Other fish

タイガープレコブッシープレコジャイアントパイプフィッシュレインボースネークヘッドイガカノコその他

Candy Striped Pleco

一般名称:タイガープレコ (ナマズ目 ロリカリア科)
学名:Peckoltia vittata タイガーといえど実は一定のものではないらしい。
生息地:ペルー,ヴェネズエラ,コロンビア
全長:10センチくらい
水質:中性~弱酸性

特徴:
暗褐色の体色に黄色っぽいバンドが入っているが、個体により模様の出方が違うので、お気に入りを探そう。 河川や湖沼など、流れの少ない所に生息している。大きくならないので比較的飼いやすいタイプであろう。ただし水温の上昇には注意したい。あと水質悪化は命取りになりかねないのでこまめな水換えを。
一般的にプレコは夜行性な為、昼間に活動しているところはあまり見られない。また、明るい所を嫌うようで、シェルターや水草などの陰に隠れているので、どこにいるかわからなくなることがある。だからといってそういうものを取り去ってしまうのは精神衛生上よくないので、隠れ場所は準備してあげよう。

Bushymouth catfish

一般名称:ブッシープレコ (ナマズ目 ロリカリア科)
学名:Ancistrus sp.
生息地:南米:アマゾン川流域
全長:10〜20センチくらい
水質:中性〜弱酸性

特徴:
暗褐色の体に白いスポットが散る。
ひげがもしゃもしゃと無数に立つ愛嬌のある顔だちブッシーの仲間はひげの大きさや生えかたで雌雄判別しやすいため、繁殖例は多いようだ。
せびれなどもすべて立たせた姿はかなり美しい。やはり高温には注意。
売られているのはかなり小さい幼魚が多いが、それなりに大きくなる。

ジャイアントパイプフィッシュ

一般名称:ジャイアントパイプフィッシュ
学名:
生息地:タイ
全長:30〜40センチ程度。
水質:中性〜弱酸性(汽水に分類されてることもあるが、うちのは淡水域出自らしいので)

特徴:
ヨウジウオといえば汽水・アルカリ性の印象が強いのでそこをまず確認してみた。
採取地域による問題で、だいたいのヨウジウオは河口付近のものが多いため汽水の印象になるが、もっと上流に生息するものは純淡水で酸性より。
みかけはタツノオトシゴに似ていて口吻が細長くて体表は茶褐色の固いウロコに覆われている。ぬるぬるはしなくてゴツゴツといった手触り。 体はひょろながくて真直ぐにしたり、背中を曲げた状態で漂っている。
弱酸性がおすすめだが、意外に水質の許容範囲は広い。

Rainbow snakehead

一般名称:レインボースネークヘッド
学名:Channa bleheri
生息地:インド
全長:15〜20センチ程度。
水質:弱酸性

特徴:
比較的入手しやすい小型のスネークヘッド。顔つきはポリプテルスにも似てるが、雷魚の仲間。
発達した胸鰭、空気呼吸ができる上鰓器官、大きな口などポリプと共通点も多い。しかし全長は短めでつながって大きく揺らめく鰭が美しい。
なによりこの発色が美しく、対してぶっちゃいくな顔立ちがアンバランスで実に良い(笑)
中性より弱酸性がおすすめである程度高温に耐えられる。

イガカノコ

一般名称:イガカノコ貝、サザエ石巻貝
学名:Clithon corona
生息地:沖縄,奄美諸島、フィリピンなど
全長:2センチくらい。
水質:アルカリ性〜中性(酸性が強くなると殻が溶け出すとか)

特徴:
汽水から淡水域に生息しているサザエのような形をした小さな巻貝です。
日本の石巻貝につのがついたような一色のものや、カタツムリのような渦巻き模様のものなどがいて、オレンジ系、ブラック系などカラーもバリエーションがある。この「つの」の長さにも違いがあるようです。
普通の石巻貝は一度ひっくり返ると自力で起き上がることができず、気付かずに放っておくと大変な事になりますが、サザエたちはなんと、転んでもちゃんと起き上がるとこが力強さを感じます。
水質が酸性に傾くと、殻が溶けて侵食されやすいので要注意。アルカリ寄りの方が調子いいみたいです。 蓋の隙間やフィルターから逃亡 しようとするので、あまり水槽の上へ移動したら気をつけましょう。

その他に今まで飼育したことのあるお魚たち。
コリドラス、ボララス、デルモゲニー他。
一時期90cm,45cm,キューブの3本水槽がありました。

プレコの飼育パイプフィッシュの飼育レインボースネークヘッドの飼育イガカノコ貝の飼育
プレコの飼育

<選別>
お腹がへこんでいるのはX
呼吸が速いものはX

<餌>
個体にもよるのだろうが、うちのは昼間でも物陰に隠れていないことが多く、タブレットも食べてくれるので飼いやすい。
栄養バランスを考えたプレコフードも多種あるので好みをいろいろ試してみよう。

プレコ植物性と言われることも多いが、結構雑食。赤虫も好物で、臭いをかぎつけるとすぐに寄ってくる。流木があれば削るようにして食べる。

人間用のスピルリナ(添加物のないものを)、きゅうりなども食べる。湯がいたほうれんそうもいいだろう。野菜を与えるときは農薬に注意して。「削ぎ取るように舐められるもの」が基本。

