道中見聞録:旅の記録や美術館、博物館、地域のイベント

福島:アクアマリンふくしま

02 東北福島県

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帰省した帰りにちょっと寄り道してもらい、ひとり水族館へ放出(笑)だいぶ前に訪れたときはカメラを持っていなかったし、震災時にここも結構被害があったのでずっと気になっていたのです。

いわき市の小名浜の海岸沿いに建ってますが、現在放射能の影響はかなり低い地域なので問題ないと思います。

この水族館、上空から見るとどうも船のような形になってるようなのですが、上からみたことはない(笑)
ものすごく冷たい風が吹き付けてくる日だったので、駆け込むように館内へ。

エントランスホールからまずは順序通りに右の展示室へ入っていくと、まずは「海・生命の進化」コーナーで、古代の海を表現した展示物と「生きた化石」と言われる古代からあまり進化していない生物たちがいます。

カブトガニとか、オウムガイとか

なにげに水族館では展示が少ない我がペットだったにょろちゃんの仲間、ポリプテルスなんぞもいます(エンドリケリーだけど)
ネオケラとか(寿命100年とかも言われる故に惹かれるけど飼えないw)。。。ハイギョやガーなど古代魚といわれる類です

エスカレーターで一気に4Fへあがると、まるで雑木林のような「ふくしまの川と沿岸」の屋内テラリウムエリア。非常に高いガラス天井のサンドームになっているので、まるで屋外にいるようです。

奥の方はちょうど大水槽の裏側に当たるので、振り返ると広がる大海原。

その奥は「北の海の海獣・水鳥」エリア。愛嬌のある動物たちがお出迎え。北の海出身だから寒くはないのだな。。

とにかく動きは速いし、トドなんて近距離で見るとでかすぎて、コンデジなんかじゃあほぼブレまくってまともな写真にはならない。苦労してる人々もたくさんみましたが(笑)
こつは水槽間際じゃなくて、中央の高くなったデッキにあがってちょっと離れたとこから撮ることでしょうね。そのほうが暗い水中でもスピード負けしません。
後は動きをよく観察してればだいたいどういう早さでどういうタイミングでどこを通るかわかってくるので、タイミングをあわせていくしかない。

しかし、観察するには近くに寄った方がその巨体の迫力は満喫できます!

えとぴ〜〜り〜〜か〜〜♩ そういえばここにペンギンはいませんね。

イルカやアシカのショーなどはありません。あと、以前は居たセイウチさんも、香港オーシャンパークに引っ越しされたようです。
ただ、ここアクアマリンふくしまには「環境水族館」という名前も冠しており、学習することにも力を注いでいます。
そのためパネル展示やテーマを絞った学習展示物も多い。

ところどころ飛び出しているバルコニーから館内を臨むとなんかおしゃれな美術館のようです。

「海の博物館・科学館」を通り抜けた先は「熱帯アジアの水辺」。植物園のような様相になってます。
外はめっちゃ寒いけど、ここはあったかぁ〜〜い。

ジャングルの合間には、いわゆる淡水の熱帯魚とか

私の好きなタツの仲間とか

マングローブの森に潜む魚たちとか

その先につながってくるのは「サンゴ礁の海」

鮮やかなトロピカルフィッシュや珊瑚の間を抜けていくと、「シーボーンアート」の展示が。
海岸に漂着したガラスや貝殻などを利用して作り上げた美しい作品が並んでました。

その先は「オホーツク海」。ちっちゃいクリオネが、暗い水槽内を強い水流でぶんぶん回っていて、これは撮影難度高すぎ(笑)

アツモリウオというのだが、天狗のようなひげに、鎧のような真っ赤で広がったひれなどが特徴的で、平敦盛の姿に似ていたところからの命名だそうな。

いたらついつい毎度カメラを向けてしまうフサギンポは、絶好の被写体。あまり動かないしこの顔つきは見逃せない(笑)。
ホカケアナハゼの面も負けてはいない。

それ以外にも強烈な子らがいっぱい

その先に見えてくるのが大水槽「潮目の海」だ。

福島県沖でぶつかる黒潮と親潮。中央の三角の水中トンネルをはさんで、左が親潮、右が黒潮になってるのだが、黒潮の海の方が広い。

上を見上げると、まるで魚たちが空を飛んでいるようです。

潮目のトンネルをくぐり抜けると鮨だね。。。もとい「ふくしまの海」。
とてもおいしそうな、食卓で見覚えのある魚たちが登場。タチウオが、本当に太刀のごとくするどい輝きを放ってたり

やわらかそうなイカが爆睡してたり。。

タッチプールが出てきていよいよ終わりかと思いきや、さらにその奥がある。

「マリンシアター」では興味深い映像がいくつか順番に上映されます。とても興味深かったのが「ザ・シーラカンス」。
実はここアクアマリンふくしまは、シーラカンス研究にかなりの力を注ぎ込んでいるのですよ!

子供の頃には「幻の魚」と呼ばれ、発見も奇跡的だと思っていたのですが、なんとインドネシアでも生息してることがわかり、ここでは実際に海中の自然環境の中で生息してる映像が見られるのです!

自走式水中カメラを現地で用いて調査してるここならではの映像でしょう。通常のダイバーでも潜れない深海で悠々と泳ぐ姿は新鮮です。
さらに奥に進むと「アクアマリン えっぐ」という建物に通じています。

外にはビーチや釣り場、田んぼや小川などの水辺を再現した「かっぱの里」などがあります。
釣り場でつり上げた魚を、なんと!その場で調理して食べる施設もそろっていて、親子で楽しめる仕組みになっているのですが、残念ながら震災復旧工事のため4/21までは中止。
(それ以前に冬場は寒すぎて外に出るには勇気が必要w)

建物内部も広い展示室になっていて、テーマに沿った生き物たちがいます。

ガラスに映った自分を必死に威嚇するウツボがいたり
さすがに立派な歯!これに食いつかれたらやはりいたそうですな。。。

雪のような純白ボディが柔らかな珊瑚のピンクに映えてきれいだね。

ぼけちゃったけど、このユーラシアカワウソ、震災後に上野動物園に避難してる時にちょうど見ました。元気にもどってこられて良かったね。家族も増えたし。

他にも江ノ島水族館や葛西水族館など、おなじみの水族館に避難してた海鳥や海獣たちもいたんだよねえ。全国の水族館や動物園同士のつながりの強さも震災でわかりました。
仙台の八木山動物園もいろんな動物園から物資を送ってもらったりしてたものなあ。

くりくりお目目のレッサースローロリスなんぞもいます。たいてい寝てるけど(笑)この時も顔を起こしたと思ったら即寝てしまったので、撮り直しはできなかった。。でもごんごんガラスをたたいて無理矢理起こそうとしちゃだめです!(>人<)たまに大人がやってるのも見るけど。。

特に派手な展示はないけれども、じっくり見て回って楽しめるいい水族館だと思います。

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