栃木:那須温泉 松川屋那須高原ホテル

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平日に那須へ温泉&スノボーへ行ってきました。

今年はそこそこ雪もあるというのにスタッドレスは物置の奥深く。。。てなことでちょいと不安はあれどチェーンを持っていったのだけれど、那須付近は雪かきもしっかりしてあったせいか、チェーンさえもまったく不要でラッキー。
今回のお宿は那須湯元温泉の好立地にある「松川屋那須高原ホテル」というところ。

いろいろあって、またもや出発数日前の飛び込み予約(笑)
東北暮らしをして、ちょいと欲張りになった選択眼の目玉は当然「源泉かけながしの宿」。

特にここは口コミの評価もなかなか良かった。
那須は透明な単純温泉が多い中、ここはなんと白濁の湯です!
と、いうのも近くの歴史ある公共浴場「鹿の湯」の源泉をそのまま引いているのですよ。

お部屋は、風呂上がりにそのまま気軽に寝転べるよう「和洋室」のタイプを選びました。

前がベッドなので布団敷きっぱなしと同じ様子。薄い布団で寝ると、翌日体中痛くなって困るのですが、これならOKさ。
奥が和室になっていて、おこたつき。
建物自体はかなり古いようで壁が結構ボロボロだけど暖房はばっちり。

ウェルカムお茶請けとしては、みそきん(みそ味のきんつば)とパックのおしんこがついてました。

スノボーのでかいカバンをズルズルしていったんだけど、番頭さんが荷物は部屋まで運んでくれるし、仲居さんがお茶も入れてくれる古い旅館らしい心遣いです。楽天ポイントもたまってたのをちょいと使ったので、実質1万円くらいでこれはお得だ!

温泉は男女別で入れ替えなし。風呂前にはデモ用のマッサージコーナーやベンチ、雑誌に無料の冷たいお茶なども置いてあり、待ち合わせにも便利。

で、肝心のお風呂。男女でちょいと内容が違ってます。
女風呂の方は内湯に入ると2つの浴槽があります。

手前に透明な「奥の沢源泉(硫黄泉)」のお風呂があります。

奥の方にある白濁の「鹿の湯源泉(硫酸塩温泉)」のお風呂。

男湯の方にはこの奥の沢源泉はないらしく、鹿の湯だけとか。
どちらも硫黄が含まれるので浴槽は硫黄の香りがぷんぷんで匂いだけで充分温泉気分(笑)

この内湯から露天への扉が続いてます。露天風呂自体はそう大きくはないけれど、正面が茶臼岳へ通じる山となっていて、この旅館が高台になっているので昼間は気持ちよい眺望。

洗い場にはシャンプー、リンス、ボディソープの他、炭洗顔やらピーリング化粧液やら、かかとのごわごわ削り、好き入り軽石などがあり、脱衣所には化粧水やクレンジング、美容液型ファンデーション、シャワーキャップにドライヤーなどなかなかのアメニティがそろってます。

御食事は朝晩とも部屋出し。
ここは那須牛のしゃぶしゃぶやら陶板焼きやらすきやきやらの選べるコースもあるんだけれど、通常の食事に那須牛のすき焼きがついていて、それだけでも満足。

結構ボリュームもあって、がんばったけど食べきれませんでした。。。
この旅館は那須湯元温泉のつきあたりのほうにあるので散歩にも最適です。

坂を下ってすぐが温泉神社。
足湯もすぐ近くに2か所あって、旅館の真下あたりにはこの松川屋の源泉をひいた足湯もあったんだけど、こちらは冬季閉鎖中。
温泉神社の目の前に木の香りもまだ新しい一見トイレ?みたいなとこを覗くと。。。

こんばの湯!
仕事帰りっぽいおじさんがひとりくつろいでました。
中は中央から二手にわかれた足湯です。

靴を脱いで板の間に上がり、ちょうどいい感じの温泉に足を突っ込む。気持ちよくてなかなか離れたくありません!

そのまま温泉神社にお参りしていったんだけど、意外とここ参道が長いですなぁ。帰りまでに真っ暗になってしまった。
このすぐ先が、九尾の狐の伝承が残る名所の「殺生石」なんだけど、日が暮れたし、以前も散策したので今回はパス。

翌朝は旅館の風呂が掃除に入ってしまったので、「鹿の湯」の方にいってきました。松川屋那須高原ホテルで入湯券を販売しており、ここで買うと半額ではいれちゃうのだ。お得!
場所は殺生石のちょい先の坂を下ったところです。

間に川を挟んでおり、向こう岸には湯の花の採取場もありました。

鹿の湯付近の通りは民宿街になっているので、そちらに泊まって温泉は鹿の湯というのもいいかもしれない。近所のおばあちゃんやおばちゃんなども結構来ていて地元の社交場の雰囲気満載の温泉でした。 いやぁ、すばらしき温泉三昧でしたっ!!

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