どのくらいの長期か分からないくらいの冷凍睡眠から一人の男が目覚めた。
宇宙船の中らしいが、人気は全くなく厚く積もった埃が活動するもののなかった年月を表しているようだ。
やがてもう1人が同じく目覚めるが、冷凍睡眠の影響か2人とも記憶が曖昧なところもあり、現状が把握しきれていない。
とりあえず電気系統が作動せず、ドアは閉鎖され、交代前の前任者の姿も見えず、なにか異常事態が発生したらしいことはわかる。
そこへ何やら怪しげな、戦闘訓練を受けたような女が現れたと思ったら、、、
え?そっち系の話なの?( ̄▽ ̄;)
前説読んで雰囲気で見始めたんだけど、人口爆発後の別惑星への移住の話と思っていて、環境的な適合や、新天地で暮らすことに対する葛藤や、人間同士の軋轢などをイメージしてました。
SFアクションホラー?
ちょっと期待してた方向とズレてたので途中でやめようかなぁともおもったんだけど、最後の方はなかなか面白かった。
あのゾンビとエイリアンの合いの子みたいなのを登場させなくとも、人間の凶暴性の目覚めによる弱肉強食の動物的本能の開化と狂気を強調したミステリー仕立ての方が誰がやばいかわかりにくくておもしろくなったような気もする。。
そう、題名通り「パンドラム」現象の恐ろしさおぞましさを感じるよりも、エイリアン系怪物の方に流れが奪われてしまった感じで主題がぶれてしまった感が個人的には残念。