ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンのゴージャス夫婦が売りなんだろな。
堅固なセキュリティに守られた豪邸に暮らす宝石商のやり手営業マンっぽいカイル(ニコラス・ケイジ)と妻サラ(ニコール・キッドマン)と娘エイヴリー(リアナ・リベラト)。
その日、娘は友人達とのパーティーに行きたかったが、多忙の中久しぶりに帰宅した父と家族揃って食事をする予定だった。
両親にパーティーに行きたいと訴えるが一蹴されて、ふてくされ部屋にこもってしまう。
しかし年頃のエイブリーは、こっそりとセキュリティを切って部屋から抜け出してパーティーに出かけてしまった。
そこへ警察のふりをしてやってきたのは、以前からこの家のことを調べ上げていた強盗グループであった。
ほぼこの家の中だけでストーリーは進むのだが、徐々にこのグループが1枚板などではなくて、なんか寄せ集めチックなバラバラの考えで集まっていることが分かってくる。
しかもそれぞれいろいろな事情を抱えており、グダグダに。
いやあ、ほんっとグダグダです。それぞれが好き勝手に動きすぎ。
しかも、途中から目的も見失ってワケワカメなパニックも巻き起こる。
このゴージャス家族の方にも秘密にしていた問題はいろいろあるわけなんですが。
なんで父ちゃん家族の命がかかってるのに、そんなに金庫開けるの渋るんだ?とか、この家維持費だけでも相当かかってるんじゃないのか?とか。
結局明日からどう生きていくのやら(;´д`)トホホ…
まあ、人間関係がごちゃごちゃしていて、その中での葛藤や仲間同士でのいがみあいなどがおもしろい。
その中で揺らぎ始めていた家族の絆も新たに見直されるような感じではあるが、感動のストーリーというほどではない。
それとニコラス・ケイジの役柄が、微妙な感じでいまいち冴えなかった気がする。
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