幸せそうに連れ立って街を歩く父と母と子供が、突然銃を持った見知らぬ男に目の前で父母が撃たれる衝撃的な映像から始まる。
この時の子供がバットマンことブルース・ウェインでトラウマのようになっているわけですな。
そして、、宇宙戦争?!あの場面そっくりに、足の長いタコ型の機械に街が破壊されていく。そのなかを飛んでいく、、スーパーマン??
実はこれはザック・スナイダー監督のスーパーマンの誕生を描いた映画「マン・オブ・スティール」でのゾッド将軍との戦いのシーンと繋がっているので、知らないと「ん?なんじゃこりゃ」となる。
見たはずだがすっかり忘れていたよ。。。
インド洋でクリプトライトが発見され、アフリカのテロを取材する男女の記者。
実はカメラマンはCIAのスパイで、発信機をつけていたのを発見されて射殺されてしまう。
何も知らなかった女性記者も危うし!!そこへ飛んできたのは人間離れしたスーパーマン。
と、その辺は助けに来たなくらいだったのだが、後々何故かスーパーマンがその村で虐殺したような噂に代わっている?
何故かスーパーマンがやった証拠もないことが、悪事としていろいろでてくる謎。
基本的にはスーパーマン寄りの話になっているので、バットマンのゴッサムシティでの活躍とは異なり、エイリアンチックなSF色が強くなっている。
バットマンの作品の一つと思ってみると別物。
しかしどうにも収まりが悪く、パッと見で誰がどの役なのか最初覚えられなかった。何故ならば、バットマン、執事、スーパーマンなどそれぞれ馴染みのある俳優ではなく変わっているからだ(笑)
だからこの人なんだったっけ?となってしまうのだな。
映画のバットマン役だけでもマイケル・キートン、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニーなど過去何人も抜擢されている。
最近見たせいでクリスチャン・ベールの印象が強いのだが。。。
スーパーマンもどんどん代替わりしているが、私の年代でスーパーマンといえば、前髪くるんのクリストファー・リーヴなんだよなあ。
しかも、バットマンとスーパーマン、どちらもやりすぎで自己顕示欲が強く、正義のヒーローのイメージと合わないのだ、
そして、今回のイカれたやつは、大企業LEXコーポのルーサー。またもや幼少期のトラウマからねじ曲がってしまい、正義を屈服させることに喜びを感じ、一般人の命を巻き込み自分勝手な論理で動く。
、、、お決まりの流れは水戸黄門だね!
しかし、それ以上に今回はバットマンがどう見ても悪いやつにしか見えない( ̄▽ ̄;)ダークヒーローと言うより、憎しみで心までダークサイドに落ちちゃったみたいな。
しまいにゃトロルみたいなのまで出てくるし、もはやなんだかわからん怪獣怪人大集合~♬
ここからさらにナンジャそりゃ?の連続で、もはやなんかのオマージュというかパロディ映画?(((*´艸`))・゚プププ…
アクションシーンやSFXは派手なんだけど、ストーリーや人間性に深みがなくて、やはり三部作の方が面白いな。