8/26日午後。さて、到着早々観光に出発です。
あ、そうそう、ここではビザが必要なので空港にて短期滞在用のシングル・ビザを取得する。ひとりUS30$也。
非常に小さな空港で、トイレは鍵が壊れてるし、流れないし、乾燥機はスイッチ切れてるしなのだがここはアフリカ。我慢しましょう。
カウンターも2つしかなく、全部のんびりとした手作業の為非常に遅いです。ここはアフリカ。我慢しましょう。
ちなみに手荷物はあのコンベアーもなく、係員が手で空港の一角に運んできますw。適当においてあるので間違えないように。
ようやく外に出たところで現地係員が待ち構えていたんですが、手配した会社じゃない現地ツアー会社名で手書きで小さく名前書いてたのでわかんなかったよ(ーー;)
アフリカは基本的に英語なのがまだ救われるのだが(中国語とかフランス語とかだとどうしようもない)、癖があるので聞き取りづらい。
微妙に発音やイントネーションが異なり、ゆっくり言われてもわからんこともある。まぁ。。もともとこっちは中学生レベルだし。
空港から少しいったとこにまず野生の牛を道ばたに発見。それだけで感動する我ら。
また少し行くと野生のイボイノシシがうろついてるのを発見。またもやみんな大興奮だが現地では犬猫並みらしい。
野生の猿バブーンも歩いていた。さらに感動する我ら。
Victoria Fallsはザンベジ川の中流にあり、南米の「イグアス滝」、北米の「ナイアガラの滝」と肩を並べる世界三大瀑布のひとつである。当然のごとく世界遺産。
最大幅1700m、最も深い滝壺までの落差108mと言われる巨大な滝だ。
ザンベジ川がジンバブエとザンビアの国境となっている為、ヴィクトリアの滝も国境にまたがる形となっている。そのため2つの国の両側から見るポイントがあるというわけ。
今日はザンビア側からの観光となるのだが、空港及びホテルがジンバブエにある。
つまり、いきなり国境を超えることになるのだが、ザンビアに入国するのにはビザがいる。(US10$)
道の途中に門があり、ここで入国手続きだ。島国の日本ではありえないめずらしい光景。車を降りてパスポートを持ち、役所のような建物に入る。
柵を越えたところに何やら水をしみ込ませたマットのようなものが置いてあり、そこを踏めと言われる。どうやら植物の種とか持ち込まないようにという配慮らしいが、何度もふみふみしようとしたら「一回でいい」と言われた。本当にそんなんで効果あるのか?(ーー;)
本当は3-8月ぐらいが一番水量が豊かで迫力があるらしいのだが、行った9月は少々水量が落ちて岩肌が見えていた。
それでも迫力満点である。滝壺には激しく水煙があがり、覗き込むと目がくらむ高さ。
樹々に囲まれた小道をたどりながら、のんびりハイキング気分で回ってポイントポイントでいろんな角度から滝を眺める。やっぱ自然は美しい。
巻き上がる水煙と日光の関係で、滝のある部分には虹がかかっていた。おそらくほぼ年中虹が見られる素敵ポイントなのであろう。
こればかりは写真では十分につたえることができない。
実際にそのすごいごうごうとうなる音を聞き、水しぶきをあびて、全身で滝を感じ取る感動は原始的なほど深いものがある。
同行していた日本人に若いカップルたちがいたのだが、なんと、そこでタバコを吸い出してポイ捨てしたのにはびっくりした。
あまりにも恥ずかしい。ガイドさんが見て見ぬ振りをしていたので何も言わなかったけど、どこにもそう、空き缶さえ落ちてない自然公園の中であり得ない行為である。
そいういうことはやめましょうね。。。何しにここへ来たんだか。
ものすごく英語は堪能で尊敬していたのだが、一気に嫌な気分になった。
なんともチャレンジャーなことに、このVictoria Fallsのすぐそばにかかる橋(ジンバブエとザンビアをつないでいる)にバンジージャンプのポイントがある!
これだ。。。1、2、3
並の度胸じゃ飛び込めませんよ?
