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久々に連続した休みがとれるということで、G.W.にエジプトへ行くことにしました。
成田からカイロまで飛行機で9604kmほど。時差−7時間。
夜の便でカイロまで直行し、国内線に乗り換えてルクソールへ。現地へは朝日が昇る早朝到着になりました。
そしてそのままホテルには寄らず、観光開始というなかなかハードなスケジュール。
実際には15時間くらい飛行機で移動だから、そりゃあ首もお尻も痛くなるし、足はパンパンにむくんでスニーカーが履けない(^^;)
エジプトはまだまだ政情不安定で治安もよろしくないせいか、今回初めて添乗員付きの海外ツアーになったんだけど、どこへ行くにも団体行動で、手荷物検査や出国手続き、乗り換えにいたるまで細かい説明が集合していちいちはいるので、なんともまだるっこしい。
やはり現地ガイドであとは個人でのほうが性に合ってるようだ(ーー;)
あれこれと面倒見が細かい割には、ルクソール行きの飛行機に乗り込んで座席を確認したら、ターバン巻いたばりばりアラブな方が私の指定席に座っていた(笑)チケットの提示して丁重に移っていただいたが適当臭いな〜〜。移った席がまた他人の席だったらしく、さらに移動してたw
とりあえずルクソールに到着したら、スーツケースを受け取ってバスに乗り込み一日目の東岸観光へ。
まず最初は「カルナック神殿」(の「アメン大神殿」)。


あれ?と思った方、ルクソールというより「古代の首都テーベ」と言った方がわかる人がいるかもしれない。

飛行場の周囲は砂漠だったので、なんとなく遺跡はみんな砂漠にあるような気もしちゃうけど、普通に町中。ふむ。このへんはカンボジアやタイなんかの世界遺産もそうだから、まあ時代の流れでそんなもんかと。。周囲はナイル川から水を引き入れた船着き場の跡も残っていてお堀のようになっている。
まずは居並ぶ小さめのスフィンクスの間を通り抜けていく。

内部にも居並ぶスフィンクスたち

神殿は長い期間に歴代の王が増築部分を継ぎ足していったので、様々な時代の様式が入り交じっており、時の流れを感じることができる。
両側から迫る高い門の壁のはざまをすすみ。。第2塔門



その先にはトトメス1世とハトシェプスト女王(父と娘)のオベリスクがそびえ立っているのが見える。
そして大列柱室へと。ファラオの権力を見せつけられるような立派な高く太い柱が空に向かってそびえ立つ。ここ好き♡



第3塔門を抜けて開けたところにオベリスク!微妙な角度でカルトゥーシュが読みづらいんですが、写真はハトシェプスト女王の方だと思います(^^;)

ふきっさらしの外部に露出してるので、レリーフはほとんど色がないのですが、中には一部彩色が残っていたり




ラムセス3世神殿の中にはミイラのポーズをとったラムセス3世像がずらりと並ぶ。


一番奥にすすんだ先にスカラベの像があります。他の人のブログみると、それぞれ内容が異なるのだけれど(笑)
私たちの世話になった現地ガイドさんは、三回まわると幸せに、五回まわると金持ちに、七回まわると良縁の結婚ができると言ってらしたので、5回まわってみました。

ルクソールの滞在が長いツアーを選んだのに、見所満載すぎて時間が全然たりない(ーー;)写真も全部はのせられないなあ。



次に訪れたのが「ルクソール神殿」
カルナック神殿の付属神殿として建てられた物で、元はスフィンクス像の並ぶ参道がつながってました。

ナイル川が氾濫するちょい前にカルナック神殿からアメン神の神輿を載せて船が出発し、その参道からルクソール神殿に入り妻のムト神と過ごすという名目で、1ヶ月ほどどんちゃんやりながら過ごす「オペトの祭り」というのは最大の祭りだったらしい。
ルクソール神殿も、やはり時代を経て徐々に増築されていったのだが、アメンホテプ3世とラムセス2世がメインのようである。

向かいにはやはりずらりとスフィンクスの列が。。
カルナックの方は羊頭でしたが、こちらは人頭ライオン体のなじみある姿ですな。

第1塔門の前両側にラムセス2世の坐像。もう片方は顔がほとんど崩れていた。そしてオベリスク。

オベリスクも本来対になるもので両側にあったのだが、現在片割れはパリのコンコルド広場に。。

座像の台座には、上エジプトと下エジプトの象徴である蓮の花とパピルスを持った姿で向かい合い、まんなかでしっかりと結び合って上下エジプトの統一を表したレリーフがある。


ラムセス2世の中庭。手を胸で交差せず、左足を前に出しているのは生きてる姿で作成された像。
逆に胸で交差してまっすぐ立ってるのはミイラの状態、すなわち死後の姿。


どどーんと迫力のあるラムセス2世。もちろんでかい。ちなみに各ファラオの足下にいつも小さく寄り添ってるのは妃の像です。

ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃の像。周囲が修復中でなにやら工事現場みたいですが(^^;)

