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毎年行ってみたいと思いつつ、なかなか予定が合わなかったのだけれど、ようやく見ることができました!
この人間将棋は、甲冑や着物姿に身を包んだ武者や腰元たちが駒となってプロの棋士が対局する、将棋の駒生産日本一の天童ならではのイベントです。

天童桜まつりの一環として行われるこのイベントでは、1日目が女流棋士、2日目がプロ棋士と2日間開催となっているのですが、今年は天候が不安定だったので、とりあえず持ちそうな1日目に行ってきました(案の定、2日目は大雪で室内となってしまいました)
1日目は、午前10:40 将棋供養祭からはじまり。
座る席がなくなると厳しいので早めに行こうと思ったのですが、結局到着は将棋供養祭の真っ最中(^^;)。山頂付近の王将駒の前で、お坊さんや棋士たちが並んで読経を上げてました。

満開の桜の下での対局を期待してましたが、舞鶴山はまだ蕾で1,2部咲きといったところ。展望台から眺める山々はまだ雪被ってるし、4月後半というのに結構寒いんですが。。

とりあえず場所取りをして、最初の方は地元の幼稚園、小学校、高校などのダンスや演奏などだったので、ちょこちょこ見ながら付近をうろつく。出店も結構出てます。周辺の街灯が将棋の駒の形をしていたり。。

11時前くらいはまだ空席もちらほらあったのですが、どんどん人が集まってきて昼過ぎにはこんな状態。実際に対局が始まるのは13時といっても、やはりあまりゆっくり来ると座って観戦できなくなりますな。

そして、13時、いよいよ開幕!
花火があがり、もくもくと煙幕が焚かれた中を開門~~♪
天童藩は、織田信長の次男信雄を祖先にもつ藩(高畠藩より移った信美より)なので、織田信長公がこの対局の采配をとってます(^^)


青と赤のテーマカラーを持った武将たちの入場。「東軍」「西軍」と名づけられています。(時代が入り混じってるが、関が原かっw)

東軍のみなさま(青)と西軍のみなさま(赤)


ちなみに駒となる武将や腰元の人々は一般公募です。

それぞれの大将一騎打ちの演技が続き、勝敗はなかなかつかず、それならば対局で勝負をつけい!というわけで、いよいよ将棋勝負に。


装束だけでは見分けがつきにくいですからね~(^^;)それぞれの上に将棋の駒印が設置され、人と一緒に動いていくようになってました。

本日の対局はこのお二人。山口恵梨子女流初段 VS 早水千紗女流三段。衣装もバッチリ決まってます。


城に見立てられた高台より盤上を眺めて指していきます。
解説は中村太地六段、聞き手に急遽飛び入りになったらしい北尾まどか女流初段。左手前に解説板が設置されてました。

駒が動くごとに王将太鼓が打ち鳴らされます。王将のテーマ、飛車のテーマ、香車のテーマ、歩のテーマ、、など各駒ごとに太鼓の打ち方が決まっているのもおもしろい。

ぶっちゃけ私は将棋はまったくわからん(笑)
ただ、戦国装束の人間が将棋の駒となって動くというのに興味を惹かれて見たかっただけです(^^;)
相方は趣味が将棋だから、駒の動きや次の手を一緒に考えていたようですが。。

普通対局というと、なにやらじっくり考え込んで無言で時間がすぎていくものですが、この人間将棋のきまりごとに「できるだけ全部の駒をうごかすこと」というものがあるので、ただ勝つことだけではなくとにかく動かすことに棋士は頭を働かせなければならない。

また、公式戦ではないから賞金や段位に影響ないし気楽な面もあると思うが、イベントとして無言で続いてもおもしろくないせいかよくしゃべるしゃべる。
一応武将っぽい言葉遣いを心がけているようだが、時折素にもどって普通のつぶやきになってしまったり。

徐々に入り乱れていき、取った駒を手ごまとして使うようになると自軍の装束のまま敵となって攻めてくるのでまぎらわしい(笑)

後半戦になると再び信長様が登場して、戦況報告。どちらも強気な発言をするが、将棋をわかってる人にはこの時点でだいたい見えていた模様。

将棋音痴にわかるのは、ああ囲ってるなあ、、というぐらい。

盤上でみるとこんな感じ。王将が角っこに座って武将に守られています(^^;)

この時点で西軍がわんさと取った持ち駒を抱えています。まちくたびれてる持ち駒シスターズのみなさま(笑)

おかげで盤上はすっかすか~~~~。

これだけいっぱい持ってたら、いろいろな手を使えるんじゃないの?と思うのが素人で、実は捨て身の怒涛の攻めに手も足もだせず、追い込まれてしまいました。

連続の王手の嵐にとうとう「まいりました」
向かい合って止めを刺した金将は、もともと自軍の武将でしたな。

勝どきをあげる東軍。しかし勝った姫はすでに心ここにあらずで撤収の準備。。

駒のみなさまもお疲れ様でした~~。

最後は王将太鼓の櫓から餅まきをして終了。おばちゃんおじちゃんのパワーに押されっぱなしで結局獲得できず(^^;)


帰りは送迎用のバスが長蛇の列となったので、歩いて山を下った。桜が咲いてると花見しながらでよかったのだけどねえ。
町の歩道には詰め将棋の問題が埋め込まれてたりもして。。相方が立ち止まって考え込んでました。


天童市内の橋にはそれぞれ駒の名前がついてます。市役所付近は王将橋。

温泉あり、さくらんぼ狩はじめフルーツ豊富でそば街道もある山形に、是非来てけろな!!





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