ようやく身辺が落ち着いたところで忘れないうちに夏休み下北半島旅行のまとめを。
東北在住最後の夏(多分)なので、東北にいるうちでないと行きづらいところへ行っておこう!ということで、本州最北端の下北半島をめぐって来ることになった。
電車も通ってないし、関東戻ったらかなり難易度高いので(^^;)
とはいえ仙台からでもかなり遠い。なんせ青森までだって東京までと同じ位ありますからね。。一気に向かうと最初から疲れるので中継で一泊することになり、だったら昔から興味があった八甲田山中の一軒宿「ランプの宿青荷温泉」に泊まりた〜〜い♡←秘湯大好きマン

黒石ICで下りて、虹の湖のダム湖に沿って走り、道の駅をすぎてしばらく行ったところで山道に入る。
かなり細くて曲がりくねった道で、ところどころに手書きっぽい方言の注意や励ましの看板があるのだが、カーブのミラーがほとんど壊れているので注意深く運転しないと怖い(^^;)
お部屋は至って簡素で、TVもない。。。っていうかコンセントも存在しません!
携帯の電波も圏外ですが、充電もできないのでへたにアプリもいじれないし、ノートPCで下書きもできなかった(笑)

まあここへ来たら俗世間のことは忘れて、何も考えず風呂入って、食って、寝て、ぼ〜〜っと命の洗濯ですよ。
いつもチェックイン開始時間に入るようにしてるのですが、3時くらいでちょうど大量のランプを宿中に吊り下げてるところを見られました。
部屋の明かりはランプ一つ。後にこれがどのくらいの明るさなのか体験することになる。

とりあえず一息ついたら、まずは体を洗いに内風呂へ。男女別であります。

当然風呂の明かりもランプ。やや緑がかった透明のお湯です。年季の入った木材で囲まれたひなびた情緒がたまらない。

シャワーや水道もなし。古い温泉によくあるように木桶に溜まったお湯を使って体や頭を洗います。
注意なのは、ボディシャンプーはありますが、洗髪用のシャンプー、リンスはありません。洗顔料も含めて持参しましょう。
浴衣・タオル・ハブラシはあり。ドライヤーは持参してもコンセントがないので意味はありませんw。

内湯を満喫したら、湯冷まししながら玄関の外にある「健六の湯」へ。
入り口手前には足湯もあります。日帰り利用客などはこちらを使うのかな?
自販機があったり、トイレはちゃんとウォッシュレットに暖房便座だったりするのでまったくの無電というわけではなさそうだが、最小限自家発電とかしてるのかも。。

総ヒバ作りで木の香りがすがすがしい。なんだか昔の古い木造校舎を思い出す。

広めの浴槽ですが、やはり明かりはランプのみで、洗い場も木桶。

女性風呂の方は、外にさらに「釜風呂」もついてました。早い時間に宿に入るのは、こうして好きな浴槽独り占めできることにある♪

すぐ脇は渓流と緑の森。ほんとこの宿以外周囲はなにもないので自然に囲まれた静かな環境です。
9月になるというのにまだあじさい咲いてるし、気温もかなり低く肌寒いくらい。街中の蒸し暑さとはまったくの別世界ですな。

いったん部屋に戻って休憩。布団も自分で自由に敷くかたちなので、風呂上がりにそのまますぐお布団に転がり込めるというのは理想的です!
冷暖房などなくてもちょうどいい気温だし。(以前夏に行った夏油温泉は暑かったw)
夕飯前、暗くなる前に露天風呂へGo!基本混浴だけど、夕方と午前に女性専用タイムがあるのです。
宿の裏側から吊り橋を渡った先にあります。

低い階段下ってすぐごつごつした岩壁の風呂!脱衣所は脇に海の家みたいな小屋があるのですが、脱いで風呂まで丸見えなのでやはり混浴時は厳しいですな(^^;)
てか、宿の部屋からもよく見えるので岩壁に沿ってじわじわと見えにくいところへ。

脇に小さな屋根付き桶風呂と、さらに下の渓流ぎりぎりの処にも浴槽があります。
ただ、部屋の窓からもろ見えなので、やはり入るのにちょっと勇気が(笑)

陽が落ちてくるとランプの威力発揮です。薄暗い廊下に暖かい光が映えてきますな〜。

玄関もランプのシャンデリア状態です。

すぐ脇が食事どころの大広間になってるのですが、当然食事もランプの下でいただきます。

一般的な宿より夕食時館が早めなのだけど、そのわけはすぐわかりました。
陽が沈んでいくに従ってどんどん部屋も暗くなって、食事がよくみえなくなってくる(笑)
のんびりしてると闇鍋状態になってしまうのです!

