たまにぷっくら膨れてひやひやさせてくれるが(毒出すなよと)その後のフグちゃんいたって快調に成長中。
長いあいだ塩害に耐え続けてきたキャビネットの扉も、ひどいさび錆になってしまった。
おかげで閉めても隙間が開いていて気になる。
NMC御用達の大工Kちゃんの手作り一点もので、重厚感があって和風にぴったりな良いキャビネットだが、やはり金具部分は日々塩水の霧が吹きつけてる状態なので定期的に交換しないといかんらしい。
交換のために扉をはずしたのだが、その時スキマーの不調に気づいた。
時々止まったり、泡が出なくなったりしたので分解して中まで掃除したのだが、しばらくしたら完全に止まってうんともすんともいわなくなった。
ちょうど連休中で3日ほど用事があったため、とりあえず毎日換水してごまかし、NMCに持ち込み。
またもやインペラーが壊れた模様。、、、てかちょっと前にも回転部分の破損で交換したばかりで、本体製造中止のため次はもう部品が入手困難と言われたのに。
速攻で応急修理をしてくれたものの、負荷の関係上またすぐ止まることは目に見えていたので買い替えを検討。
とはいえ、スキマーって海水の大動脈。メイン濾過機だから重要だし当然お値段も張る。
ちょうど中古でよい出物があり、モーター部などは新品に交換したというので。
H&SのHS-850。
見た目は正直手作りっぽい不格好さだが、シンプルで丈夫というのが気に入った。
内部構造が単純なため、本体内部まで洗いやすい。
ただ懸念は、もともと使っていたインスタントオーシャン スキムが結構下部まで細身だったため、ただでさえ定員オーバー的な我が家のサンプにおさまるのか?というとこだった。
カルシウムリアクターもでかいので、やはり並べてははいらなかったが、斜めになんとか押し込んでみた。
さてこれで一安心と思ったのだがその3日後、泡吹き量の多いスキマーの動作確認しながら、よくはずれるバイオペレットリアクターの位置を直そうとしてなにげなくサンプに手を突っ込んだら。。。
熱っっっつ!!
え?なにこれ、熱湯になってるよ!3秒でゆでエビになる温度だよ。
しゃれにならないと上部の水槽に手を突っ込んでみたがこちらはまだ平温のようだ。
クーラーの水温チェックでみてもやや高めぐらい。
急いで上へ流れ込む水流を止めて原因を探り始めた。
まずはサンプ内の機器のポンプが挟まったり詰まったりして熱暴走したのかと思った。
全部が熱湯漬けで熱くなって判別不能なので、とりあえず換水して温度を下げ、スキマーリアクター等の電源を切る。
別バケツに水を張ってその中でそれぞれのポンプを1つずつ稼働させてしばらく放置し、温度が上昇するか確認。
ん?あがらないな~とまたサンプに手を突っ込んだら
熱っっっつ!!
あ、そういやサンプ内にヒーターというものが投げ込んであるじゃないか!
モーター不調だけでこんな一気に急上昇するわきゃない。
ヒーターの故障かぁ。スタックなかったから明日買ってこようととりあえずクーラーから外して風呂に入った。この時点ですでに夜中2時近くになっていた。
で、もう一度チェックしてみて気づいた。
いくらなんでも静かすぎやしないか?
あああ~~~~~ポンプ動いてな~~い! Σ(゚◇゚;)マジデッ!?
大動脈どころか海水アクアリウムの心臓部直撃ですっ。
まったく水が循環してない。
クーラーにも水が入ってまわってないわけで、さきほど上の水槽の水温急上昇してなかったのは単に熱湯が上にいかなかったから。
って、ことは。。。。。?
手持ちの外部ヒーター型サーモスタットにさきほどのヒーターをつないで、いろいろ温度設定を変えて確認してみたところ正常に動作しました。(動作でランプが点灯するので)
えー、つまり今回の以上の原因はメインポンプの故障。
水がまったく吸い上げられないので、クーラー内にも水がまわらず、たまってた少ない水か空気が冷えて正常な測定もできずにがんがんヒーターを稼働させ続けたために、サンプ内が熱湯地獄に陥ってしまったと。
稼働させ続けたらおそらくクーラー本体も故障してただろうし、サンプ内の機器も熱でいかれてただろう。
中途半端に何回か微妙に動くときもあったので、下の熱湯も水槽内に流れ込んでゆで魚の群れができてたかも。水も蒸発しまくり朝までにはいろいろやばくなってた予感。
とりあえず原因特定できたところで4時頃になっていた。翌日普通に朝から仕事っすけど(--;)
死に水状態もやばいのだが、とりあえず朝晩の冷え込みで水温低下しないようにヒーターは外付けサーモに付けて水槽に直投げ込んでおきました。