青春18切符で道北の旅:14 最終章

! 温泉02 東北国内日帰り温泉青森県

時間があれば、八戸にある「根城」にも言ってみたかったのだが、種差海岸で道草しまくったため夕方になってしまった。

夜行バスの発車時間まではゆっくりと「新八温泉」に行って、のんびりすごそうと思ってたのだが、観光案内所で聞いてみたら、すでにそちら方面のバスは終わってしまったという。

24時間温泉があるというに早すぎるよっ!!(;;)
しょうがないので、かわりに徒歩で行かれる日帰り温泉施設を教えてもらった。「八戸温泉駅前旅館」

へ〜そんな近くにも温泉あったんだ。

「女性用は大浴場がないので、家族風呂ですがよろしいでしょうか?」
とにかく温泉にいれてもらえるならば、なんでもよろしい!

家族風呂なので貸し切りとなる(600円なり)。鍵を閉めて温泉の独り占めなんて贅沢じゃないですか!

と、思って風呂の扉をガラっとあけて、ちょいと笑いそうになる。
モロふつうの家庭にあるようなバスタブがそこに。

お湯も蛇口からじゃーじゃー流れ出ていて、一応その上に「温泉」と書いてある。
でも、風呂桶は赤錆がこびりついたように真っ赤に染まってるし、鉄っぽい臭いとちょいと塩辛さがあるので、確かに温泉ではあるらしい。やや黒みがかった透明といったとこ。

さあ〜〜目をつぶって、目の前に海原が広がる岩作りの露天風呂を思い浮かべたまえ!
源泉は「八百刈温泉」というらしい。泉質はナトリウム塩化物泉とある。こう見えても実は100%かけ流しの天然温泉であった!!(笑)

実はね、私の勘違いで、観光案内所で教えてくれたのは、ここの姉妹施設であり、500mほど先に行ったとこにある「はちのへ温泉」という天然温泉公衆浴場のほうだったらしいことに後で気づく(ーー;)。

とりあえずさっぱりしたとこで夕食を。先日来る時にはイカメシを食べたのだが、駅をでたところに「八戸魚河岸食堂」という長い屋台村みたいなところがありました。

どこに入ろうか?と迷ってたら、なかからお姉ちゃんがでてきて「ここ、全部一緒ですから。メニューも共通なのでどうぞ」と言われ、迷う必要なかったなと。

お、名物「いちご煮」あったぞ!。しかも種差海岸付近の食堂で見たよりはるかに安い!
ってことでものは試しと頼んでみた。

でかいお椀にうにとあわびをぶちこんだ贅沢お吸い物であったらしい。ふむふむ。磯のかほり。(←実はウニがあまり好きじゃない人)

それよりお通しで出て来た「かつお」の方がうまかった(笑)

しかし、お吸い物だけじゃ夕食にはならんぞもなし。てなことで物色してたら「青森シャモロック」なる文字が目に飛び込んで来た。

名前からしてRockだじぇぇ!おぅいぇい!!

そういう選択の仕方するから失敗もあるわけなんだけど。。。。
てなことでこの地鶏をダシに浸かった「シャモロックラーメン」なるものを頼んでみた。

とてもシンプルな醤油ラーメンなんだけど、いいダシがでておいしゅうございました。
なんか今回ラーメンもよく食ってるな。。。

そんなこんなで無事元気に健康なまま旅を終えることができまして、駅前に来たバスに乗って一路東京へと帰ってきたのでした。


– 今回北海道旅行中に見ることができた野生動物-
エゾシカ(稚内周辺)
アザラシ(礼文島)
テン(?)(利尻島)
エゾリス(利尻島)
鷲(宗谷本線、比布付近)

キタキツネを見ることはできなかったけれど、まずまずの成果だったと思う。ああ、やっぱ望遠つきカメラが欲しい。。。。

-今回のガラクタおみやげ-

旭山動物園のオリジナルガチャポンではペンギンとオランウータンがでました。ホッキョクグマやアザラシもよかったな。ペンギンももう1種類あります。ペンギンでたからまあいっか(^^)

左はご当地キャラクター。稚内の「出汁之介」
説明には「稚内の抜海に立ち寄るアザラシが、稚内近海で採れる利尻昆布の美味しさの虜となり、あまりに食べ過ぎたため体の一部が昆布になってしまった架空動物です。 」とある。
なんじゃそのネーミングセンスはっ!(笑)と思ってうっかり買ってしまった。

右はなんとなく。。。ご当地目玉おやじの「いくら丼」
そもそも携帯とかにじゃらじゃらストラップつけるの好きじゃあないんだけどさ(邪魔だし)
今回非常に役に立ったのが「てぬぐい」ですな。

風呂で体を洗うにも、拭くにもこれ1枚で足りてしまうし、寒い時にはマフラー代わり、日差しが強い時や髪の毛が邪魔な時には防止代わりにもなります。

普段腰に吊るしておけば、どこでもさっとすぐ手もふける(笑)乾きも早いしおすすめです!
夜行列車からはじまり、夜行フェリー、夜行バスとのんびり交通総動員でしたが、やっぱ、フェリーが1番体が楽ですし、便利でよく眠れますな!船旅もおもしろそうよ。

まあ、そんなこんなで気侭な一人旅は、思いがけないたくさんのアクシデントとハプニングに見舞われて、大成功の元に終わりを告げました。

行き当たりバッタリなわりには大変充実した旅となり、多くの物を得られた気がします。
最後に
もしや、このとてつもなく読むのもしんどい長編を読み切ってくださった奇矯な貴重な方がいらっしゃいましたら、おつきあいくださったことを心よりお礼申し上げます。
(完)

タイトルとURLをコピーしました