ターザン:REBORN

Action

まず、ターザンが人間社会に受け入れられて、貴族の跡継ぎになった経緯を見ていないので、それまでの流れが見えていなかったのだが( ̄▽ ̄;)
この映画では、すでにイギリスで文明的な生活を送っているところからはじまるので。

とりあえず第一次世界大戦前にヨーロッパの列強によるアフリカ地域の支配権争奪や植民地や奴隷制などがあり、歴史的、政治的な背景があったのだなと。

すっかり社会に馴染んで普通の生活を送っていたターザンこと グレイストーク卿ジョン・クレイトンが、陰謀により再びアフリカの大地に呼び戻される

金と権力のためならどんな非道も躊躇わず実行し、あるいは目を瞑り、他人の命を踏みにじっても奪い尽くす。
げに恐ろしきは人間の欲望かな。

クリストフ・ヴァルツ演じる悪役がこれまたこずるくて自己中心的で非常に憎たらしいw
いい味だしてますな。

憎しみはさらなる憎しみを、恨みは新たな恨みを生み出し負の連鎖は果てしない。

霧に烟るジャングルや、木漏れ日の溢れる森の中など自然が美しい。
しかし、ほとんどがスタジオ撮影で合成なんだってんだから驚きだね。

動物達はちょっと合成感というか作り物めいた所もあるけれど、概ね美しく描かれている。

そして何よりターザンおよび類人猿たちの木のツルを使ったロープアクションがスピード感溢れて素晴らしい。
これぞターザン!

野生動物の友達たち、、、いいなぁぁ(´д`)ぁぁああ

歴史的事実と重ね合わせつつ、現実的にはどうよというのも置いといて、子供のおとぎ話ではない大人のちょっぴりダークな事情も絡めたターザン。

なかなか楽しかったですよ。

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