ちょっと興味はあったが時間もないし今回は見送り。やってる人もみられなかったけど、橋のところで係員がおいでおいでをしていた。
みやげもの屋の付近にもうろちょろする猿。(ベルベットモンキー)
本日の観光予定はこれにて終了。Victoria Fallsから少し車を走らせたところにあるホテル「Overnight at A’Zambezi River Lodge」へチェックイン。
アフリカ周辺では、蚊にさされると「マラリア」に感染する危険があるので、蚊対策はしっかりしないといけない。
虫よけも常にシューシューしているが、部屋の中にも特に風呂場、トイレに結構大量の蚊がはいりこんでいたりする。裸になるポイントがかなり危険だ!
もうみつけ次第天井まで追っていってスリッパでたたきつぶしまくった。一晩で10数匹叩きつぶしたこともあり、まさに蚊との戦争状態。
寝てる間も危険なためか、ベッドには蚊帳があった。おしゃれな天幕というものではない。あくまでもこれは蚊帳だ。おかげで蚊帳初体験。
部屋はこぎれいに掃除も行き届いており、テレビもあるしバスタブもあるのだが、(便器が木製でおしゃれだった)アメニティはあまり充実していない。
タオルと石けん、シャンプーぐらいはあるが、歯磨きもティッシュペーパーもバスローブもドライヤーもなく、冷蔵庫さえない。ミネラルウオーターのサービスなどもない。TVはある。
スリッパもないのでシンガポールのトランジットホテルでもらってきた使い捨てスリッパが大活躍。(蚊退治にもね。。)
アフリカだけあって、水不足のようで節水の張り紙がしてあった。ちなみにシャワーは壁固定式である。
部屋のセーフティーBOXは壊れていて使えなかったので、結局貴重品はいつも持ち歩いていた。
部屋の鍵も庭に出るほうが2日目には壊れてかからなくなってしまい開かずの扉に。
おまけに2日目の夜には相方の蚊帳が壊れて天井から降ってきた。
まぁ、、こまかいことを気にしていてはアフリカ旅行などできないのである!w
ホテルのすぐ前にはゆったりと大きな川が流れており、クルージングしてる船が見えた。なかなか美しい夕暮れである。
ここの従業員たちはめちゃ明るく気さくで常にナチュラルハイの状態。
通る人とおる人なんかしら声をかけてくる。
最初はチップ目当て(アフリカはチップのある国である)かと思い警戒したが、どうもそうでもなく陽気な人々のようだ。
何故か今回アフリカ旅行で中国人に間違われまくった私。。。。「ニィハオ」とか言われてるし。(ーー;)
まぁ日本人は金持ちだと思われていて危険度は倍増しになるので、間違われた方が幸せかも。
「ニィハオ」「サイチェン」などと「振り」をしてごまかしたりなんかもして。
食事処は中庭にあって、中央に広場をぐるりととりまいているのだが、そこで毎晩ショーが行われる。歌や踊りや獅子舞みたいなのもあった。
ちなみにアフリカの料理は以外とイケます。
特別おいしいわけではないが、まずくもない。(微妙?)
肉とパンがちょっと固いんだけど、味付けは日本人でも十分通用するので食べれなくて困るということはなかった。
フルーツや野菜も新鮮だし、デザートもベタ甘ではない。以外と柔らかかったのがバッファローの肉。
あと、焼きプリンみたいなデザートがおししかったので毎晩食べてた。
朝も夜も基本的にビュッフェ形式なので好きなものを好きなだけ。
朝は卵料理、夜は肉料理のとこにコックがいて、その場で注文に応じて調理してくれる。
また、夕方になるとどこからともなく野生のイボイノシシがやってきて庭で好き放題していた。
結構大量にきてますよ。さすが野生の王国。
頭のなかで「パー♪パッパッパパヤッパー♪」と懐かしいメロディーが流れる。
ちなみにホテルで日本円からの両替はできないので、空港である程度USドルに変えておいた方が無難。何故かUSドルは南アフリカ地域だいたいどこでも使える。
現地通貨もあるんだけど滞在が短いと他の国で使えないのでドルで十分かな。
うちら両替しそこなったおかげでこのホテル滞在中水しか飲めなかった(ーー;)ひもじい。。。
続く