中国 – 広州動物園、広州海洋館

アジア中国海外

所用で広州にいったので、近所を観光することにした。
そこで目についたのが、宿泊地にほど近いとこにあった「広州動物園」という文字。

園内には「広州海洋館」という水族館もあるのでいっぺんに海外のこうした施設がどうなってるか見られるのはいいなと。
広州動物園は中国語で「グアンジョウ ドンユーユエン」と言うのだが、残念ながらタクシーの運転手には通じなかったので、ガイドブックのその文字を見せていってもらったw。

ちなみに動物園の入園料は調べてみると結構変動があるようだが、現在は10元。しかし、併設されている水族館が100元と10倍のお値段で、こちらの入場券を購入すると動物園がただになります。両方みたいなら水族館のチケットを買うと吉。
広州は中国でもかなり南に位置するためかなり暑い。午前中早めに行ったのだが、歩いてるだけで汗だらだらで結構体力を消耗する。
事前に「街中の動物園だから小さいよ」という情報があって、そんなに期待をしてなかったのだけど、

あれで小さかったら日本の動物園は庭ですか!

余裕で上野動物園くらいの広さはありますな(もっと広いかも?)。そして動物の種類はメチャクチャ多い。
まず入ってすぐに鹿、レイヨウ類ゾーンなんだけど、どんだけ種類がいるのだ。ここは鹿園ですか?と思うぐらいものすごい多様な種類がいます。

ゾウやキリンやシマウマ、カバにサイに豹などだいたい代表的な動物は揃っています。

ワニに餌をやっているとこも見たのですが、係員は目の前でタバコを吸いながら肉を差し出してました。影響はないのか?!

は虫類、両生類の館や鳥類ゾーン、猿ゾーンなど各同族ごとにとにかくやたら種類は多い。とにかく暑いため、ぐったり伸びている動物が多いんですが。。
あまりの暑さで熊も水中からあがってきません!

中国といえばパンダ。きっとたくさんいて間近でみられるんだろうなぁと思いきや

ものすごく遠いおりの中に一匹。。。。(ーー;)やる気なくもたれかかっていました。

海洋館に向かう途中には大きな不忍池みたいなのがあって、野鳥(?)たちもたくさんいました。
園内は樹木が多く、ヤブ蚊も多いです!虫除け必須ですよ〜〜。うかつでさされまくりました(;;)

海洋館の方は、屋外ステージと建物内にわかれていて、ステージの方では「アシカショー」「白イルカショー」「イルカショー」とたてつづけに3本のショーがあります。

内容自体は日本でもおなじみのものが多かったけれど、白イルカがショーをするのは珍しいのではないでしょうかっ。

イルカタッチやら一緒に撮影やらもあるようですが、すべて別料金となっております。他にも餌やりコーナーとか園内で別料金のものもたくさんありましたw。

動物園の中にも見世物小屋とかあって、なかなか商売根性たくましいな〜っと。
館内は、まず入り口が水中トンネルをエスカレーターで下ります。頭の上を魚達が泳ぎ、なかなか素晴らしい作りだとは思うのだが、降り口に係員がいて止まらないように押し出しますw。

んでもって、日本の水族館ではないだろうと思うのが、水族館の中でもよくわからんショーがいろいろおこなわれる。代表的なのが「マーメイドショー」

巨大水槽で人魚の衣装をつけた二人が踊ります。。。素潜りで結構深く潜るのでしばしば息継ぎに上昇し、とんでもなく体力勝負なショーで大変そうだなと。

ダイバーがサメ水槽に直接潜って餌やりをするなんて怖いものもありましたよ。
ただ、扱いはなかなか邪険で、近づいてきたサメを足で蹴りとばしたり、手で突き飛ばしたり、邪魔なのはこづいて追いやってました。

ウミガメプールはわさわさとかなり巨大なウミガメたちが。
ウミガメって結構危険で指を食いちぎられたりすることもあるそうです。

日本でも絶対手を出さないよう注意書きもあるし、ここでも書いてあったのに、みんな手をだしまくって直接触ったり、なんか食べ物を与えたり。。。(ーー;)
気になったのはとにかくお客のマナーです。

動物園でもなんかみんな指定外の食べ物を動物に投げつけてるし、中には袋のまま投げてたり、ゴミが投げ込まれていたり、クマもガムシロのプラスチック容器ごとくわえていました。

種類が多いのはいいですが、動物達の住む舍内にこうしたゴミがちらばってるのと、ほとんどの檻が鉄筋作りの狭い殺風景なものなのがそれでなくても猛暑の中ちょっと可哀想。
また、誇大広告で看板にいない動物が堂々と描かれていたりするのもなんだかなぁ。(^^;)文化の違いが垣間みれた体験でした。

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