よくプライムビデオの最初の方に出てきて、「この娘、どこかが変だ。」というキャッチフレーズと画像のインパクトが強いので、内容が全くわからないにもかかわらず気になってしまった。
あ、ホラー系統だったか。(^^;)サスペンスに近いけどね。
とりあえず結構イライラしてきます。この家族馬鹿ばっかじゃないんだろうかと。。。
3人目を死産で失ってショックが大きくアルコールに依存してしまったところまでは、まだしょうがないとこもあると思う。
が、大事な二人の子供がいながら(しかも一人は障害持ちで、まだ幼く気を配って育てなければいけない時期だろうに)3人目の生まれてこなかった子の心の穴埋めのように、わざわざ孤児院から自分の子供より大きいよくわからない他国の子供を受け入れる必要性が本当にあったのだろうか?
自分の子供や周囲の環境との折り合いも考えて、育てられる自信はどこから湧いてきたのだろう?
そういうと冷たいようだが、相手も人間の子供で思ってたのと違うからと簡単に返品のできるようなものではないと思う。他人の人生を負うと言う責任は決して軽くはないのではないか。
実際恐怖を押し殺して横に首を振りながらも訴えているような眼の娘や息子の状況もまったく感じておらず、父親の鈍さと妻を信じられない愚かさ加減はもうとっととその子連れて出ていけ~~!と言いたくなる。
しかしエスター役のイザベル・ファーマンの存在感は強い。
絶世の美女というわけでも清楚な感じでもないのだけれど、ツインテールで笑顔にしてるとなんとも言えない魅力で可愛い。(ポスターとまったく違うよ)
なのに、冷たい表情の時の怖さ、「女の情念」の部分を見せた時の変貌はすごい!これで12歳の時なん!???
何かに憑りつかれたあるいは快楽殺人犯ではなく、最後に明かされる秘密が意表をついてるんだが、それでいくつかのある行動の意味がわかるところもあります。
確かに、愛情とか信頼関係とかを十分に築いてこれなかった悲しさもあるんだろうけどねえ。。力づくでは奪えないものもあるんですよ。