山方淡水魚館と道の駅に行った帰り道、まだ時間も早いしついでに西山荘にも寄って行っちゃおう!と。
ここは水戸黄門こと徳川光圀公の隠居屋敷です。
質素堅実でそんな偉い方が住んでるとは思えないような佇まいだけど、さすがに「西山御殿」と言われるだけあって敷地は広い。
もともとの屋敷は火事で焼失して文政2年に再建されたものだけど、最近国指定史跡に認定されたようです。
駐車場前にはお土産屋と食事処の建物があり、テラス席からは広い池のお庭も見渡せます。

あーここ、花ショウブの季節に来たら見事だろうね。良い感じの遊歩道が続きます。

蓮の池や梅の樹、あじさいなどが固まって植えられたところもあり、季節ごとに花を楽しめるお庭のようです(って、一番何もない季節に来ちゃったよw)

とにかく広い敷地内にいくつもの池が点在してます。雅よりも自然と簡素を愛した人なんだなあと感じる。
「助さんの住居跡」は、現在封鎖されていました。
そのかわり池のほとりの茶屋から呼び込みがやってきましたw

光圀公が耕されたというご前田なるものがあったり

奥まで進むと鄙びたかやぶき屋根の一群が見えてくる。落人の里ではない。

櫟の原木をそのまま建てただけの質素な門がほとんどで、「通用門」だけが鄙びているがかやぶき屋根の立派な門になっている。
先日の暴風で破損があったらしく修理中でした。

茅葺平屋で土壁、内部も張りがむき出しで昔の農家のような造り。
このような飾り気のなさが高く庶民の人気を得て、諸国を漫遊する話などが生まれたのかもしれませんね。


この丸窓は室内から見てみたかったけど、残念ながら内部は立ち入り禁止です。

面白いのが釘隠しに、天然の貝殻をそのまま使ってること。
格式ある屋敷などではだいたい家紋入りの立派な装飾金具を見るんだけど、ほんと牡蠣の貝殻とかが柱にそのまま張り付いてます。逆に斬新。。。

高台になった住まいの近くにも池があります。
「心」という字を表した心字池は寺などでも見る日本庭園の様式なのだが、ここは岸からみると逆向きになっている。
これはわざわざ「人の心は裏側から見ないと」という思いが込められているようだ。

茅葺のせいで自然に生えたのかな?屋根の上がまるで花壇のように綺麗に何か生えてる。。。パヤパヤ
と、思ったら、「イチハツ」という植物をわざと植えてあるそうです。
根で屋根を支える補助にして、水を与えて火災予防の湿気用など先人の知恵∑(゚◇゚ノ)ノ

無駄な装飾がほんとないよね。内部構造も段差がなく板戸一枚で面会できちゃうようなフレンドリー仕様になってるらしい。

奥にもまた違う池があり、紅葉が谷となっていたので秋にはきっと紅葉が映えて美しいことだろう。


結構離れているけれど、竜神大吊り橋や袋田の滝とのセットなどもあるらしいので、遠方から観光に来る人はいかが?






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