道中見聞録:旅の記録や美術館、博物館、地域のイベント

KENPOKU ART 2016 日立エリア-2

03 関東国内茨城県

この週末は気持ちの良い秋晴れとなった。
その前の数日間も降られなかったので、御岩神社と残りの海沿いまわるチャンスだ。

まずは御岩神社。
知らなくて、なんかやたら境内が賑やかなのは芸術祭のせいかと思ったら「秋季回向祭」の日に当たっていたらしい。

以前見なかった護摩焚き供養もあったし(参加)、人型流しもあった(参加)
旧御本尊「大日如来坐像」もご開帳されていたし(芸術祭期間中の日祝日に限り特別開帳)
祈祷も行われていて、入り口付近には屋台まで出ていた。

以前も普通に参拝に来て奥ノ院までのトレッキングがなかなか大変だった記憶があるが…

秋晴れの午前中。空気もひんやりと清々しく、木々の間からの木漏れ日が見事な光の筋を描き出していていた。

すっくと立ち並んだ杉林の中にそれはありました。
「杜の蜃気楼」(森山茜)

近くで見ると青みがかった半透明なきらめきが、うろこのようにも見える。

そして、朱色の橋の先にある斎神社の中で上を見上げれば
「御岩山雲龍図」(岡村美紀)

迫力のある見事な龍で、古い歴史のあるこの神社の威厳を損なわない渋い色合い。
その体の下方を映し出すように山脈と雲海が描かれ、さらに天高くからの視線をねめつけているようです。
そう、上を見上げてるのに、実は上から見ているような不思議な構図。

境内にはいたるところに線香の煙が漂っていました。

さて、日本で最強クラスのパワースポットとも言われる御岩神社。
ここまで来たら奥の院まで行かなきゃもったいない。

とはいえ、以前も書いたけど御岩神社の先は「御岩山」という登山道であり、最低限底の滑り止めがしっかりした運動靴と、汚れても良い動きやすい服装をしていった方が良い。

さらに言うなら、入り口付近にある貸し出しの杖を持っていくこと推奨(特にかびれの高峰山頂目指すなら)。

表参道から行くか、裏参道から行くかでちょっと変わりますが、どちらも整備されたような道だけではなく、急傾斜だったり、木の根っこを足掛かりにしたり滑りやすいところも多々あります。

かびれ神宮付近。まっすぐな杉林が空を貫いてます。

裏参道の途中から山頂へ道が分岐しています。
簡略地図では少し行けば山頂かなと思えるけど、実際歩いた感じではさらにそこから同じくらいの距離があるようです。

しかも道はより険しく、一人通るのがぎりぎりの細道が続き、途中反対は崖というようなところもあり。
一気に登ろうにも足ががくがくするような急坂とか。

祝山頂!スペースは結構狭く、大きな岩肌がそびえてます。

山頂付近からの眺めはこんな感じ。
530mなのでそう高い山ではないのだけど、とにかく足場の悪さと傾斜のきつさがこたえる。

下山したら日立市街の方へ向かって「日鉱記念館」へ。

日立周辺が栄えた要因ともいえる鉱山の跡地に建てられた資料館。
以前じっくりと回ったので今回はさらっと流し気味に一応館内見て回る。

芸術祭出展作品である
「Playable Sculpture(遊べる彫刻)」(タクシナー・ピピトゥクル)
は、最上階の出口付近にありました。

正直なところ公式サイトやガイドブックのような広い空間を使ったものを想像していたので、ケースに収められたオブジェに拍子抜けしてしまった。
本来はいじって遊びながら体感するアートの予定だったらしい。

小貝ケ浜緑地この時点で1万歩を優に超え足も疲れてきたけれど、海沿いで取り残してあった小貝ケ浜緑地へ向かう。

駐車場すぐ脇に
「うつろ舟ミニ博物館」(ヴェンザ・クリスト)

茨城県の海沿いには江戸時代にUFOらしきものが漂着して異国風の女性が乗っていたという伝説がある。
。。。てか、澁澤さんの小説の題名で知ったけど、この付近だと思ってなかった(--;)

この うつろ舟の存在を考察するというプロジェクトで、記事や模型やインタビューや音などがあってなかなか興味深い。

橋を渡って緑地公園へ進むと、丘の上に巨大なオブジェクトが建っている。
「朝日立つ浜の産土神の御座」(國安孝昌)

常陸太田のパルティホールの庭に設置された「常陸のおお田守る竜神」と対になる作品。
海に向かって大きく手を広げて朝日を受け止めているかのようですね。

どうせ帰り道の方面なので、再度うのしまヴィラに立ち寄る。
「やどかりに「やど」をわたしてみる ーBorderー」(AKI INOMATA)

もしかしたらまた背負ってるヤドカリが増えてたりしないかな?と期待してたんだけど、やはり一匹でした(笑)

これで海方面は全制覇!! あとは山川で10月中旬公開予定となっていた付近のみ。それも公開はじまったようなので、あとはもうちょい紅葉まちかなあ。

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