大内宿や塔のへつり等からもほど近いところにある、天栄村にある鄙びた雰囲気が素敵な温泉。
旅館は多分2軒のみ。
道路から狭い路地をあがっていくと、まず見えたのが昔ながらのノスタルジーな感じの共同浴場。
こちらは地元住民の方々専用の浴場らしい。
ただ、その入り口わきには足湯があったので、こちらは利用させていただけるのかな?
3人くらい並ぶといっぱいのこじんまりした足湯です。
共同浴場のすぐ裏手には「湯口屋」さんという大き目の旅館があるのですが、今回お邪魔したのはお隣にある、古民家の茅吹の大屋根が目を引く温泉宿「分家」さん。
とはいえ湯口屋の分家ではなくて、元は星野屋旅館の分家ということだったらしい(どこかに本家が?)。
玄関入ってすぐの帳場の前に、囲炉裏のロビーがあり、二匹のクマがお出迎え。
最大で8部屋。多分通常数組というこじんまりとしたとこがまた好み。
お部屋は梁が通るシンプルな和室でしたが、こたつといつでも布団を敷ける状態だったのがありがたい。
お部屋には、浴衣と半纏と足袋ソックス、タオル、バスタオル、歯ブラシ、ヘアブラシがあり。
トイレは共用で1階のみだが洗面は部屋についていた。
お湯も出るし、会津塗りのコップが可愛い。
マニアックなとこなのでへたしたら携帯の電波も入らないかも?と心配してた(実際2-3本)がなんの、宿独自のWiFiもあり快適。
お風呂はそれほど大きくはないが(他人なら2-3人入ると気まずい?)木の温もりを感じる男女別の檜風呂。
椅子と風呂桶も木桶と木の椅子で柔らかい感じが良い。
シャンプー、リンス、ボディソープが備え付けてあります。
お湯は無色透明無臭でやや塩味があり、肌あたりは柔らかい感じ。
ナトリウムーカルシウム-塩化物泉とあります。
気温が低いせいか熱すぎずぬるすぎずちょうどよかった。(夜の方が温度高め?)
ドライヤーは風呂前の共用洗面所にありますが、フロントに言えば貸出もしてくれるようだ。
風呂入口脇には冷たいウォータータンクもあり。
また、ミニマッサージコーナーもあります。
夕食時のお酒は、思ってたより種類豊富でびっくりした。
ビール、焼酎、日本酒、ウイスキー、ワイン、梅酒、ソフトドリンクなど各種あり、さらに日本酒の飲み比べが3種類に自家製果実酒のみくらべなどもあり、良心的なお値段で楽しめます。
食事は1階の大広間にて。
自家製果実酒飲み較べを頼んでみたのですが、思ったより量もあり、ちと酔っ払ってしまった(^_^;)
ここは「腹八分目プラン」というのがあったので、だいたい食べきれないこの頃の我らに調度良い量。
十分です!これにご飯とお味噌汁もつきました。
お部屋にはこんな気配りもあります。
朝食も腹八分目プランだとこんな感じだが、元々それほど朝は食べない人にはちょうど良い。
この値段でコスパはかなり高いと思う。
また従業員の皆様がまた笑顔が素敵で対応が丁寧なので気持ちよく過ごせました。
しかも今のドラクエウォークイベントやるには非常に良い宿でした。
部屋の中から強敵モンスター2匹、回復スポット3-4箇所に手が届き、助っ人も出現し、すぐ裏手にはメガモンスターが出現し、ほんの50m歩けばもう1匹強敵モンスターもいた⸜(˙꒳˙)⸝
敢えて気になるところと言えば、こういう古民家型の部屋が隣接してるので、大きな声でおしゃべりしてる集団がいると会話は筒抜けです( ̄▽ ̄;)