大妖怪展 ― 土偶から妖怪ウォッチまで

03 関東国内東京都

現在江戸東京博物館で開催中の「大妖怪展 」見てきました。
この夏一番注目していた美術イベントです♪(秋はダリ展!)

大妖怪展 ― 土偶から妖怪ウォッチまで
この秋、あべのハルカスに、日本の妖怪たちが大集合!/大阪会場:2016年9月10日(土)~11月6日(日) あべのハルカ...

ちなみに事前に「大妖怪展Walker ウォーカー」も購入して予習してました。
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3DCG仲間などは題材として使うのでよく知ってると思うが、私は妖怪大好きで、絵巻や画集、浮世絵の本やら辞典的なものやら集めてるし、柳田 国男の著書もいくつか読んでいる。そろそろ井上円了も読もうとストックはじめましたw

それにしても、今回の展覧品はすごいよ~~~。
今までそうした本でしか見れなかった貴重な作品が、ぎっしりと集まってる!
「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」に出品されたのと同じ版画があったり、確か以前東京国立博物館で見たもの、どこかの寺で見た覚えがあるものなどもありますが、気になっていた本物がこんなに間近でじっくり見られるとは。うきうきわくわくが止まらず、都内にまだ住んでいたら何回も来たくなるほど。

国宝、重文も多く、保護の為開催中でも短期間しか見られないものもあり、当然中は撮影禁止。
だからこれだけの作品が納められた公式図録は絶対買い!

A4ではなくB5に近いぐらいの小さめサイズなのが画像が小さくなってちょっと残念だったが、デザイン性のある表紙と美しいフルカラーでしっかりした作りなのは良い。

土蜘蛛草紙

さすがに図録を全部お見せするわけにもいかないので、引っ張ってこれそうな画像だけでも紹介。

『百物語 お岩さん』-葛飾北斎
Shunkosai Hokuei Obake.jpg
ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=607238

『百物語 さらやし記』-葛飾北斎
Hokusai Sarayashiki.jpg
By Hokusai – [1], ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=563083

『源頼光公館土蜘作妖怪図』-歌川国芳
Warrior Minamoto Raiko and the Earth Spider LACMA M.2006.136.292a-c (1 of 2).jpg
By Utagawa Kuniyoshi (Japan, 1797-1861) – Image: https://collections.lacma.org/sites/default/files/remote_images/piction/ma-1330476-O3.jpg
Gallery: https://collections.lacma.org/node/213079, ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=27229785

『相馬の古内裏』-歌川国芳
Mitsukuni defying the skeleton spectre invoked by princess Takiyasha.jpg
ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=314870

「土蜘蛛」『新形三十六怪撰』:月岡芳年
Yoshitoshi The Ground Spider.jpg
ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=624441

そういえば月岡芳年は『奥州安達がはらひとつ家の図』も秀逸なんだけど、今回はなかったな。。

『画図百鬼夜行』-鳥山石燕
SekienAmikiri.jpg
ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1255729

真珠庵蔵『百鬼夜行絵巻』
Hyakki-Yagyo-Emaki Tsukumogami 1.jpg
By 不明 – scanned from ISBN 4-5829-2057-8., ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2234912

国宝《辟邪絵 神虫》
Extermination of Evil Shinchū.jpg
By 不明 – Tokyo National Museum, Emuseum, ウィキペディアより:パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7849050

地獄絵とか、幽霊画とか、他にも見所はたーーーくさんあったのだけれど。
技巧的な北斎や、独特な陰影の若冲も良いのだけど、私は躍動感に溢れた国芳好きだなあ。
それに、さらに古い作者もわからないような絵巻や草紙がたくさん見れたのは嬉しかった。

また、「妖怪図」-高井鴻山もなんかとても気に入って、額絵があったら欲しかったな。
本当に手刷りした錦絵は高いから、大判の額にいれて飾れるサイズのカードとか。。ポストカードだと小っちゃすぎ。

ちなみにへたかわいい『針聞書』の蟲たちは期間中4回ほど違うページになるそうで、気になったらどんな仲間がいるか本も出てますよ。
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今回のみやげ品は、まず公式図録。百鬼夜行の一筆箋(つなげると絵巻になる)、小さいクリアフォルダー、かっぱちゃんw、それらを入れるエコバッグ

さらに何かと便利なてぬぐい各種

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