5月に「EU一般データ保護規則(GDPR)」なるものが施行されて、わけわかめで混乱してる人も多いと思う。
EU加盟28カ国およびアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーのヨーロッパ諸国の規則なんだけど、面倒なことにその国内だけではなく、ネットを通じた諸外国に責任問題がかかってくるというやっかいなものだ。
その内容は非常に細かく、居住者だけではなく、EUへの出張や旅行者、出向者、また直接だけではなくデータのやりとりなども引っ掛かってくるという、読めば読むほど頭が痛い。。。
当初は企業やネット販売などを行っているサイトが対象で一般人にはあんま関係ないのかな?という認識だったが、どっこい、その規則の内容の細かさにより、たんなる趣味人のブログや個人的なサイトにまで及ぶ可能性があるそうな。
本名、住所、クレジットカードやメアドなどが個人情報なのはなんとなくわかるが、IPやクッキーとまでなると、基本的なサイトで一切関係ないというところのほうが珍しいのではないか?
たとえばブログのコメント欄、サイト管理者へのメッセージ、アクセス解析、アフィリエイト、検索バナーやブログパーツなど、あらゆるところでそれらは使われている。
悪質なスパムをはじくためのブロック機能だってIP指定とかやん。
すべての取得をやめたら自分たちの守備もなくなるし、利便性が損なわれる。
だから「いっそEUからのアクセス全部排除しちゃえばいいやん!」という意見も当然でてくる。
どうせ日本語でしか書いてないし、コメントや連絡のやりとりするのもほぼ日本人だし~。
実際、EUからのアクセスを拒否するためのブロックアドレス一覧みたいのないかなぁ?とちょっと探しましたw
でも、実はめっちゃ個人的なつぶやきメモサイトであるにも関わらず、意外と海外からのアクセス多いんですよ。
特に3DCG関連とSimsなどのゲーム系。海外のまとめサイトにのっちゃってたり、まじめにコメント来ることもあるんすよ(--;)
別にそれで何か期待するものがあるわけじゃないんだけど、なんか申し訳ないじゃないですか~~。
こういう全世界的に愛好者がいる(マニアックな)趣味というのは、逆に国内よりもやはり海外の有志サイトさんの情報やおすそわけアイテムなどにこっちがお世話になってることも非常に多い。
こちらだけ押しかけて、来たらドアの前で遮断なんて人道的にも、、、ごにょごにょ。
なので、とりあえずできることをやって様子見しようと。
まずはWP利用者ならほぼ利用してるだろうAkismet Anti-Spam (アンチスパム)プラグインに最近追加されたコメントフォームの下にユーザーへの通知を表示する機能をオンにする。
これだと多分「コメント」に関してだけの表記になるので、クッキーポリシー を表示するために「GDPR Cookie Consent」というプラグインを入れてみた。
なぜならこちらで設定の仕方を詳しく日本語で説明してくれてたので
EU向けだからデフォルトの英語のままでよいかと思ったんだけど、いくつか他のサイト覗いてみたらだいたい日本語で書いてあるな。
そこは来た人が翻訳して自己責任で理解しろということか。日本語と併記するとやたら長い文章になって目障りなんだよね。
なんだか急にこういうの表示しはじめると、逆に危ない情報取られるサイトかと警戒される面もあるだろうが、とりあえず変なとこで突っ込まれたり罰金とられるのも嫌なのでやっときます。