食事どころの脇には囲炉裏の談話室もあって雰囲気が良い。ただ、見やすいようちょっと(かなり)補正してますが実際はもっと暗いのです。

すっかり陽が落ちて戻った部屋は、もはや本さえ読めない暗さ。ランプのあかりってクリプトン球ぐらいの明るさしかないのですねえ。
日が落ちたら寝るしかない、とても原始的な生活だ!
てなわけで7時には寝たので夜中目が覚めてしまった。
そういや「滝見の湯」にいってなかったなとごそごそ起き出して、ランプのあかりを頼りに吊り橋わたって露天の奥にある滝見の湯へ行ってみた。

しゃれにならない暗さです(笑)滝どころか浴槽さえみえね〜〜〜〜〜。闇の中で入る風呂も不気味でいまいち落ち着かなかった。
名前通り本来は滝が見えるのだろうと、翌朝再びチャレンジ。

昨晩は気付かなかったけど、奥に露天風呂もついていて、ばっちり目の前に滝が流れてました。

ちなみに吊り橋わたったこちら側には、風情ある一軒家の離れが3棟建っています。この滝見の湯の上も部屋があるみたい。
なんせ夜が早いから朝も早い。(ご老人のような生活にw)
敷地内には2カ所の自然散策路もあるので早朝散歩にレッツゴー!
まずは玄関前の「健六の湯」すぐ脇に森へ続く吊り橋があります。

普通に山道っぽいけど、20分くらいで一周できちゃう森林浴。なんか清々しいね。

帰り道はずっと渓流沿いで、川中で渓流釣りをやってる人もいました。水きれいだし食事もヤマメとかも出てたからいろいろいそうだ。

そして一周してきたとこで気付く。「健六の湯」ってこの散歩道から中まで全部丸見えやん(笑)全体的に非常に開放的な温泉であります。

次に露天風呂の方の吊り橋わたってすぐ違う散歩道がはじまります。蛍が生息する池もあるので季節が合えば飛び回る姿もみられるかも。。。。昨晩気付いてれば見に来たのに(TT)

滝見の湯から見えた滝も、、、って脇みたら滝見の湯の男性側が、脱衣所から風呂までやはり丸見えだった(笑)

ひと風呂浴びて、早朝散歩後の和食が嬉しい。基本的に山菜と川魚だらけなので私の好みにぴったりでヘルシー。(生もの苦手なので)

青森北部は「貝焼き味噌」という郷土料理があるんだけど、ここは山の中。
というわけでアレンジしてみそではなく塩味で山菜たっぷりのオリジナル貝焼きもどきが出た。
通常のものも食べたことあるけれど、基本東北は味付けが濃くてかなりしょっぱかったのだが、これは優しい味で個人的にはこっちのが好き。そうそうみそ汁や煮付けも含めてここは薄味でどれもおいしかったです。

都会の便利さに慣れてしまうととんでもなく不便なようですが、すべてを忘れてシンプルに自然とともに暮らすということは、疲れた体や頭に心地よく、やはりここはこのままであって欲しいなと思いました。
そりゃ住み着くとなれば相応の覚悟も必要になるのでしょうが、たまにリフレッシュで訪れるには最高の宿だと思います。






コメント
初めまして。
2016年の元旦に友人と2人で青荷温泉に宿泊するのですが、予約してからあれよこれよと不安が出て調べまくってたんですが、この記事がダントツで詳しく書いてあり知りたかった事がほぼ知れました!
参考にさせていただきます(*^^*)
ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
多少行った時と変わってるかも知れませんが、自然のままに生きる体験ができる良い宿でした。
外から見えるのだけ気をつけて、楽しんできて下さいね(ノ´∀`)ノ