今夜の宿泊先は、旭川に近い「天人峡温泉ー天人閣」創業100年という歴史あるお宿です。
その名の通り峡谷に包まれた温泉で、大雪山国定公園に属する場所。
緑が濃い季節で川のせせらぎも間近でいい感じ。
男女別に内風呂と露天風呂があり、時間で入れ替わります。
湯量も豊富で源泉かけ流しタイプ。泉質は硫酸塩酸で、2種類の湯温があるようです。
普段女性用となっている方。眼下に峡谷が見える岩作りです。白濁のお湯でした。
内風呂がいろんな種類あって、なかでも五右衛門風呂がおもしろかった。
水風呂なので、暑くなったら浮かんでる底板を踏みつけるようにして壷にはいります。基本的に熱めの温泉なので、ちょっと冷やして気持ちいい感じ。
普段男性用となっている方。女風呂よりも広くて水車があります。
時間によって色が変わるのか白緑色にみえました。
ここもすぐ下を川が流れて自然と一体感があっていいですな。
内風呂は大きな温度の異なる湯船が2つで、壁は自然の岩壁そのものを利用してる感じで迫力あります。バスクリンいれたように濃い黄緑にみえました。
お部屋。落ち着いて清潔感のある和室です。
ここ、多分バブリーな頃に改築されたんじゃないでしょうか?
館内施設は結構充実しており、ゲームコーナーやおみやげやさんや、ラウンジやカラオケなどいろいろあって従業員も多い。
その割にお客さんが少ないのがあれですが、、、
大きな宿の割には家庭的な雰囲気で良かったです。
料理は基本的にバイキングですが、季節の野菜を使ったシンプルな料理がとてもおいしかったですよー。凝ったものより素材そのものの味を引き出したたけのことか青菜とか。
付近は散策路があり、朝の散歩も気持ちがいい。お好みに合わせてトレッキングコースなどもあります。
一応道はありますが、山道だったり河原の岩をすりぬけていったりするので、軽装とはいえサンダルやヒールは避けた方がいいでしょう。
羽衣の滝。これ、かなり見事ですよ!落差も大きく、日光華厳の滝のようにダイナミックではないけれど、何段にもわかれて見え隠れする滝はなんとも優美で隠れた名所です。
これほど素晴らしい風景なのにあんまり有名でないのが不思議なくらい。
奥にすすむと敷島の滝という幅の広いダイナミックな滝もあり、途中にも大小さまざまな滝や奇岩があります。
近くには「森の神様」と呼ばれている樹齢900年ぐらいの巨木もあり、森林浴、ヒーリング効果の高い地域でした。