日光東照宮:1石鳥居〜輪蔵付近

03 関東国内栃木県

5月末にとある招待旅行で日光へ行ったが、観光はほとんどできない代わりに今年は「日光東照宮 御鎮座400年記念」ということでいろいろ特別公開などもあることがわかったので、改めて訪れてみた。
普通の土日でもやはりいつも混んでるな。。。

で、今回は東照宮をメインにまわろうと向かう途中に「東照宮宝物館」という昔はなかったものが建っているのを発見。(※実際には昔から地味にあったが大改装したようだ)

家康公御着用の「南蛮胴具足」(重文)と「日光東照宮 国宝陽明門」 というCGのVR映像が気になったので入ってみる。他にも国宝や重文もあるがそれほど広いわけでもないので映像の時間だけ決まってるのでそれに合わせてさっと見て回れる。

すぐ脇の歴史的な建物っぽい道場で実際に剣道の試合をやっていたのも気になった。。。

正面の階段を上ると「御仮殿」があります。一般的には本殿移築時に建てて完成後取り壊されるものらしいが、修理が頻繁にありすぎて常設化されたとか。

ざっと事前知識も得たところでいざ東照宮の鳥居をくぐる。
ちなみに日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺(大猷院霊廟含)合わせて「日光の社寺」として世界遺産となっている。

まず最初に立ちはだかるのは、黒田長政が奉納したという石鳥居。

くぐってすぐ左にある五重塔は、心柱を特別公開中だった。(~平成25年3月31日(日))
内部撮影禁止の為写真はないが、一層目の金に塗られた柱ととりまく仏像、また床下から芯柱が浮いてる様子などが拝観できます。(有料)

この先に見える表門手前に拝観受付所があるので、ここから先は拝観料が必要。

少し前の「ぶっちゃけ寺」の東照宮spを見て、境内にある燈籠が当時の武将たちの寄進と知り、今回はそこにも注目。
受付所のまさにすぐ横に酒井忠勝奉納の燈籠があった。

表門の仁王様は阿吽とも良いお顔をしておられます。

柱の飾りはゾウらしきものや。。

似てるけど、獏か蜃かな?

獅子など興味深い彫刻がたくさんあって目移りする。

中に踏み込むとずらりと並ぶ燈籠群。ひとつひとつ全部の名前を確認していく。

伊達秀宗と井伊直孝の燈籠発見!これは比較的わかりやすい記述だ。

そして一番のお目当てだったのが、伊達政宗の燈籠。修学旅行で来た小学校の頃なんて興味なかったからまったく記憶にございません(笑)

青銅はいくつもあれど、当時珍しい鉄を使用した伊達な燈籠。
実は諸大名が一斉に奉納した時期に乗り遅れたということもあって、余計に気張ったとこもあったのかな。

参道はさんで向かい側には島津家久公の燈籠。

こちらは青銅製ですね。見てて思うのだが、金属製の方が文字がはっきり残ってて良い。石灯籠は風化や摩耗が激しく読み取れないものが多数あった。

毛利秀就公の燈籠。中心部、陽明門前というのはやはり重要な場所と捉えられていたのだろうか。すぐ脇には京極氏など名のある武将の名が周辺には多かった。

燈籠に沿って一周回り、通りすぎてしまった神厩に戻る。
ついさっきまで神馬さんがいたはずが、燈籠に魅入ってる間に時間となって引っ込んでしまったらしい(ーー;)(お目見えは9:30~12:00のみ)無念。

まあここは、かの有名な「みざる、いわざる、きかざる」のところです。

この三猿は物語の一部となっているので、周囲をぐるりと子ザル時代から成長して独り立ちし、悩み、友情をはぐくみ、恋をし、結婚して次の世代を身ごもるまでのストーリー展開で、猿の一生を描きながら人の生き方を示しているという。

三神庫の屋根下に彫刻された狩野探幽下絵の想像のゾウの彫刻も有名だ。

そして、「日光行ったら陽明門を激写するぞ~~~!」と張り切って望遠レンズを持ってきたのだが、大工事中やん!(←事前確認してなさすぎ)

長いので一旦区切り、続きます。

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