アメリカの作家ジョンストン・マッカレー原作の仮面の剣士、怪傑ゾロ。
彼は所謂義賊であった。
この話はその後日譚のような話。
怪傑ゾロ=ドン・ディエゴ(アンソニー・ホプキンス)がカリフォルニア州最後の総督であったラファエル・モンテロに正体を見破られて踏み込まれ、彼自身は牢獄に捕えられ、妻は殺され娘は攫われた。
それから20年後、ディエゴは機を見て脱獄し、カリフォルニアに戻ってきたモンテロに復讐を果たそうとするが、そこでさらわれた娘がモンテロに育てられていることを知り苦悩する。
娘は自分の本当の出自を知らなかったのだ。
一方、アレハンドロ(アントニオ・バンデラス)は怪傑ゾロを英雄視しつつ兄弟でちんけな盗賊をやっていたが、とある村はずれでラファエルの手下である軍人ハリソン・ラブに見つかり兄が殺された。
酒場で偶然出会った共通の敵を持つディエゴとアレハンドロ。
ディエゴは娘のことも考えて直接手を下すことを躊躇していたこともあり、アレハンドロを鍛えて2代目ゾロに仕立て上げることにした。
かくして2人のゾロが生まれたのであった。
荒削りの小悪党だったアレハンドロがドン・ディエゴにみっちりと鍛えられていく様は、まるでベスト・キッド(笑)
はい、ここからは冒険活劇、勧善懲悪のわかりやすいストーリーと、緊迫感のあるアクションとロマンスのエンターテイメント。
気持ちよくストレートに展開して最後はそれぞれの仇敵と一騎打ちだぁ!
とにかくねアンソニー・ホプキンスが渋い!
アントニオ・バンデラスがもじゃもじゃ長髪髭面だと、雰囲気が違って見えて最初誰だか分からなかった。
嫌味なく楽しめる映画ですね。
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