道中見聞録:旅の記録や美術館、博物館、地域のイベント

福島:夏井川渓谷・背戸峨廊

02 東北福島県

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11月頭の連休。益子で年2回の陶器市があるというので、覗きに行こうと地図を確認して愛車で出発。
んが!これが土地勘のない者の悲劇で、高速に乗った途端分岐で間違えて逆方向に乗ってしまった(ーー;)
次のI.C.まで行って戻るにも結構距離があるし、時間と距離を無駄にするのも癪だったので、ええい、このまま東北方面へむかっちゃえ〜〜!

そのまま仙台まで行こうかとも思ったが、そんな遠くに行くつもりではなかったので時間も中途半端。帰りも考えるとなあ。。。連休のため途中のS.A.で作戦タイムにしようと入ったら満車でそのまま素通り。どこまで行っちゃうの?と思いつつさらに先の適当に小さなP.A.に入ってなんとなく看板を見てみる。
なんか比較的近くに渓谷があるな。紅葉してるかな?向かってみるか。。。

ナビに従って下道に降りてまったく見知らぬ道をひたすら進む。結構車幅ぎりぎりの狭い道なのだが、ちょうどサイクリングイベントと道がかぶってたようで、ゼッケンつけた自転車の集団に巻き込まれてなかなかすすめずトロトロ渋滞(^^;)
ようやく別れたと思ったらさらに狭く曲がりくねった山道に突入。対向車線との行き違いもままならないところが多い。

公衆トイレと共になんか看板が出てきたぞ。ここかな?そんな大きくはない駐車場があったので、多分そうだろうと降りてみた。(すごい適当すぎ)

すぐ脇の道から入っていくようだ。とりあえずは舗装された道路が見える。奥入瀬渓谷の遊歩道みたいな感じかな〜。

この先自分の甘さを噛みしめる。舗装されてたのは遊歩道入り口あたりまで。実際のコースは道がどれかの判別もつけがたい山道と川岸でした(笑)

あちこちに大木が倒れ、苔むした岩を踏み歩き、先日の雨で湿ってこれまた滑りやすい落ち葉の山が泥の上に積もっていて注意してすすまないと危ない。
まあ普段着がそもそも動きやすさ第一だから、特に問題はないんだけどw

苔に覆われた岩肌からにょっきり生えたきのこがE.Tの顔みたいだ。長いシワシワの首にすっぱそうなおちょぼ口がついてる〜〜♫

いちいちコケやら落ち葉やら倒木やら木のうろやらに興味を惹かれてるので、なかなか進まない。
おまけに水中に突き出た石とかあれば、つい乗っかって中流ぐらいまで飛び石してたりするので、気づけば周囲にに人がいなくなってたり

しかし自然って飽きないね〜。深い緑に囲まれ目の休養になると共に、森林浴と水流で大量のマイナスイオンを浴びて気分も清々しい。

ただの川べりを、岩をよじ登ったり間をすり抜けたりで、実際正しい道を進んでるのかさえわからない。足場がなくなったらこっちにはすすめないなくらいで。
でも、無理やり進んでると時々こうした道みたいのも現れることもある。一人ようやく歩けるぐらいの細い一本道。すれ違いできませぬ。

こう完璧に途切れたら、戻って山に登る方向を選ぶしかないんだけど、とりあえず行き止まりとわかってても端っこまで行ってみたくなるもので、わかりにくいからうっかりその後をついてきちゃう人もいたりして(^^;)

山方面もこんな急斜面で足幅ぎりのせまいとこもある。濡れてつるっつるで危ない。
なんか若者たちがなめてかかってハイヒールやらサンダルの軽装できてる人もいたが、まあ先に進むのは無理だろう。中高年は完全なる山装備で杖にリュックに登山靴の人がほとんどだからわかってるのだろう。

よくみないと道だかどうだか判別つきがたし!
ひとつめの滝。この見えてる濡れた岩の上を登っていきます(笑)

雨の後だから水量も豊富。うっかり足を滑らせたら岩に叩きつけられながらさらわれていくでしょう。

忘れちゃいけないが、本来「街に買い物」にいくとこだったのである。まったく思いがけない山登りでいい運動にもなった。しかも連休中だというのに空いていてたまにしか人と行き合わないのも良い。

ところどころ切り立った岩もあり、このように鎖がついていてよじ登らないといけない。結構高年齢の方もきてたけど、足腰達者だなあ。。

紅葉はあまりしていなかったのだけど、古そうな大きな樹木がごつごつした肌とぽっかり開いたうろを覗かせていて、ついつい覗き込みたくなる。
きつつきなんかもいるらしい。

寄り道しまくりながらも、背戸峨廊で一番高さがあるというトッカケの滝に到着。

幅もそこそこあるのでそんなに高くはみえないけれど、登るには手ごたえありそうです。

登る。。。?
そう、ここまで来て知ったのですが、この山は「沢登り」登山の山だったのです(笑)
ここから本来は滝をよじのぼって川沿いにじゃぶじゃぶ進むのが本道らしく、必ず経験者同行で靴もわらじなど推奨とのこと。
なるほど、よくみたら滝の脇に鎖のはしごが。。。こう見ると結構高さもあり険しい道のりであることがよくわかりますね!

ただ現在、震災の影響で山崩れがあったようで、この先立ち入り禁止になってます。山道方面からの迂回路もすべて閉鎖されておりました。

来た道引き返すのも能がないので、山側から戻る道を進む。写真じゃわからないけどかなり狭い崖ぎりぎりの山道で、逆側は手すりもなく、滑り落ちたらはるか下方に小さく見えるさっき通ってきた渓谷に真っ逆さま。

そういや今日こんなとこに来ることは身内の誰も知らないし、人気はほとんどないし、遭難したら見つからないだろうな(ーー;)
改めてあしもとに気をつけながら進む。落ち葉と泥で時々ずるっといくのよね。。

それでなくとも狭い道を塞ぐように倒れてる大木があったりする。
完全にふさぎそうなところで「おっとっと」と片手を伸ばしてバランスをとったような可愛らしくもある大木。

朽ち始めた樹木から生えたコケの花?

まさかこんなアドベンチャーになるとは思わず、カメラももってこなくてiPhoneのみだったのが悔やまれる。
いい感じに苔むした雰囲気のある風景がたくさんあった。

無駄に道草ばかりしてたので、トッカケの滝まで一周でだいたい2時間30分ぐらいかかった。さくさく行けば1時間ぐらい縮まるかも。
車に戻り、これが夏井川渓谷かあ、紅葉見頃まではまだ先だな、、と思ってナビみたら、ん?夏井川渓谷はまだこの先みたいな表示が?あれ?早まった?

時間もまだあったので、とりあえず確かめに車でさらに奥に進む。このあたり本当狭い山道で帰りがまた不安ではあるのだが(笑)
すれ違い厳しい道の退避用の窪みに、あちこち迷惑駐車してる車もあってところどころ詰まる。対向車きたら退避できんやないか!

ナビのもともとの目的地付近になんとか到着。
あ!紅葉しとる!!

どうやら紅葉情報で見頃とあったのはこっちのほうだったみたい。
しかし、この付近は駐車場があるだけで、川沿いの散策路とか歩けるところがないらしい。だから道端の途中で適当に止めて見てたというわけか。
散策するならやはり背戸峨廊の付近なんだね。行っといてよかったということで。

予定外のきまぐれ散策だったけど、思いがけず自然満喫でリフレッシュできてよかった。こんなところ知らなかったもんな。

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