今回は2泊3日の旅行ということで、宿は格安のホテル ニュー紅葉へ宿泊しました。
2日目に白根山の方へ散策にでかけたので、到着日の午後と2日目の午後に温泉街をぶらぶら散策しながら温泉につかってきました。
まずはホテルのすぐ裏手にある「西の河原公園」へ。
この公園の入り口には片岡鶴太郎美術館がたっています。
公園内には温泉の川や温泉溜まりがいくつもあって、それぞれに名前がついています。「賽の河原」を意識してか、あちこちに石の積み上げた様子が見られます。
大露天の少し前にある階段をあがると、草津ビジターセンターがひっそりと建っています。
内部は草津近辺の高山植物のパネル紹介やら棲息する動物たちや野鳥などの剥製が展示されており、足を伸ばして登山する時の知識になります。
さらに一番奥まですすむと有名な「西の河原大露天風呂」。有料ですが、ホテルや案内所などあちこちに割引券もあります。
敷地内は撮影禁止です。男女別に非常に大きな池のような露天風呂が広がっています。
源泉がわいているので湯量豊富。元はそこそこ熱いらしいのですが、滝のように高いところから落として冷ましてあるので、結構ぬるめでゆっくり入れる。
緑青がかった透明なお湯です。
山に囲まれた大自然の中の露天風呂というシチュエーションは気持ちがいい。
洗い場といえるほどの場所は無く、本当にかけ湯してつかるだけといった感じなので、先にどこかで内湯で洗ってから来た方がいいかもしれない。
ひと風呂浴びてすっきりしたら、みやげものやを冷やかしながら公衆浴場の位置をチェックしながら湯畑近辺まで。
これぞ草津!!(笑)
翌日山から帰ってきて、風呂巡りするのに浴衣で運動靴はなんかいやだなあと(宿に下駄などはなかったので)、途中のみやげもの屋で一番安かった「わらじ」を購入。400円なり。
やっぱり素足にわらじは気持ちいいね〜〜〜♪ゲタよりも足になじんで歩きやすい。
妙な日焼け跡でなんか見苦しいのはご容赦を(ーー;)
ここからは地元住民の生活の一部となっている無料の公共浴場へ。
湯量豊富な草津ならではの、無料で入れる温泉がたくさんあるのは非常に嬉しいことですが、元々は観光用施設ではなく、地元の方々が大事に守って管理してくださっているところを開放していただいています。
なので、「おすそわけしていただいている」という感謝の気持ちを持って、お互い気持ちよく使えるようにマナーを守って利用させていただきましょう。
基本的にシャワーはなく、タオルや石けんシャンプーなどもありません。近辺に宿泊してるならば、体や頭は宿の内湯で洗ってきて、公共浴場ではつかるだけの状態にしておいた方がいいかもしれません。(入浴前にも各所でかけ湯で体は必ず洗い流しましょう!)
まずは湯畑をはさんでホテルと逆方向にある「地蔵の湯」へ。
近年立て直された模様で、ちょっと位置が変わって木の色も新しい。
ここは「千代の湯」と同じで「時間湯」という独特の温泉療養の入浴法があるのですが、これは時間が決まっていて事前に申し込みをして、立ち会いの元におこなわれるものです。
時間湯専用の場所の向かいに午前8時〜午後10時の間、観光客も利用できる普通の内湯があります。
結構熱めなのですが、水をどばどばいれたりせず(それもマナー違反ですから)ゆっくりとかけ湯して徐々に温度になれていって入るといいでしょう。緑青がかった透明なお湯。
ここは「地蔵」という源泉がわいていて、目の前に格子で囲まれた小さな湯畑もあります。目洗い地蔵の祠もあるのでお参りもして。
建物前にはきれいな足湯もあるので、そこでくつろいでいる人々も多いですね。
地蔵の湯を後にして、次は湯畑目の前にある「白旗の湯」へ。
ここはいつも混んでいる印象があるのですが、時間が中途半端だったせいか数人しか入っていなくてラッキー。
湯畑の目の前にあるのに源泉は「湯畑」のものではなくて「白旗」という独自源泉。
やはり緑青がかった透明なお湯なんですが、地蔵の湯よりもさらに熱い。
大小2つの浴槽があるのですが、小さいほうは足を入れたとたんにしびれるほどさらに熱くて、なんどもかけ湯して、隣の浴槽でも慣らしたのだけど、どうしてもつかることができなかった(笑)
湯冷ましでまた、街の中を散策して歩き、最後に宿近くの「翁の湯」へ。
「最後は宿に近いとこがいいからね〜」と、何度かその前を通っていてなんかすぐ近くの印象があったのですが、以外と坂道の上の方にあった(ーー;)
繁華街からはずれてるせいか、静かで空いていました。
ほとんどの公共浴場は風呂と脱衣場が一緒になっているのですが、ここはドアで仕切られています。
コンクリート打ちの浴槽と洗い場ですが、清潔感があって結構浴槽も広い。洗い場も確保されている近代的なところですね。
そこそこの熱さはあるはずなんですが、白旗の湯の後に来たせいか、ぬるめに感じられる(笑)
とはいえずーっと長く入っていられるほどぬるくはありません。
ここの源泉は「湯畑」のもの。
草津の共同浴場はどこも贅沢な源泉掛け流しのせいもあって、ほとんど結構高温です。
休み休みでないと長湯はできないのですが、やはりはしごすると結構疲れますね(^^;)
その後宿の風呂も何度もまた入ることになるわけですが。。。
草津は何度か来ているのですが、以前入ったところや通りがかってみつけたところなど、位置がつかめるようにまとめておいたのですが。。利用してた地図サービスが終了してデータ消えたっ!(爆)
今回は公共浴場中心に見てまわりましたが、旅館やホテルなどのお風呂も有料で入れるところがたくさんあります。(時間に注意)
また、老舗旅館で形成された「和風村」というグループもあり、対象旅館に宿泊すると「湯めぐり手形」を発行してもらって、記念スタンプを集める内湯巡りを楽しむこともできます。(有料)
とにかく一度ではとてもまわりきれないたくさんの温泉がある草津は、まさに温泉天国ですな!