<7日目>9/9(水)
利尻島(鴛泊)フェリーターミナルから稚内へ
10便 鴛泊港[08:40]〜稚内港[10:20]
稚内泊 ユースホステル 1泊3960円
朝、利尻島を後にして稚内へ向かう。ゴリラ岩よさようなら〜〜。
青春18切符の旅というより半分フェリーの旅になってるような。。。
島へ渡る前にも利用させていただいた「モリシパユースホステル」に、チェックイン前の時間だけれど荷物を預かってもらいに行き、そのまま街へと。
さあて、今日は何をしようか?。観光協会でも覗いて何があるか見てくるかなとアーケードをぶらついて、なんだか違和感を覚える。
読めない。。。。。もしやこれはロシア語?。稚内はサハリンの窓口だからね。
なんだか異国に来たようなムードだ。
いくつかパンフや情報をもらってきて、検討すべく、アーケード内の「北門館」というレトロな雰囲気の喫茶店にはいってみた。
レンガ作りの建物に、どっしりとした革張りの木の椅子が重厚な雰囲気だ。マスターが丁寧にいれてくれるなかなかよいお店です。
おお、そうだ、最北限の駅にきたんだから、最北限の地にもいっておくかとバスの時間をチェックしにターミナルへ。
何せそちら方面には列車も走っていないので、車がなけりゃバスを使うしか無い(タクシー高いし(^^;)。本数も限られているので、次の発車まで2時間ほどあった。
じゃあ、その間に「稚内公園」を見てこよう!と歩き出すが、山の上にあるので入り口がよくわからず、とりあえず山沿いに一番近い道を歩いてみる。
こんな標識あったら気になりません?
ちょっと木に隠れてしまっているけど、上側は、「↑」だけで、その先に何があるのか書いてない!
公園は右だけど、とりあえずそれは無視して無言矢印の方に行ってみた。
結局石段をあがってみたら神社があるだけで、はじっこがちょこっとした展望台みたくなっていた。
なあ〜〜んだと、やや離れたところから今回の旅の無事を祈って、またとことこ戻り、公園へ向かう方へ。
矢印のほうへ進んで行ったら頂上へ向かう車道があったので、えっさえっさと登って行ったら途中で遊歩道もあるのを発見。
ダートみたいに木屑が敷き詰められた感触が気持ちよい。やっぱ車道よりこういう方が気持ちいいよね!(結構急な坂道なのですが)
どんどん登って行くと、眼下に広がる稚内市外を一望できるパノラマが広がる。
潮風が心地いいじぇぇ〜〜〜♪
名所「氷雪の門」。戦争で敗れて撤退した樺太(現在のサハリン)を忍び、そこでなくなった人々を慰める為に建てられたという。
ここからの眺めはよくパンフレットやポスターなどにもなってますな。
ここの売店は、南極地域観測隊に同行して取り残された樺太犬のタロとジロをモチーフにした「タロ・ジロの店」があります。
映画化されて日本を泣かせた「南極物語」がありますが、2匹とも稚内の生まれなのですよねえ。ちなみにこの時の犬たちは、他にも稚内や利尻生まれが多いです。
なんだか雲行きが怪しくなってきたなあと思いつつ下りに着く。
通って来た道路を横切って遊歩道がつながっているのを見つけたので、そっちから下っていってみると。。。。
なんと、さっき興味本位で立ち寄ってみた、謎の標識の先の神社の裏からでてきました(ーー;)
あーちゃんと奥まで行ってれば、こっちの方が近道だったのに(苦笑)
おかげで帰りはやたら早く戻って来てしまい、バスターミナルで時間をひたすらつぶすことになりました。
さあて、宗谷岬へ向けてしゅっぱぁあ〜〜っつ!
(つづく)