「吊橋と離れの宿」の名前の通り吊り橋を渡っていく渓谷の温泉宿。坂の上にはキャンプ場もある。
別荘式一戸建ての離れが9つあり(+本館)、ほぼ完全に一軒家。
まるで誰かの家のような玄関。
玄関を入って右側にソファの次の間付きの和室。
廊下をはさんで左側に寝室があり、既に布団が敷かれていた。
コロナの影響もあるかもしれないが、もう途中で部屋に立ち入られるより最初から敷いてある方が標準でいいと思う。
廊下の突き当たりを曲がってさらに左奥に風呂場とトイレ。2人ではもったいないぐらいの広さがありますな。外部の干渉がない、かなりリッチな気分が味わえます。
広々とした洗面所にアメニティもかなり豊富で不自由することはまずないだろう。
お風呂は洗い場と小さめの内風呂に加えて露天風呂がある。
無色透明の塩化物硫酸塩泉/ナトリウム塩化物泉で自家源泉かけながしもウリ。
タイル張なので清潔感はあるが、ちと風情は物足りない。
また最初に服を脱ぐ前に、まず湯温調整しておいた方が良い。源泉かけ流しなのは良いが、元が52℃くらいと高めなので、内湯も露天風呂もとてもじゃないが入れる熱さではなかった。
あと露天は屋根やひさしがないので、チェックイン直後を除き夕方からずっと雨だったため、露天に入るともろ雨が降りつけてくるので冷たいし不快だしで結局ほぼ狭い内風呂しか使えなかった。
離れに来る途中に男女別大浴場もあるが、今回はコロナのことも考えてパス。
新潟といえばお酒も有名なものが多いですよね〜。夕食時などに頼める飲み物メニューも多くて迷う。
食事は朝晩部屋出しなので一歩も出る必要はなし。
食事はやはり新潟の風潮なのか量は多め。
山の中の宿だけど、海も比較的近いこともあって海の幸、山の幸とも新鮮。郷土料理っぽい感じですね。お米はやっぱりおいしい。
ここは離れをつなぐ渡りの屋根の雰囲気が良い。
できれば床がコンクリ打ち放しではなくタイルや石張りだともっと高級感はでたでしょうな。
食事は朝晩部屋出しだったので他社との接触がないのは良かったんだけど、何回にも分けて運んでくるらしく、最初に準備を始めてからの時間が長く何度も出入りされるのでちょっと落ち着かなかった。
部屋の担当が決まっているらしく、同じ女の子が毎回運んでくるのだけど、まだ新入りっぽく初々しいたどたどしさが感じられた(^^;
いや一所懸命気を使いながらがんばってるのは感じられたので別に不手際とかはなかったんですけどね。
朝食
朝晩デザートがつくのはうれしい。
珈琲は部屋にエスプレッソマシーンがついていて自分で入れられるのは良いのだけど、1回分だけだったので、結局朝までとっておきました。。せめて2-3回分あればチェックイン後にも飲みたかったな。
立地や部屋や設備自体はかなり高級感のある方だと思います。
それだけにちょこちょこ残念なとこも感じられて。。うーん決して悪くはないんだけどもう一歩と感じてしまった。
あと、普段ベッド生活に慣れていると、やはりお布団は夜中に体があちこち痛くなって目が覚めてしまう。1晩ならまだいいけどちょうど2泊続けてお布団だったので疲れがとり切れなかった。。。個人的にはだから基本落ち着いた和室にベッドの宿の方が好きです。
季節が良ければ周辺には散策路や目の前の山には展望台などもありゆったり過ごせそう
この後はそのまま米沢へ抜けて高速で帰りました。