スパイダーウィックの謎

Fantasy

前に見たグリズリーマンがちと重かったので、なんか軽いほんわかファンタジーでも見てリフレッシュしようかなと。いかにもっぽいのを選んでみました。

博物学者のアーサー・スパイダーウィック一家が住んでいた大きな屋敷。
妖精などの研究も行っていた様だが、ある日博士は行方不明になり、娘は精神的におかしくなって病院送りとなったらしい。

それから80年後、その親族の唯一の相続人であるという母子がやってきた。
どうやら母親と父親は上手くいってないらしく、姉のマロリーと2人の双子の弟、特にジャレッドとは喧嘩ばかり。
利かん気の少年はそんな家庭環境の不満も募ってか、短気ですぐものに当り散らし、何かというと暴力に訴え、困りものであった。
そのため、何か好ましくないことがあるとジャレッドのせいにされ、それも面白くない。

その夜、ふとしたことから壁に塗りこまれたダムウェーターと、そこから通じる隠し部屋を発見し、スパイダーウィック博士の書いた研究書を発見する。

「決して読んではならない」という強い警告が記されていたにも関わらず、、、、というかそう書いてあったら絶対好奇心旺盛な子は読むでしょ!!

そこからは兄弟全てを巻き込んでのオークやトロルなどの悪の軍団との対決が始まるのだが、、、

ジャレッドくん、文字は読めるのにその内容をきちんと理解することも、自分の行動がどういう影響を及ぼし、まずい結果を招くか、どのくらいリスクが高い行動なのかまで考えが及ばない、ちとおバカな子なのがイラッとする(╬ ꒪Д꒪)ノ

でも、結局その騒ぎのおかげで兄弟の絆は深まり、力を合わせて立ち向かうことを学ぶんだな。
反抗期で多感な子供が、世知辛い世の中の苦さも知り、ちょこっと大人になる王道のファンタジー。
子供だけではなく、大事な人を失った大人にも優しいストーリーでした。

https://amzn.to/2YAUvOB
タイトルとURLをコピーしました