名前通り、福島県いわき市にある大きな水族館「アクアマリンふくしま」と同じ運営元で、付属施設として気になっていました。
が、実はこっちの方がアクアマリンより歴史は古かったんですね~。
元々「いなわしろ淡水魚館」として運営されていたんだけど、その運営を引き継いでテコ入れしたようだ。
淡水魚水族館なわけだが、中でも「猪苗代湖の生態系モデルをつくる」をテーマとした超地域密着型の内容であった。
なので展示内容は比較的地味。1号館の1Fは金魚と川魚のタッチプール。
7/1までの企画展で「狩りをする植物たち」という食虫植物の紹介を行っていました。
実際の植物と、中に入ったり触ったり写真撮れるゾーンがあるんですが、壁に掲示してある紹介の漫画がなかなかシュールでおもしろかったw
まあ私の一番の目的は「カワウソ」だったんですがね。こちらにいるのはユーラシアカワウソです。
日本カワウソは残念ながら全滅認定されてしまったので、日本の動物園で見られるのはほぼユーラシアカワウソかコツメカワウソですよね。それさえもレッドリストに記載されています。
仲良しさんな2匹は親子だそうです。
ちょうどごはんタイム間近だったので、寝起きでもぞもそする姿から観察してましたよ。
カワウソゾーンはガラス張りの飼育場の中に、池あり、川べりを模した岩や樹木の障害物ゾーンありとなかなかの広さがあります。
水中を元気に泳ぎまくる様子もみれました。とにかく動きが早いんだ(><)
食後にお腹いっぱいでごろごろする姿もかわいい。。。
ちなみに2階はお子様たちがいろいろ遊べる遊戯スペースとなってました。通りで小さな子供が多い。。。
受付の奥の方に2号館へ続く道があり、そちらの方が水族館っぽい感じ。
3.11前の生態系の標本や、外来種のコーナーがあったり
海外からだけではない、本来特定の地域の国内外来種なんてのもいました。
ふくしまのレッドリスト指定されている希少な淡水生物コーナーなども。
子供のころ、近所の小川で普通に見ていた景色が今では失われているんですねえ。
日本列島サケ・マス類のショーウィンドウは、傾斜に沿って上流~下流までの生息魚が展示。
そのお隣には鳥小屋がw
自然の渓流を水槽内に再現した形式になっており、運が良ければ川にもぐって餌をとる様子が見られるかも。
ってか、実際に私がサケとか見てる間に潜って取っていたようで人だかりができてました。
見に行ったときには満腹で終了(;;)
最後は生物の多様性ということで、小さなキューブ水槽にカエル、サンショウウオ、ゲンゴロウなどがいろいろな種類でずらーっと並んでました。ゲンゴロウってあんなちいちゃかったっけ。。。
冬虫夏草も豊富で、いろいろな昆虫の体からさまざまな形状の茸類が生えていてなかなか興味深かったです。
でもって最後にまたカワウソ見に行ったら、すでにうとうとモードに入ってました。
うむ、水族館とか動物園があったら、とりあえず一度は訪れてみたくなるものだ。
カワウソかわいかったからそれだけでも十分でしょう。