藁葺の古い民家風の建物があります。(共通券あり)
こちらでは、なまはげ行事が「体験」できます。古い伝統としきたりにのっとった、作法もちゃんとあるそうです。

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地域によって違いがあるようですが、こちらの真山地区では「なまはげは神のつかい」ということで、ツノがないのも特徴。
まずは「先立」の役の人が家の主人に挨拶に来て、なまはげが入ってもいいか確認に来ます。

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承諾をもらったら、荒々しくなまはげ乱入!まずは入り口で7回しこを踏みます。

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その後、屋内に入ってきてひとしきり暴れまわった後、用意されたお膳の前で5回しこを踏んで座につきます。
その後主人にごちそうと酒を振舞われながら、問答をかわします。

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なまけものがいないか、隠れているのはいないか、子供はちゃんと親の言うことを聞いて勉強もしてるか、嫁はしっかり働いてるか(アイタタタタ、、、)などなど。

閻魔帳のような「なまはげ台帳」も所持していて、ここにはカクカクシカジカと書いてあるが相違ないか?と問いただし、主人は必死に家人をかばう。
ひとしきり問答がかわされてなまはげが納得すると、なまはげが来年の豊作を約束し、その場で3回しこを踏む(これで七五三。奇数は縁起の良い数とされる)

その後、またひとしきり家中を練り歩き、来年また来ると言い残してなまはげたちは去っていく。

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本来その時期(現在は大晦日)にその場にいないと見られないものが秋田弁と共に体験できるので、生きた学習として最適。
最終日は入道崎で海底透視船に乗って帰ろうと思い、再び入道崎へ行ったのですが。。。

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。。。。。本日欠航? うわあぁぁぁん。ちょっと風が強めだったせいか、週末なのに走ってない(;;)
かなりしょぼごんとして、ぷーぷー言いながらICへ向かったのですが、IC近くの道の駅「天王グリーンランド」に立ち寄った。

道の駅なんだけどそこは、展望台あり、温泉あり、広い公園あり、博物館やギャラリー、屋外展示物もありのスーパー道の駅だった!
展望台からの眺め。眼下に見える池や建物も敷地内。森の向こうには海も見える。

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違う方へ目を転じてみれば、広がる稲穂と男鹿半島。

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2階には八郎潟の漁業の展示室があり、外には東湖八坂神社の歴史や日本神話の博物館「伝承館」もある。

からくり人形が動くのかな〜とわくわくして始まるのをまってたが、何故かその人形たちの映像が背後にひたすら流れて終わったのは、人形たちがすでに故障して動かないからなのか?(^^;)
でも、おまつりの様子を再現した人形たちのジオラマは活気が感じられて良かった。

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奥の方には「歴史の広場」という屋外展示施設があって、縄文時代の竪穴式住居や櫓や高床式倉庫など、昇ったり覗いたり、入ったりして楽しむことが出来た。

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結構みどころあるぞ、男鹿半島!、、てなわけで、日にちは前後するけどまだ続きます。

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