福井旅行:2.オーベルジュほまち 三國湊

福井県

さて、水族館に寄ったので遅くなってしまいましたが、1泊目のお宿は「オーベルジュほまち 三國湊」
ここはまずチェックインで立ち寄る総合案内と、宿泊客のお休みどころと利用できるジムがある総合棟です。
目の前にはとてもレトロな雰囲気ある病院があります。

最初はあわら温泉にある温泉旅館の恐竜ルームに泊まるつもりでしたが、福井旅行自体が急に決まったので、行程をバタバタと見直してる間に満室になってました(笑)

そこであわら温泉に捉われずに東尋坊近辺で探しなおして、お宿の雰囲気と「オーベルジュ」であることから一目で気に入ってしまったので、温泉を捨てて食事をとりましたよ。

ここ三國湊は北前船交易で栄えた港町で、レトロな建物も立ち並んでいてなんとも雰囲気も良い。
このお宿自体が戸建ての古民家や古い町屋をリノベしたもので、1軒まるごとか、1軒を2部屋に分けて周辺に点在しています。

今回お世話になったお部屋は、井桁 (IGETA)というややこじんまりしてるがソファとテーブルの和洋折衷なお部屋。

どちらかというと外国人旅行客にも喜ばれそうな作りです。
キッチンには食器類や冷蔵庫、電子レンジなど自分で調理できそうな設備万端。大きな扉は何が?と開けたら洗濯機までありました。

広々とした洗面は仕切りでトイレと一体型。その奥のバスルームは手足を伸ばせる湯舟もあれば、通常のシャワーヘッドに加えて天井から降り注ぐ固定型の大きなシャワーもついてました。
アメニティも豊富で、男女別に基礎化粧品セットやボディタオル、入浴剤などなどまで

風呂の脇にはウッドデッキスペースがあって、部屋からも風呂からも直接出られるようになってました。
2Fは畳にベッドの寝室になっており、無駄のないシンプルさが潔くて心地よい。よく眠れました。

ちなみに部屋でもwifiが使えるんですが、これがまた感度バッチリで不安定さがみじんもない。かなり良い環境です。

寝間着部屋着もしっかりした楽でおしゃれな甚兵衛風。すべてが私好みでよい感じです。

さて、夕飯ですが、専用のレストランが数分通りをもどった場所にあります。
「宿の飯」ではなくオーベルジュとは「宿泊設備もあるレストラン」。フレンチのきちんとしたレストランなのでガッチリでなくてもよいけど部屋着はタブーです。

コース料理で順番に運ばれてきます。基本は地場産の新鮮な素材を季節に合わせて提供してくれます。
本当は越前ガニが食べたかったけど、とんでもないお値段であることが判明したので、あわよくば何か1品。。。。
と思ってたら、越前蟹の「スープ」がきました!ほんの一口ですが濃厚な蟹の風味がしっかりしてこれが違いの分かる蟹というものなのだな。。。と。

お料理も盛り付けも食器もまーなんとも洒落てます。眼福。
かなり手がかかっていそうだなと思わせるようなこだわりのお料理ばかりでどれもおいしい。1つずつは小さいけれど充分満腹になりました。てかもっと大きかったら完食できなかっただろうな。。。

食後は腹ごなしも兼ねて夜の街並みをそぞろ歩き。お店はみんなしまっているけれど、古い建物から漏れる暖かな光が美しい。

翌朝、残念ながら天気は雨模様

また街並みを眺めながらレストランへ向かいます。
ほんとかなり狭い区域で町内が区切られているようで、数多くの山車を収めた大きな蔵があちこちにあります。

さて本日の朝食は。。。と。
ヨーグルトに、サラダにスープにパン。夜とはまた違うパンですねい。

黒っぽいハンバーグのような塊を割ったら中から卵がトローリ

朝晩でコーヒーカップの雰囲気も変えてるんだなーと妙なところにも感心しつつ。
基本お宿の敷地内は部屋内外含め禁煙です。レストランの中庭の端に喫煙所がありました。

部屋もお料理ももちろんよいのですが、なんといっても全体的に接客態度が素晴らしい。
プロの仕事で気持ちよく過ごせました。きっと社員教育がしっかりしているのでしょうね。
安くはないけれど、それだけの価値はある素敵なお宿でした。

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