さて、足尾銅山から賑わっている日光を抜けて、さらに奥へ奥へと進んでいくと群馬県に入る。
片品村といえば、昔はスノボーしに何度も来ていたのだけど、冬限定だからいつも老神温泉の方から来てた。そして雪景色しか知らなかった。
丸沼高原もスキー場のイメージしかなく、丸沼も初めて来たのだが、周辺には綺麗な青い沼が連なってました。
水があお〜〜〜い！！そして、中禅寺湖や戦場ヶ原などはうじゃうじゃ人が歩いていたのに、ここは本当に静か。鳥の鳴き声やさやさやとした葉ずれの音が心地よい。
沼の周辺は散策路があるんだけれど、かなり自然な山道といった感じでアップダウンも結構ある。片側がほぼ崖の狭い道なので運動靴推奨。
標高も1400を超えてるので、そこいらの山の頂上より高い。森の木陰によりさらにクールダウン効果があるので、下界は真夏だけど長袖持って行ってよかった！
この時期、戦場ヶ原ではクリンソウのシーズンで、綺麗なんだよと母が散々言ってたのですが、ここにも咲いてました！
群生というほどじゃないにしても、そこそこ固まって咲いてましたよ。おまけに昔図鑑ではみたことのあったマムシグサ。ほんと蛇みたいな頭だね。
なかなかの森になっているので、ものすごいマイナスイオンを浴びて森林浴満喫。生命力強そうな面白い樹々もいくつも発見。
そして本日のお宿は、この丸沼の岸に建つ一軒宿の温泉「環湖荘」。庭が丸沼みたいなもんだから、いつでも散策できて部屋からも見えるのが良いね。
お部屋は小綺麗な純和風でした。
アメニティは、まあ必要最小限なタオル、浴衣、歯ブラシぐらいで風呂にシャンプーリンスなどはあるんだけど、ドライヤーが脱衣所に２個ぐらいしかないので、自分で持って行った方がよかったかなと。
お風呂は大きい方にはニジマスが泳ぐ水槽付きで、開放的な三角屋根なんだけど、小さい方は特色なし。泉質は無色透明な単純泉。
時間で男女入れ替えがあります。他にもっと小さな家族風呂も２つあり。
お夕食。生物が苦手な私には嬉しい山の幸がいっぱい。いっぱいすぎて食べきれなかったけど、優しい味付けがおいしかった。
朝ごはんはちょうど良い感じの日本の食卓。
腹ごなしにまたちょっと森へお散歩に。朝から降ったりやんだりの不安定な天気。
お、こんなとこに湧き水もあったんだ。
途中ちょっと降られて戻れなくなったけど、樹木が生い茂ってるから散策路にいればほとんど濡れない。
この後、白根山（丸沼高原）にロープウェイで登る予定だったんだけど、天気が怪しいので様子を見ながら相談です。
