道中見聞録:旅の記録や美術館、博物館、地域のイベント

水戸:偕楽園

03 関東国内茨城県

近所では先週にはもう梅が満開を過ぎ初めていたので、今年はきっと早いんだ!急がないと枯れ始めの茶色い花を見ることになるぞと思い、先日行って見ました。

近所でなくとも名前ぐらいは聞いたことある人が多いと思われる、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつで、水戸徳川藩第9代藩主徳川斉昭様が創設した梅の名所である。てかここは梅の季節以外に行くとちょっと寂しいw

常盤神社の境内の一部になるらしいが、駅の方から偕楽園へ登る道の途中に「大日本史完成の地」の石碑がある。
大日本史とは水戸黄門でおなじみの徳川光圀公が着手して、200年以上の月日をかけて編纂し終えた史書ですよ。

そのまま坂を登り切ると東門に出る。
ちなみに入園料は無料だ!!

入り口すぐのところに見事な八重咲の白梅がたくさんの花をつけて迎えてくれた。

園内には3000本ほどの梅が植えられてるんですが、百品種というバラエティに富んだ梅たちで咲く季節も結構ずれているようです。
向こうに見えるのが「千波湖」
この園内だけではなく丘の下の方にも広い散策路があり、湖の周囲も歩くと一周3kmあるのであちこち歩き回るとかなりの運動量になります。

「仙奕台」
ちょっと突き出した形になっていて、昔はお天気の良い日にのんびり千波湖を見下ろしながら野外で囲碁や将棋をやっていたそうで、当時の石造りの碁盤と将棋盤が残っています。

「左近の桜」
斉昭夫人の登美宮(皇族で徳川慶喜の母)様が京都御所から持ってきて、小石川の後楽園徳川邸に植えたのがはじまりとか。
。。。。はじまりというのは実はその時の桜は枯れてしまって、のちにまた同じ系統の桜をもらってきたようです(^^;)
春にはまだ見事な花を咲かせてくれるようですよ。

梅の奥にちょこっと見えるのが 好文亭。後ほどいきます。

斉昭公の直筆で由来や創設した理由、利用の心得などが彫り込まれた石碑。
かなり磨耗してしまっているので、角度に気をつけないと見辛い。

さて、この先に「好文亭」の門があります(観覧は有料)。
斉昭公が設計した鄙びた二階建ての建物です。休憩所とか茶会や詩歌の会などに使われたとか。

敷地内には見事なしだれ梅もありましたが、見頃はもうちょい先かな。

ぱっと見は古いやや裕福な農家のようです。
黄門様の隠居所の西山荘もそうだけど、質素でひょいと縁側からあがれちゃうような作りですね。

でも、、、中身はそう地味でもない。

小さい部屋から広めの部屋まで各部屋ごとの襖に違う季節の草花がのびのびと描かれています。
でも天井や床などは地味な落ち着いた素材なので、いやらしくはならない。

中庭なども現代でも良い感じの作りですね。以外と部屋も奥まであるんだ。。。

多分一番広い中庭にせり出したお部屋。ここで車座になって宴会したりしてたのかな。
古民家風の建具や網代天井など、結構私好みの作りで落ち着く。

座敷の障子を開けはなつと、正面の梅の木が額に縁取られた絵のよう

二階にあがると気になる丸い覗き窓(^^)こういうの遊び心あって良いな〜〜。

庭園と千波湖が一面に見下ろせます。

これで終わり、、かと思いきや出た正面の目立たぬところに裏に通じる小道が。
重たげな茅葺き屋根をのっけたこれまた地味に雰囲気の良い門。

その奥にあったのが、これまた大好きな雰囲気の待合!
こういうの家の庭にあったら素敵なんだが、多分かなりのお値段するんだろな。

待合があるということは、、つまりその奥に茶室があるわけです。
ひっそりと簡素な作りだが入り口が高いね。にじらないで入れちゃうね。

外から見た様子。

そして再び園内散策へ。

紅梅もちょこっとあるが、主に白梅。時期にもよるのかな?

公園内には野鳥も結構遊びにきてます。

花よりも動くものに反応しちゃうww

梅の花よりも好文亭の写真の方が多い気もするが。。。。
確かに似た花ばかりだと単調になりがちというのもあります。

が!
実はそれ以上に思ったよりも全然咲いてる木が少なかったというのが現実です。
大部分がまだ硬くて小さなつぼみだった。
三月に入ってからの方が見頃かもしれない。

 

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