陽明門がすっぽり覆いに隠されてるのから目をそむけ、とりあえず門前を散策する。
重厚な燭台はオランダ渡りのオランダ燈籠。花のようなふくらみで、まさに洋風な雰囲気が漂う一品。
門脇の塀は「回廊胴羽目」と呼ぶらしい。一枚板の透かし彫りというから驚きだ。
ぎっちりと極彩色で精密な彫刻が華やかに施され、下部には燭台がとりつけられている。夜間もよりくっきりと浮かび上がって見えるんだろうね。木の壁だから火の用心だが。。
門の左右にそっくりな建物があるが、鐘つき棒がある方が鐘楼。
楼上の鮮やかさに対して裳裾のように伸びた楼台の黒が優雅だね。
屋根のすぐ下には無数の竜たちが首を並べてました。(せっかく持ってきたので望遠つかってやった)
本地堂側が鼓楼。太鼓が納められています。この周辺にあるものはほとんど重要文化財指定。
鼓楼の隣にあるのが、屋根付き回転燈籠。
ついつい気になる屋根の4隅にいるゾウのようでゾウでない生物獏?
しかし問題なのはそこじゃない。この葵の御紋がさかさまということだ!
世が世なら打ち首獄門となりそうな失態であるが、異国からの献上品ということで眼を瞑ったか。。
付近に田沼意次名入り燈籠も発見。
鼓楼西側の奥に見えた本地堂(薬師堂)で「鳴竜」体験ができます。撮影、録音禁止。
不思議なことに、鳴竜ポイントは本当にスポット集中で、微妙に位置がずれただけでまったく反響しない。
結構はっきり違いがわかるけれど、がやがやしゃべってると聞き取りづらいのでお静かに拝聴しましょう。
堂内には十二神将も並んでいますが、定員入れ替え制みたいな感じでまわしているのであまりゆっくりはできない。(苦笑)
それでは陽明門をくぐります。内部もほとんど覆われていて、隙間からちょこっとしか見えませぬ。
ただし、平成の大修理中の今だからこそ見られる特別な壁画があります!
寛政の修理の時に現在の牡丹立木の浮彫りに改められたのだけど、元の絵を塗りつぶしたのではなく、壁の上に板をはめ込んでリフォームしたということらしい。215年ぶりに地上に顔をだしたとか。
その年月に敬意をこめて拝見していたが、結構参拝者の皆様軽くスルーしていかれる方が多かった(--;)
上り方面(東)の陽明門画は「岩笹梅と錦花鳥」意外と色彩も鮮やかに残っている。
Wikiで見ると別物のようだが。。
[[File:Taeniopygia guttata – profile – dundee wildlife park.jpg|thumb|キンカチョウ オス|alt=キンカチョウ オス]]
片側はかなり剥離が進んでいた。
下り方面(西)は「大和松岩笹と巣籠鶴」
とても仲睦まじい様子の親子だ
この先奥院方面へとまだ続きます。