翌朝、朝食後に一休みしたら混みそうな「妖怪倉庫」にまず行ってみた。
地域情報関係のHPで9:30~となっていたので、そのちょい前に行ったら掃除をしていたおじちゃんに「10時からですよ」と不愛想に言われたので、駅前まで戻って観光案内所でスタンプラリー冊子を購入してゆるゆると時間までまわることにした。
台帳の中には各ブロンズ像の説明と番号、地図などが記載されており、それ自体が妖怪図鑑のようになっていて楽しいよ。
それ以外にもスタンプ帳と対応したページとどこにあるか一覧で見られる地図ももらえるので迷う心配もなし。
妖怪倉庫は鬼太郎テーマのお化け屋敷(内部撮影禁止)。
最初はほんとひたすら真っ暗な中手探りなのでドキドキしましたが、内部はかなりレトロな雰囲気の、動かない人形が大部分の懐かしい「theお化け屋敷」w
一か所だけ人が脅かすところがあったようなのですが。。。準備不足だったようで通り過ぎた後で慌てて出てきた感じでちょっと気が抜けた(^^;)
まあ観光名所なんで一度は見ておいてもよいかと。
妖怪倉庫は港よりなので、小道を戻って水木しげるロードの妖怪神社付近に戻る。
すぐ脇にある「からくり妖怪みくじ」を楽しみにしていたが故障中のようで料金も投入できず。。。
しょうがないので神社となりの「むじゃら」さんで妖怪グッズ物色。
品ぞろえが結構豊富で、中にはねずみ男との撮影スポットもあり。
中でも非常に気に入って購入したのが広重の東海道五十三次をもじった「妖怪道五十三次」。
複製画でお手軽な値段のせいで人気なのか、在庫種類は限られていたけれど渋いところをついて亀山だぁ!
牛鬼や夜行さんの袋井、鬼太郎親子やぬりかべなどの京都、がしゃどくろの平塚などがあったらよかったな。
そして、ここに来たら是非立ち寄りたいと思っていた、オリジナル手作りフィギュアの野々村電機工業さん。
実際に工房で制作している現場がみられて、併設の妖怪ショップゲゲゲで購入できます。
お店の方は奥様がまかされてるようでしたがとても明るく気さくな方で、ブロンズ像風味のこなき爺と目玉おやじを購入したらおまけまでいただきました(^^)
手作りのため、ひとつひとつ微妙に表情や形状が異なるので(目玉おやじは目の方向に違いがあったw)お気に入りのものを見つけるのも楽しいです。
寄り道したいところがたくさんあって、なかなかすすまないのだけれどスタンプラリーがてら昼間のブロンズ像巡りも開始。
本来はすべてのブロンズ像を撮影するぞ!という意気込みであったが、昨晩と合わせてどれを撮影したのかだんだんわからなくなってきて(カメラのプレビュー確認するにも多すぎて厳しい)さらに、出雲周辺での撮影枚数も併せたら2枚持ってきたカードの容量も振り切って、削除と追加で順番もバラバラになり、どんどん効率悪くなってきたのであきらめた。
帰宅後整理したら写しそびれた妖怪も数多くあった。
途中からはなんとなく目に付いた気になったものだけを撮影。中でもお気に入りの妖怪と造形が個人的に気に入ったものは大きくしてあります。
私の大好きな妖怪、ぬらりひょんせんせー
ちょんまげ目玉おやじが店先でご挨拶していたり、ブロンズ像がテーマ別に配置されてる位置もわかるようになってました。
鮮やかな目玉おやじ型高級和菓子でおなじみの妖怪食品研究所さんは、水木しげる記念館のすぐ隣。
生菓子なのでおみやげには注意が必要だけど、その場で遊びながら連れ歩くには良いかも。
一番の問題は私があんこ苦手であるということだった。。。
それでは水木しげる記念館に入ってみます!
