5/29に公開される映画「ラスト・ブラッド」の試写会のチケットが当たったので見てきました。
主演は韓国女優のチョン・ジヒョンで女子高生のサヤ役。対抗するオニの頭として小雪。
サヤを理解しようとする友人としてアリソン・ミラー。サヤの育ての親として倉田保昭。
で、この試写会はただの上映だけではなく「来日ワールドプレミア」として舞台挨拶があったのだ!
上記のチョン・ジヒョン、小雪、倉田保昭、原作アニメを制作したProduction I.Gの石川光久社長が登壇。
幕が開くと中央にどでかい赤い風船が。
忍者装束の人々が派手なアクションで飛び回る中を、おそらくチョン・ジヒョンの代役であろうか、セーラー服を着た男にしかみえないサヤ役が、もろワイヤーロープにつられて飛び回り、忍者をばったばった切り倒す見せ物からはじまった(笑)
その後出演者がしずしずと登場してインタビューに答えたり、取材陣に向かいあっちこっちに向きをかえつつ写真撮影。
小雪さんの顔がとっても小さかった!。彼女は非常に落ち着いた雰囲気で、一言一言考えてかみしめるようにゆっくりと話す。
対してチョン・ジヒョンさんはしゃべるしゃべるw。一言聞かれると延々とX100くらいの勢いで、韓国語でしゃべり続けます。しゃべりながら笑うのですが、韓国語がわからないため笑っているポイントがまったくわからず(ーー;)あれは通訳さんがしゃべったこと書き留めるのに大変そうだったな。。。
で、その後上映となったわけですが。。。
チョン・ジヒョンさんが、実物をみると陽気なお姉様なんですが、映画の中だと日本人の女子高生にみえてしまうから不思議不思議。
ただ、情景や舞台となる街角が、なんというか、いかにも海外で作った和風ものといったうさんくささがあるのは否めない。そういうの好きなんですけどね(笑)
アクションシーンも妙に現実離れしていてリアル感はないんだけど、純粋にエンターテイメントとして楽しめる。
題名通りにやたら「血」はでてくる。びしゃっとある意味スプラッタ的ではあるが、現実味が少ないせいか、そんなに生臭さは感じない。
いうなればとてもマンガチックで、北斗の拳とかそういうのをみてる感じ?
オニと人間との闇の戦い、「カトウ」などとなんとなく「帝都物語」を思わせる設定ですな。
オニを統括する「オニゲン(鬼の元?)」役が小雪さんで、笑みも妖艶、着物もどきが風で吹き飛ばされるような表現等はビジュアル的に美しい。
けど、なぜそれが「ラスト・サムライ」と表現されているのかは激しく謎(笑)どうみてもサムライじゃあねーだろーーー!!(強いて言えば雪女?)
そもそも「オニ=忍者」というのもなんだかなあ(ーー;)
B級映画的に楽しめるつっこみどころは満載です。
そもそも妙にマンガチックなのは、「BLOOD THE LAST VAMPIRE」というアニメーションをベースにした実写版だからっぽいです。
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ちなみに、昨日はすぐ脇の代々木公園内で、おやじたちに大人気のドラマ「ROOKIES」のイベントもあり、こちらはさらにものすごい人が集まってました(^^;)。NHK前でもライブイベントがおこなわれていて、昨日の代々木公園周辺はやたら熱気があふれてましたな。