29日まできっちり会社を終えた後、30日朝早くからNMC ナチュラルマリンクラブの忘年会で栃木に向かう。
もはや大掃除や年賀状などやってる時間がない状況だが、正月もまったりのんびりできないから息抜き大事!!
茨城の水戸以北で今や唯一海水魚、珊瑚を専門的に扱っている貴重な店舗で、遠方、県外からも通って来る人がいる迷店である。
常連客も多く、客同士もフレンドリーで誰が本当の店員か最初はわからなかったという居心地の良い店で、年間にいろいろなイベントもある。
私のような外来ものでもすんなり溶け込めたので敷居が高いとか考えずいつでもお仲間歓迎です。
さて、今回の滞在先は日光よりかなり奥地にある湯西川温泉の「彩り湯かしき 花と華」
以前にも2回訪れたことのある平家落人伝説の残る地域ですな。
下界では晴れた日が続いてましたが、ここは別世界で雪に覆われていました。
昔懐かしい赤ポストが可愛いね。
ものすごい立派なつららが軒下あちこちに垂れ下がっていました。
ドアを抜けると豪華な打掛と平安時代を意識したような調度品が目を引く。
大型の旅館なのでロビーも広々。壁際の陳列棚にも鎧や几帳など飾られていました。
この入口ロビーは構造上2階となっていて、おみやげ屋さんやカラオケルーム、バー、宴会場、風呂などもあります。
床から高い天井までぶち抜く巨大な窓からの眺めは完全にモノクロームな山肌。水墨画のようです。
待合喫煙所には囲炉裏も置いてあり風情をそそります。
お部屋は広々とした純和室でした。お布団は夕食の間に敷きにくるのでまだない。
年末のせいでしょう。とにかく客は多く、早めの時間にチェックインして1階大浴場に向かうが、もう結構人がいて露天まで埋まっていた。
ここのお湯はPH9.3というかなりアルカリ性に傾いた泉質。
個々の脱衣所に詳しく表記されてなかったけど、「露天風呂が掛け流し」ということらしいので、大浴場と檜風呂についてる露天男女合わせて4箇所がそうなのかな?
次に男女入れ替え制の岩風呂に向かう。いくまでの通路が崖の間を通っていくようで気分を盛り上げる。
入口脇の休憩所からも川が見下ろせる。
チェックインから夜までが女性、翌朝からチェックアウトまでが男性らしい。
つまり。。。。たぶん圧倒的に女性客が多いということなのだろう。
こちらも昼間は結構出入りが多かったので、人が運良くいなくなったのは何回めかに行った夜でした。
(外がまったく見えなくて湯気ぼーぼーです。。。)
手前は温泉が流れるツボ押しの石を埋め込んだ歩きゾーンがあり、その先2段の浴槽があり。
洞窟風呂のようなものではなくて、壁が岩造りで浴槽が石のタイルということらしいです。
夕食は大広間で畳の上に各自膳で。4人ずつ囲める囲炉裏付き。
囲炉裏に炙って食べるイワナやお餅とかってなんだかおいしく感じますよね。
メイン料理は比較的シンプルでこんな感じで最初からほぼ全部セットしてある形式。
特にこういう人数が多い時だしね。
ここから宴会スタートだが、メニューにはたくさんの種類が書いてあったのに、飲み放題にしたらビールと日本酒とソフトドリンクぐらいしかなかったのが不満だった。
梅酒やゆず酒やカクテルやワインなど飲むつもりでいたのに、結局ソフトドリンクしか飲めなかった(ーー;)
それより広間の前のタバコ自販機の脇に下がっていたこの看板の方が気になった。
食事中に各自自己紹介の後(そういやいつもあだ名で呼び合ってるから本名や職業など知らなかったw)
カラオケも始まったが数人で時間切れで追い出されてしまったので、そのまますぐ向かいにあるカラオケボックスになだれ込む。
最近プライベートでは小さな宿ばかり選んでるので、静かにゆったり温泉三昧には向かないがこういう大人数でわいわいやるには向いてる宿なんだろう。
食事部屋にも、バーにもカラオケ完備でさらに何部屋かの隔離されたカラオケボックスもあるから。
ここも時間で出された後は、寝る前にさっとひと風呂浴びに2階にある檜風呂&露天へGo!
ややこじんまりした感じで天井も低いが、結局この風呂が一番人も少なめで落ち着いていたので一番来た。
露天風呂へはこの檜風呂をじゃぶじゃぶと浴槽を横切っていった先にドアがあるというちょっと変わった作り。
一旦外へ出て階段を下っていった先にあります。山肌が近い。
注意事項としては、大浴場を除いて岩風呂とこの2階は24時間入浴可ではありません。
夜11:30には閉まって翌朝5:30にまた開く。
他にも貸切風呂が2つあるけど有料で、時間制限ありでそこそこのお値段するので今回はパスした。
朝食は場所は昨晩と同じだけど、テーブルが出されていた。
中庭には湧き水が出ているところがあるので、昨日飲んだペットボトルに詰めて持っていくことにした。
よい面と不満なとこもありましたが、番頭さんたちは優しく丁寧な対応で好感が持てます。
自分たちではこういう大型旅館に泊まることはこの先もっと少なくなると思うので、たまには気分も違って良いのかもしれません。