ゲゲゲ以外にも様々な漫画の紹介や、パネル、キャラクターの細かい秘密など読み物もたくさん。
必見なのが、原画や水木先生の直筆壁画でしょう!(撮影禁止)
リアルに作りこまれた人形たちが、ジオラマの中で生き生きとしていたり、トリックアートの撮影コーナーなど楽しみいっぱい。
たくさんの妖怪が壁一面に展開してる妖怪洞窟はもうわくわくが止まらない(っ’ヮ’c)ウゥッヒョオアアァアアアァ
妖怪庭園はあちこちに妖怪たちが隠れている純和風庭園。
鬼太郎ハウスの中ではおなじみのメンバーがくつろいでいました。
水木しげるロードにはいくつかのアミューズメントスポットがありますが、やはり一押しはこの記念館です!
日本全国各地域の伝説など勉強になるところもあるし、覗き穴や窓など仕掛けもいろいろ。思った以上に見ごたえがありました。
記念館のガイドブックはマストアイテム。手前の本は水木しげる文庫にて。
気になる本はたくさんあったけど、持ち歩くには重くなりそうだったので断念(--;)
あちこちで売ってる油トリガミは油すましとべとべとさん柄があるので、女子へのちょっとしたみやげにも。
それではまた道に戻って妖怪楽園の方へ向かいます。
妖怪楽園は水木しげるロードからちょっと外れてわき道を入っていった方にあります。
奥にラテアートの楽しめる茶屋やお土産屋などのある休憩スポットという感じ。
でも鬼太郎の家(子供なら入れる)や一反木綿の遊具などもあります。
スタンプラリーコンプを目指して、そのまま駅の方へ向かいます。
大人におすすめのお土産には千代むすび酒造さん。
目玉おやじのおわんと手ぬぐい付きのセット(衝動買い)は、おやじが容器になっていて中に日本酒が。
梅酒、柚子酒の小瓶は飲んだ後にアロマディフューザーになる換え蓋つき。しかもおいしかったです!
あと、テイクアウトできる麹やタピオカを使ったドリンクも絶品。
さらに、裏のトイレに向かう小道には、酒造りの様子をジオラマで再現した妖怪たちの姿が並んでいてこれも見逃せないですよ!
スタンプを集め終わったら、駅前の観光案内所のレジに持っていくと、中身を確認してその場で完走証を発行してくれます。
スタンプ帳ともども良い思い出のみやげになりますね(^^)
ちなみに一回やったらおしまいではなく、完走証を何回も集めるとさらに違う商品がもらえる模様!さすがに一泊で何度もは厳しいですが、また来る楽しみもあるよということでしょう。
タイミングが合わなくて鬼太郎列車が見れなかったことは前年だけど、妖怪好きにはたまらない街。
その他にもちょこちょこあちこちの店を覗いて購入したものたち。
甥っ子姪っ子ようにおもちゃや一緒に遊べるものなど。(主に水木しげる文庫)
タオルや手ぬぐいなどは旅行のお供に使う機会が多いので、気に入った柄があれば即買い。
妖怪がまぐちさんはポーチや小銭入れやテッシュケースなど布物が豊富で、かわいい妖怪柄がある。
ミニサイズのがま口は、お賽銭用の小銭入れにしてキーホルダーでカバンにぶらさげておくのに便利。
ぬりかべマグカップはとってもかわいいのだが、四角は意外と飲みにくいことがわかったw
隣の黒いアルミカップは水木しげる記念館特製。とても軽くて丈夫なのでキャンプや山歩きにもどぞ。目玉おやじの楊枝入れなども定番ですな。
と、いうことで妖怪満喫。
空港へ向かう途中、夢みなとタワーの4階にある喫茶で展望を楽しみながらお昼ご飯を食べて、1Fで菓子類など追いみやげ買い。こちらは島根ではなく鳥取みやげになりますんで。
とにかく島根、鳥取は信号が繁華街を除いてほぼ黄色点滅だったことに驚いた。
まともに止まる信号の方が珍しいやんか。。。
境港ももうちょっと栄えているイメージがあったので、出雲駅界隈ってあの近辺では大都会なのな!と改めて思いました。