Amazonプライムで、いかにも私の興味をそそる題名のものがあったのでついみてしまった。
内容的にかなり昔の映画かと思ったら2008年作品だった。
「妖怪百物語」みたいなのではなく、世にも奇妙な物語みたいな現代社会でもしもそんな状況だったら?というオムニバス。
覚
七人ミサキ
1人を取り殺すと七人ミサキの内の霊の1人が成仏し、替わって取り殺された者が七人ミサキの内の1人となる。そのために七人ミサキの人数は常に7人組で、増減することはないという
出典: 「七人みさき」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年10月1日 (火) 11:12
これは知らない話だったが四国地方に伝わる亡霊集団の話らしい。妖怪というか幽霊。
自殺願望のある人たちがネットで仲間を募集して、集団自殺を図る。。。
面霊気
濡女
山地乳
天狗
滑瓢(ぬらりひょん)
一般に、瓢箪鯰(ひょうたんなまず)のように掴まえ所が無い化物[1]であるとされる。江戸時代に描かれた妖怪絵巻などに、その姿が多く確認できるが詳細は不明である。
出典: 「ぬらりひょん」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年1月2日 (水) 18:12
昭和・平成以降の妖怪関連の文献や児童向けの妖怪図鑑で「ぬらりひょん」は、家の者が忙しくしている夕方時などにどこからともなく家に入り、茶や煙草を飲んだり自分の家のようにふるまう。家の者が目撃しても「この人はこの家の主だ」と思ってしまうため、追い出すことはできない、またはその存在に気づかないと解説されている。また「妖怪の総大将」であると解説されることも多い。
出典: 「ぬらりひょん」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年1月2日 (水) 18:12
個人的にかなり好きな妖怪。特に害もないし愛嬌があるやん
でもこれを実写化したら、かなりやばいエロ親父だった(笑)
一人暮らしの女の子の部屋に上がり込み、お茶を飲みくつろいでいる見知らぬ爺さん(笑)
佐脇嵩之『百怪図巻』より「ぬらりひょん」 [Public domain]
河童
体格は子供のようで、全身は緑色または赤色。頭頂部に皿があることが多い。皿は円形の平滑な無毛部で、いつも水で濡れており、皿が乾いたり割れたりすると力を失う、または死ぬとされる。口は短い嘴で、背中には亀のような甲羅が、手足には水掻きがあるとする場合が多く、肛門が3つあるとも言われる。体臭は生臭く、姿は猿やカワウソのようと表現されることもある。
出典: 「河童」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年11月12日 (火) 08:47
これも各地に伝説が残る超がつくほど有名な妖怪ですな。
ある温泉で、入浴中に女性がお尻を撫でられる事件が頻発し、変質者の仕業として警察の捜査が入った。。。(そうきたか!)
でもって河童のリアル映像キターヾ(°∀° )/ー!
妖怪画で知られる鳥山石燕による河童 [Public domain]
赤マント
夕方の学校で、少年がトイレで用を済ませ、拭こうとすると紙が無かった。するとどこからともなくこんな声が聞こえてきた。
出典: 「赤い紙、青い紙」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年12月5日 (木) 10:16
「赤い紙が欲しいか? 青い紙が欲しいか?」少年が「赤い紙」と答えた。
その瞬間、身体中から血が噴き出し、少年は死んでしまった。
小学校の頃に流行った都市伝説ですな。もともと↑の記述のように「紙」であった話が変化していったものらしい。
現代っ子の女子高生がある日1人でその声を聞いてしまう。
友達に相談したところ、面白半分にそのトイレに検証に行くが。。。
座敷童子
座敷または蔵に住む神と言われ[1]、家人に悪戯を働く、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がある。
出典: 「座敷童子」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2018年11月27日 (火) 03:08
古い伊豆の旅館に泊まりに行った家族。その夜息子が見た。。。
体験談を語るインタビューがいくつか収録されている。
岩手の金田一温泉に有名な宿があるのは知っていたが、焼失して再建後もいるらしい。目撃談も多いですな。
しかし、一話一話が異様に短いですっ( ゚д゚)
どちらかと言うと都市伝説の検証と再現VTRといったところでしょうか。
妖怪?というものもあるし、選択肢も渋めですな。
コンセプトは面白いと思ったのだけど、噂話くらいの軽い内容と、特殊メイクやCG処理などが甘く(せめてカラコン入れるとか、、、)昔のお昼のワイドショーでやってた「あなたの知らない世界」っぽい。
妖怪解説のナレーション、伝説の残る現地取材や専門家のインタビューなどが挟まれているのは面白いんだけどね。
なんとなく素人の部活や映研などで自主制作した超短編映像集といった印象でした。