こじんまりとした和モダンの宿ということで、上高地に行くために一ヶ月以上前におさえた。
入ってすぐのロビーはそう広くはないが、窓一面にごつごつとした岩の壁がオブジェのように広がっているのが目についた。
築年数はかなり古いらしいが、内部は改修されてるそうで、シンプルで落ち着いた感じ
部屋は階段で3階に集まっていたのだが、入ってみたらツインの普通に洋室だった。
まあ布団の上げ下げに来るよりは、敷きっぱなし状態で風呂⇔ベッドを自由に行き来できるのはありがたいのだけど。
同じ白骨温泉に「湯元齋藤旅館」というハイカラな雰囲気の本館があるのだけれど、そちらの方が規模が大きめなので11室のみのこちらの方が落ち着きそうだったので。
源泉の温度が元々46度位と低めなので、湯船に流し込んでも41度位とちょうど良い。
いかにも温泉らしい白濁の湯で、肌触りもキュキュっという感じでぬるつかない。
含硫黄-カルシウム、マグネシウム、ナトリウム-炭酸水素塩温泉。。。ややこしやあ
吐出口や湯船の縁も白く固まったようになっているが滑らないし、腰掛けに固まった部分はコンクリや漆喰を粗く塗りたくったようでお尻に当たるとザラザラチクチクで痛いΣ(-᷅_-᷄๑)
お風呂の備品はまあ一般的。詰め替えシャンプー、リンスに石鹸といったシンプルなものなので気になる方は持参しよう。
家族風呂のほうはこじんまりしてるが、他人と一緒になることはないので落ち着く。
そもそも天候のせいで宿泊客自体がまばらだったからどちらも貸切に等しかったのだがw
露天のないこじんまりとした内湯だけど、ゆっくり落ち着いて入れたので十分です。
飲泉もできるということで、いかにも苦そうだなぁと思ったが、意外と癖は控えめでやや酸味を感じるのと仄かに卵臭ごする程度。
そういやここ白骨温泉の名物は温泉粥なの
で、そんなまずかったら炊けないよな(≧∀≦)
風呂上がりも湯切れが早く、さっと拭いただけですぐにサラッと乾く感じ。
3日入ると風邪をひかないと言われる湯で、温まるのだが汗が後をひかない。
ここら内風呂だけだが、宿を中心にそれぞれ200メートルくらい坂下にある野天風呂「煤香庵」と坂上にある斎藤旅館本館の風呂も利用することができる。
が、ちょうど台風直撃の時だったので、気温が低く風雨が強い中浴衣で歩き回る気にはなれず今回は見送り( ̄(工) ̄)
ちょうど紅葉真っ只中で晴れてさえいれば散策にも良かったんだけどなぁ。
でも、おかげで客も少なくゆっくり貸切状態でした。
夕食は、地元の素材を生かした料理で、自家栽培の有機野菜や温泉水なども使っているそうな。
一日目はこんな感じ。
翌朝の朝食は白骨温泉名物の温泉粥と優しい和食
昨日から台風の影響で通行止めとなっていたのでどうしようかと思っていたが、10時くらいに一応開通して上高地行のバスも出るというので、小雨の中散策に出かけた。
二日目の夕飯
翌朝は秋晴れの良い天気になった。清々しいのでちょっと付近をお散歩。
温泉付近の山々も見事に色づいて紅葉がきれいでした。
朝食はこんな感じ。
そして二日連続で上高地行のバスに乗り込み、散策を楽しんできました。