あの映像の雰囲気とジョニー・デップの個性的な役柄が見たくて、ヤマトと連続で見てきましたよ「ローン・レンジャー」(ほぼ休憩時間もなしw)ディズニー作品はあまりはずれがないという安心感もある。
まあ度派手なアクションやCG、西部開拓時代の雰囲気など映像的にはほぼ期待通りだったのですが。。。
う〜〜ん、内容的にはちょっとコケた予感。
白人の奸計で追いつめられていくネイティブの、かなわないながらも誇りをかけて突撃していかざるを得ない悲哀。
欲望の為に家族や友人など大事な人々を皆殺しにされた少年のやりきれなさと心の深い傷跡。
労働力として遠い地へ連れ去られて厳しい労働を強いられる中国人(?)
母と子、そして兄弟の絡み合う深い愛情。
白人側にいながらも、ネイティブとそれぞれの生き方を尊重しようとする人間がいたこと。
などなど骨組みはしっかりあったはずなのに、全然いかされてない気がする(><)
トントの歌う謎の歌や頭に乗せたカラスなんかも映像効果の役割しか果たしてないような。
見た目の派手さはあるけれど、単に娯楽アクションに終わってしまったあまり心に残らないもったいない気がする映画でした。
赤毛のおねーちゃんといい、キャラクター的にはおもしろいんだけどね。