さて、20分の休憩をはさんで再び席に着く。実は先程見た「スカイライン」と同じ劇場だったのだが、さっきはがらがらだったのに、こちらはほぼ席が埋まっていてびっくりした。
どちらも行くちょっと前にネット予約した時には数人しかいなかったのだけどね。
「SUPER 8」
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=vpzUCA5i6zY&w=560&h=349]
ぶっちゃけ系統としてはほぼ同じようなものを選んでしまった(汗)
製作がスティーヴン・スピルバーグ 、監督は J・J・エイブラムス 。
やはりエイリアンが暴れまくって人を襲うんだけど、誰かが試写会の感想で言っていたように、「スタンドバイミー」と「E.T.」に近いものがあった。だから見た感じの雰囲気は全然違う。
思春期の子供たちの微妙に揺れ動く思いや、共通の興味に対する団結、友情、親子の絆といったようなものがちりばめられているのだ。
ストーリー展開もまとまっていて、個人的にはこっちの方が好きだな。
また、配役の個性が見事に描き出されているのも良かった。ちっとも似てない者同士が集まってベストを尽くす。足りないものを補い合って、それぞれに存在意義があって、役割がある。
確かに襲われるシーンなどもあるんだけど、カメラワークでうまくぼかしてるというか、子供も安心してみれるような配慮がなされてますね。(一部”びしゃっ”てのもありますが。。。)
とはいえ別に内容が子供向けというよりも、欲望やエゴにまみれて子供心を忘れてしまいそうな大人たちに贈る?
最後エンドロールが始まると同時に席を立ってしまう人も多いのですが、この映画はちょっと待った方がいいですよ。
出口へ向かいかけた人々が、みんな通路の途中で立ち止まることになりましたから(笑)
特にものすごく印象に残る、、、というわけでもなかったけれど、なんとなく心が暖かくなるような、いい映画だったと思います。