男鹿半島の先端に近い位置に、温泉街があります。温泉街への入り口も、なまはげが目印(笑)
今回の男鹿旅行でお世話になったのは、男鹿温泉郷にある「男鹿ホテル」です。
男鹿温泉内で隣接して立つ「男鹿観光ホテル」と「セイコーグランドホテル」の姉妹旅館で、この中では一番古そうではあるけれど、GAOの入場券つきプランがあって一番安かったので(笑)
それに、この3つのどこに泊まっても、それぞれのホテルの温泉に無料入浴できるのです。
ロビーにもなまはげがお出迎え。
時期はずれの格安プランで部屋もおまかせでしたが、案内されたのは純和風で外観よりも綺麗なお部屋。
タオル、バスタオル、歯ブラシ、浴衣、ドライヤーが部屋に備えてありました。小さめのバスタブとトイレも部屋付き。
窓からの眺めはちょっと微妙でしたが、樹々の陰から海も一応見える位置でした。
温泉は男女別で、内湯と露天がそれぞれ1つずつあります。
泉質は、無色透明のナトリウム塩化物泉ということですが、実際には黄味がかった褐色混じりといった感じ。
特に情緒溢れるというわけでもないですが、浴槽は広々としていて洗い場も余裕があります。
自家源泉のかけ流しで、源泉は56度以上あるようですが、加水はありで、ややぬるめのゆっくり浸かるのにちょうどいい温度でした。(季節によりかわるかも?)
露天は色が強めに見えたせいか、最初「池っ?」と思ってしまいました(笑
塩分が入っているので、シャワーで流さずに軽く拭いた半乾きの状態だと多少べたつく感じはしますが、乾くとさらさら。
露天は実は3館の中でも一番広いということで、結局他の宿はまわらずに、ここの温泉ばかり入ってました。
夕食1日目は「漁火」という場所で、風呂のすぐ近くだと思ってたら、かなり奥まで廊下を伝っていくことに(^^;)
入り口には船の形をした囲炉裏端があって、周囲を取り巻くように個室がありました。
ぶっちゃけ水族館入場券付きで1万円以下だったから、あまり期待はしてなかったのですが、、、
お作りやらしゃぶしゃぶやら、このあとちょっとおしゃれなクリーム煮のおさかなやら、デザートまでこんなにおしゃれで手抜きが見られない丁寧なおもてなし。
朝食はバイキングですが、和食を中心に洋食のパンやら小皿やら結構品数も多くて目が迷う。どれもおいしかったです。
2日めの夜は、場所変わって温泉すぐ脇にある「旬彩洗心」にて。
きりたんぽ鍋や、カンパチカマ焼きに加えて鯛のかぶと煮と、お魚頭祭り♪
歯がついてるよ。。。頭なんて食べることないから、どこをどう食べるのかよくわからない。魚大好きな人はきっと目玉とか珍味なんでしょうな〜。
さらに磯焼き料理実演。真っ赤に焼けた高温の石を桶に投げ込むと、一瞬で沸騰する!
この日は漁師風の海の幸の味噌汁でしたが、出汁は特に使わず素材の味を引き出した豪快な汁でした。
なんというか、、このお値段で毎日こんなごちそう出しちゃって本当にいいのか??赤字にはならないのか?と心配になってしまう。
ただ、客室内にはLAN回線もなく、Wifi(wiMAX含む)も入らず、ソフトバンクの電波はかなり不安定で弱かった。2−3本から圏外になることも。3Gもぐるぐるしっぱなし。
まあネットはあきらめて、温泉つかっては布団で転がりのんびりと過ごしてました。TVも民放は3チャンネルだった。
しかぁしっ! 金、土の夜にはすぐ近くの「五風」という会館で「ナマハゲふれあい太鼓ライブ」の無料公演があるというので観に行きました。
広島の太鼓ユニット 「我龍」や、仙台の和太鼓のアンサンブルカルテット「族-Yakara-」、レナード衛藤さんの演奏などですっかり和太鼓演奏のおもしろさに味をしめていたので、これはきっと楽しいぞっと。
ナマハゲふれあい太鼓というだけあり、まずはナマハゲが暴れながら乱入してきて、ナマハゲの太鼓演奏!?
力強く、迫力のある演奏です。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-URamck6jfbM/UEI-9OPRb9I/AAAAAAAAF6c/D4Hec-oIpSgCl7YZ38gJA24skHsg5gngQCCo/s144-o/onga_live_03.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/201204#5783254093012234194″ caption=”五風:ナマハゲふれあい太鼓ライブ – 恩荷” type=”image” alt=”onga_live_03.jpg” image_size=”1000×750″ ]演奏してるのは「恩荷」という地元のチームで、「なまはげ郷神楽」という海外公演も行なっているグループから派生した若い世代の模様。
がんがん宣伝してね♪ でも綺麗に撮ってね♪ と言われましたが、なにしろ演奏がパワフルなもんで、すごい形相の写真が多かった(笑)
レディースも負けてはおりません。これでもか!という連打連打連打。
この日は客のノリもかなり良くって、それぞれの渾身のソロのアンコールの嵐で体力限界といった感じが(笑)
パワー溢れる素晴らしいライブでした。やっぱり太鼓叩いてる人たちってみんないい体してるもんなぁ。
この他にも、もうちょっと遅い時間に「福の家」で秋田三味線のライブ演奏も行われていた模様。
飲み屋でいっぱいやりながら。。というのもいい感じですね。(体力の関係もありそちらは断念)
男鹿温泉もいろいろな楽しみ方があっていいところですよ〜〜。