タイガープレコは一般的に苔とりはろくにしないと言われるが、うちの子は水槽に着いた苔もよく舐めとって食べている。よく苔取りをするのはセルフィンが有名ですが、想像以上にかなり巨大化します(笑)小型だとブロンズプレコが良いそうです。

とはいえ、好き好んで苔を食べているというより、他に食べられるものがなければ苔を食べるといったところなので、他に食べられるものがあれば積極的に苔をとるというものでもありません。くれぐれも餓死させないように。。。

<混泳>
基本的には攻撃的ではなく混泳もしやすいが、大きくなるものは他の魚の表面までこそぎ取って食べてしまうことがあるかもしれないので注意。

  • 体表面積が大きく、動きのトロイ魚は注意。
  • 夜間、水底で砂の上に寝る魚も注意。
  • 逆に大型で肉食の魚は食べようとしてのどにプレコを詰まらせてしまうケースがあるのでこれも注意(プレコは胸鰭を逆立てて、引っ掛かるようにできていて、しかも体表は鎧である。
パイプフィッシュの飼育

<選別>
入荷時の大きさは様々だが、ある程度成長した個体の方が餌はらくだと思う。それほどたくさん出回ってるわけではないので比較は難しいと思うが、ちゃんと餌を食べているか観察できると良いと思う

<餌>
口が細いために、赤虫・ブライン・イトメ(各冷凍含む)などがおすすめとされているが、うちの個体はすでに20センチくらいになっていたため、アカヒレも 好んで補食した

みかけはのほほんとしてるのにかなり素早い。水槽にアカヒレを放した途端に目にもとまらぬ早さで飲み込んでしまった

もう少し大きくなってからはメダカでいけた。小さめのエビ類も食べるがクリルなど乾燥餌には見向きもしなかった

栄養が偏らないためには餌となる小魚にバランスよくいろんな餌を与えてから投入したほうがより良いだろ。

<混泳>
体が長くて基本的におっとりしているので気が荒い魚と一緒にするとつつかれてひれなどがぼろぼろになる可能性が高い。
なので一般的には単独飼育をすすめられる魚だが、温和な魚とならいろいろ考えられるのではないか
ただし、アカヒレくらいに小さい魚だと餌となってしまう。コリドラスやヌマエビなどは結構いいかもしれない

<雌雄の判別>
卵を抱えるために育児嚢のように少しお腹の幅があり、立てに切れ目が入っているのが雄。雌は逆に普通の細いお腹をしています。
餌をとる時にたちあがるような姿勢をとることがあるので、その時によく見てみましょう。
繁殖期になると雌が雄のおなかに卵をうみつけるので、卵を腹にかかえている方が雄だとわかる。たまにこの状態で入荷される場合もあるので、要チェックです。

レインボースネークヘッドの飼育

<選別>
発色が美しいもの。どす黒くなっているものは体調が落ちている可能性があります。(底砂によっても色味はかわってきますが)
物陰に隠れたり、砂を掘って埋まったりするのは元来持ってる性質なのでそれほど気にする必要はないかな。
同種、多種との混泳も考えるなら、攻撃性や弱者の要素を強くもっていないか観察を。

<餌>
餌付けすればキャット、赤虫、カーニバルなども食べる。
メダカやアカヒレなどの生き餌も好む(=小型魚との同居は餌になってしまいますw)ので、バランスを考えて与えてあげるとよい発色をするかもしれません。

<混泳>
成長すると縄張り意識も強くなるので、できれば単独飼育が望ましいとされる。孵化した稚魚の世話をするのでつがいで飼ってみるのもおもしろいと思う。
とはいえうちでは小型ポリプテルスと同居してましたが、あまり気にしてなかった模様(^^;)お互い干渉せず悠々としてました。ただ水質には結構敏感なようなので、急激な変化や汚れには注意を。
また、口に入る小さいサイズの魚は食べますので注意。水質も酸性よりなのでそこでの相性もあると思います。

※とはいえ、個体差も大きいと思うので、熱帯魚飼育の混泳については絶対というものはありません。他の人のところで大丈夫だったものでも自分のところではうまくいかないこともあります。いざという時には引き離せる予備水槽やセパレーターの準備もぬかりなく。

<その他>
空気呼吸できるため、水面にも顔をだす。ポリプと同じようにジャンプ力があり、飛び出し事故もおきやすいので、蓋はしっかり閉めて隙間も埋めること。

イガカノコ貝の飼育

<選別>
角がしっかりしてるもの。巻貝の部分が美しいもの。
と、いうのも一度溶けて変形した部分は、まず元通りにならないので。。

<餌>
苔を追って水槽のへりをひたすら移動する。
にんじん、ブロッコリーなど野菜も食べるようだ。

<混泳>
他の魚を襲う事はまずないでしょう。(襲ってたら恐いw)
水質がアルカリ向きなので、その面で飼う魚との相性を考えた方がいいかも。

<繁殖について>

アップルや石巻貝のように卵は生みます。

しかし、元々汽水性の為純淡水では孵化しない模様!

たいてい苔とりのために導入するでしょうから、水草水槽に塩をいれるわけにもいきませんから、繁殖を狙うならば単独飼育になるでしょう。

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