アメンヘテプ3世の中庭は、ラムセス2世の中庭とは柱の様式が異なっています。
パピルスの茎の上に蓮のつぼみがわかりやすく、これも上下エジプトの強い結びつきを表してますね。

奥にへこんだ半円のくぼみが見えるのは、後世にキリスト教の教会として使われていた跡で、脇にはレリーフを塗りつぶしてフレスコ壁画を上から描いたものが一部残っています。下から覗く古代エジプトのレリーフとのミスマッチ(^^;)

古代のベリーダンス(?)の壁画は非常に珍しいとか。

やはり壁画やレリーフを鑑賞するには、多少神々のことや王を表すカルトゥーシュ、ヒエログリフなどある程度わかった方がおもしろいですな。


見た目の姿(頭が何の動物か、冠の形状は?)だけで見てると、違う姿になってる場合もあるので惑わされることもw。



ラムセス2世の中庭上にはモスクが乗っかった形になっている(アブ・エル=ハッジャージ)ところもありました。現在も市民の祈りの場として使われてます。まったく時代も宗教も超えた不思議な遺跡です(笑)

カルナック神殿に比べたら小さいでしょうが、十分大きな遺跡ですとも。。



ルクソール神殿は町の中枢部に位置してます。なので周囲は結構栄えてます。すぐ脇にある「スーク(市場)」にて社会見学タイム!

何故買い物タイムと言わないかというと。。。現地のガイドさんに
「ここで売ってるのは全部偽物です」「社会勉強にご案内しますが買わない方がいい」「ワンダラーワンダラーと呼びかけてきますが全部嘘です!立ち止まらないように」「店の中には入るのは本当に危険。どうしても見たかったら持ってきてもらうこと」
などと厳重注意を受けていたため、ちょっと流して歩くも最初から買う気がなかった(^^;)。


ちょっと1本横の道にはいっただけで、何やら寂れてやばそうな雰囲気だったのでにぎやかな通りへ戻りました。

マックに行ってちょっと小銭を作る。飲み物もジャンボサイズしかないようで、でかすぎ(^^;)
ここのバスタオルが結構厚手でふかふかの質が良くて、この店限定のおすすめ品ということで、なぜかエジプトまできてマックでおみやげを買うww。タオルケットになりそうな大きさです。。

日中は暑くなるので観光は午前中にまわって休息がエジプト観光の基本の模様。
ランチはタジンをメインにエジプト料理を。

この後日程通りにカルトゥーシュ屋(アクセサリー店)へ。
ここでは古代エジプトにちなんだデザインのアクセがいろいろありますが、特におすすめがカルトゥーシュ(王の名前をロープで作った輪の中にヒエログリフで端的に表したもの)の形をしたペンダントヘッドで、片面に各ファラオや王妃のカルトゥーシュがデザインされており、片側に自分の名前をヒエログリフで入れてもらえます。
普通片面は女性は女性の(王妃)、男性は男性の(ファラオ)のもので作るようで、多分日本人に人気であろう「クレオパトラ」をまずすすめてきました。じゃなきゃ「ネフェルタリ」でどうか?と言うので、「わたしゃハトシェプスト(ファラオだが女性だし)が欲しいのだがないのか?」と聞くと、ごそごそと棚を探し、隣で接客していた兄ちゃんに「おい、ハトシェプストはどこだ?」「好きな名前を彫れるだろ」「いやそうじゃなくて、ベースがハトシェプスト」、、、というようなやりとりをしていたのだが。
しばらくして「これだ!」と。「本当にこれがハトシェプストか?」と聞くと何度も「そうそう、こっちのもこっちのもハトシェプストだから同じ柄でしょ?これがそうだ」と、いうので、それで作ってもらった。
よく見るのは台座に女性が座ってる柄との組み合わせだったはずだが、カルトゥーシュは即位後のものや幼名など違う種類で刻まれてる場合もあるからそうなんかなあと。

帰国後、やはりちょっと気になるので調べてみたら。。。
これ、ネフェルタリじゃないか?????だまされたあああああ!
自分の名前も彫ってもらっちゃった後だし、エジプトの商人は金を払った時点で間違いだろうが不良品だろうが泣こうが喚こうが商談成立。その場で確認しなかったものが悪いということ。くそう一目でわかるカルトゥーシュ一覧みたいのを持っていかなかったのが運の付き。
とはいえ、この店は「品質も政府のお墨付きで信頼の置ける高級店」として添乗員につれてこられたはず。
18金と、ダイヤと、一番安くて純銀。それでもペンダントヘッドだけで5000円くらいする。鎖をつけたら1万以上になるというものだ。
そりゃ、ネフェルタリも悪いわけじゃない。ラムセス2世に寵愛された美しい妃なのだから。
でも、最初にネフェルタリをすすめようとしたのだから、彼女のカルトゥーシュを知らなかったはずはない。ないならないで違うのも選択肢にいれたのに、見てなかったのをいいことに騙したな(ーー;)なんかむかつく。
オプショナルでルクソールの音と光のショーもあったのですが、飛行機で熟睡できず寝不足気味のせいもあり、長旅でとにかく眠かったのでホテルに戻って部屋で爆睡。
明日は西岸「王家の谷」だ!





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