とうとう最終日帰る日。天気の女神は微笑んでくれました!!
電車の時間は自宅の駅まで乗り継ぎで全部決まっているので時間は限られている。
昨日の立ち止まりまくりのゆっくりペースを考慮して大正池からバスターミナルへ向かって歩くことにしました。
バスで向かう途中から見えたこの景色!これが見たかったんだよぉ~~~~~~~。
幸い風も穏やかで鏡のような水面に映る周囲の山々
まだ雲が多い朝ですが、池周辺の樹々も紅葉が良い盛りで黄色がまぶしい
そしてこれですよ!THE上高地
雄々しくそびえたつ穂高の迫りくる白峰
緑がかった水面に映る絵画のような景色と優しい印象の焼岳も見事ですが
やはり目はこの山並に吸い付けられてしまう。なんという圧倒的なパゥワアァァァァァー!!!
どどどーーーーーーん!
切り立つ峰も厳かに青い
動けませんよもう。
呪縛にとらわれてしまってはこの場所から動きたくなくなる。何時間でもとどまれるところですね。
ああ~~上高地来たよぅ。来てよかったよぅ。
うっかりここだけで今日の時間を消化しちゃいそうな食いつきでしたが、せっかく天気が良くなったので見れる範囲は歩かないともったいないので後ろ髪引かれまくりながら踏み出す。
途中の景色も息をのむような美さなところもありました。
ささやかな流れに映える水草でさえ美しい。
葉の落ちた枝でさえ水と山並の背景にマッチして美しい。
清流に泳ぐヤマメ?やはりいちいち足を止めてしまうスポットが盛りだくさん。
焼岳が最も映える川沿いのスポット。いつかこの木も朽ちてしまうんだろな。
白い山並みがまさに霊峰といった貫禄を見せつけてくる
まるで階段のように並んだサルノコシカケもあったり
原っぱとのコラボもまた良い
なんだかもう日本ではなくスイスの方にでも来たような錯覚に陥る
田代池は「池」といった感じはなく、穏やかな非常に浅く広い流れの一部といった感じ。
こんな浅いのに真冬でも全面結氷しないそうな。
まだ水量は多いようだが青く澄んだ流れを取り戻した梓川
同じ山並でも方向や周囲の環境で違った顔を見せるので歩いていて飽きない
両側にそれぞれの山が見えてきたり
カラマツの黄色が見えてきたところで。。。
ウェストン碑だっ!
英国人宣教師で登山家でもあった彼は、実際に北アルプス登山した後に著書として発表し、世界に上高地の魅力を広めたそうな。
単に上高地の宣伝という意味ではなく、当時趣味で登山するという意識のなかった日本人に山歩きの素晴らしさを開眼させた功労者として、日本山岳会に功労者と認められた人なのだということです。
昔ぁ山に入るのは、またぎか山菜取りか炭焼きかという意識だったんだろなあ。。。
そして梓側岸に立ち並ぶカラマツの林のきれいなこと!
軽井沢ではないけれど、「からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き。。。」という北原白秋の詩を思い起こす。
寂しさよりも生命力や力強さの方が前面に出ちゃってる感じですがw
四角いお山はなんじゃらほい
白樺の林に入ったら、河童橋はもうすぐ。
昨日はこんな感じだったけど。。。。
本日はこう
こう!
こう!!
こう!!!
(だんだん雲がでてきちゃいましたが。。)
ふりかえればこうなります。
やっぱ河童橋って風光明媚なビュースポットだったんだなと納得。本日はオープンカフェも盛況でした。
うむうむ。
やっぱ上高地すげーーーーーーーーーー!
登山はしなくとも来るだけの価値は十分あります。
心も体もリフレッシュ♪♪ 嫌なこと全部忘れて裸になろう!!(いやリアル服は着ててね寒いから)
絵画風にしても絵になる風景。
新緑の季節も清々しそうだし、花の季節もよいのだろうが、何気に紅葉&白峰のこの季節の風景は個人的にはベストかもしれない。