信州:上田城付近散策

03 関東05 甲信越国内群馬県長野県

事前に最終日どこへ行くか決めてなかったんだけど、宿泊先でもあった道の駅 六合を出て、草津から信州方面も行かれるし帰りはどうせ高速もあるからということで急遽長野へ!

この間蔵王白石で仙台真田氏を巡ってきたから、本家のほうも繋がりということで。。

https://www.ueda-cb.gr.jp/uedajo/

その前に、六合のすぐ近くにある吾妻郡六合村太子駅跡に立ち寄った。
チャツボミゴケ公園のところが昔は鉄鉱石採掘場だったのだが、搬出するために開業した貨物専用線が太子線。

1970年には廃線となったが、鉄橋やトンネル、ホッパの基礎などは当時のままに駅舎などが復元されました。

ホッパとは鉄鉱石などを出荷するために貯蔵しておく設備だそうで、鉄筋コンクリートの倉庫みたいなもの。廃墟感がなんともいえないね。

夜までに帰宅しなければいけないので、あまりゆっくりする時間はない。この後一直線に上田に向かう。

草津から上田のほうへ向かうと、まさに真田の町を抜けていくことになり、途中に真田氏ゆかりの寺や本城跡などの近くを通る。
しかしひとつひとつ寄ってる時間もないので、とりあえず真田歴史館と真田氏館跡がいっしょにあったとこに立ち寄る。

正直展示物は多くはないが、とりあえず四阿山(あずまやさん)の読み方と、この山が真田一族にとって大切な信仰の山だということは学べた。

歴史館の横をてぶてぶと下っていくと、真田氏館跡にたどり着く。
といっても当時の建築物は何も残っておらず、皇太神社が建っていました。

各門跡や廓跡、厩跡など各所に立て札はあるのですが、実際痕跡があるのは土塁のみなので、じっくり見て想像を働かせよう。

ベンチなどには六文銭が入ってたりしてちょっと気分は味わえる。
西廓方面からは武田vs村上の「砥石崩れ」の砥石城(戸石城)がよく見える(左端)。

一見芝生が続いてきれいに見えるがこのお屋敷跡一帯が実は「マレットゴルフ場」なので、あちこちにコースの立て札が混ざってるのが非常に興ざめで残念(--;)
ゴルフ場の中にお社が建ってるみたいな変な構図になっている。

気をひかれるものはいろいろあれど、ここからはよそ見せず上田城へまっしぐら。

https://www.ueda-cb.gr.jp/uedajo/

ここ最近期せずしてテレ東の「出川哲朗の充電させて。。(略)」と行ってる所がかぶるのだが、おかげで「隅おとし」とかに目がいく。
鬼門の方向だけ、堀の土塁が切り取られた形状なんだよね。

上田城といえばもうこれですね。ほぼこれしかないですね!
真ん中の東虎口櫓門と南櫓・北櫓。

東虎口櫓門は復元ですが、南櫓・北櫓は売却されて別のところに移築されていたのを買い戻して、またここに建て直したということです。

北櫓下の石垣にはめこまれた真田石。石の大きさは権威の大きさ♪

二つの櫓は行き来できるようになっており、資料やパネル展示がみられます。

移築されてた時には遊郭として使われた時代もあったそうで、内部には部屋を仕切るためでしょうか、建具をとりつけた跡などが残っているのもおもしろい。

なんちゃって羽織と火縄銃でのなりきり鉄砲隊体験もできます。
「石落とし」の仕掛けは案内のおいちゃんが是非みせたいポイントらしい。

敷地内には真田神社があり、その脇には城外へ通じる抜け道があったという伝説のある「真田井戸」があります。
要塞のようにがっつり囲われていてのぞき込むこともできませんが、たぶんそれは覗いて深さを確かめたりしちゃぁだめなのだ!伝説はロマンのままに。。。

そして、真田神社は御朱印がとてもかっこいいです!
私が行った時には4種類の中から選べたのですが、どれにしようか非常に迷う。
兜を模したお守りなんかもよいですね。

(追記:↑はたまたま時期で「限定見開き御朱印」だった模様。時期により変わるようなので詳しくは公式HPを確認)

https://sanada-jinja.com/

真田神社裏手にある石垣は上部がところどころ欠けたようになっている。
これは昔は西虎口にあたるここに櫓門があったという名残とか。

江戸時代から現存している唯一の建物である西櫓。特別な期間しか開放はされないらしい。

歩き疲れたのでちょっとお茶をしたくなり、柳町近くのカフェでお茶をして駐車場に車をおかせてもらって(許可はとった)ぶらぶらしてみた。

北国街道上田宿の面影を漂わせる、昔の宿場町風な街並みがよいですな。
パン屋、酒屋、味噌屋、蕎麦屋、焼き鳥、喫茶とかこじゃれた感じの店が並びます。

この付近はゆっくり滞在してめぐるところもいろいろありますね。多分一時期の真田丸ブームのころより今ならば空いてる感じがします。

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