道中見聞録:旅の記録や美術館、博物館、地域のイベント

山形:庄内映画村オープンセット

02 東北山形県

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5/5。加茂水族館を出て、向かうは「庄内映画村オープンセット」。
山中の電線もない起伏のある土地を活かした、古い日本の町並みを再現したオープンセットです。

ひたすら田んぼの間をすり抜けた辺鄙な場所で、小雨がちらつく本日はめっちゃ寒い。
そろそろだいぶ暖かくなってきた頃だったので、春物の薄着の人々も多く、私も上着とか持って来なかったので、雨具のポンチョを頭からすっぽりかぶって足は長靴という、てるてる坊主が歩いてるようないでたちでまわりました。

まさか山ひとつ越えただけでこれほど気温が違うとは思ってもみなかった。やはり太平洋側は暖かいんだね。
なんせこの映画村も、今季は4・21にようやく営業開始したばかりらしいですから。

入り口のすぐ脇には、映画「おくりびと」で登場した銭湯「鶴の湯」

内部もちゃんと作りこまれてましたが、こういうセットをみるとどうしても「テルマエ・ロマエ」の方を思い出してしまう(笑)

とりあえず入場したが、一度こりゃ体も暖めたいなというとこでちょっと早いけどお昼。
外で食券買って休憩室に持ち込んで食べる形式。中ではストーブが燃えてる(^^;)
ロケ弁プレート、ロケハン蕎麦セットなど撮影にちなんだものがいろいろあるが、カレーうどんを。シンプルだぁ。

中は結構広いというので、村内一日乗り放題という周遊バスの切符を買って、まずは「山間集落エリア」の終点に向かう。
そこからぶらぶら見学しながら歩いて、宿場町のバス停まで。

しかし、完全にここは冬ですって! かなり雪がまだ残っていて北風が冷たすぎる。

「てっぺんの家」と呼ばれる一番標高の高い場所にある建物。周囲の自然と調和して昔話に出てきそうですな。

雪の間からひょっこり顔を出すフキノトウたちが春の訪れを告げてはいるのだが。。

旧鐙屋と同じような石を屋根に積んだお宅も。だいぶ鄙びた雰囲気ですが。
昭和初期ぐらいの山中の生活イメージらしいので、田舎のおばあちゃんの家とか似てるという人もいるかもしれないね。

この付近のセットは、映画「スノープリンス」、「十三人の刺客」、「座頭市 THE LAST」などに使われたそうで。。って使いまわしか!(笑
そのままちょっと下ってくると「宿場町エリア」。
ここは映画「十三人の刺客」で、「第34回 日本アカデミー賞 最優秀美術賞」を受賞したセットだそうです。

こちらは江戸時代の宿場町といったところで、いろいろなお店や旅籠が軒を並べて並んでいます。峠に有りそうな一膳飯屋さんとか。

油屋さん。

雑貨屋さん。一軒一軒建物の造りも違うのでおもしろい。

こちらは具足屋さん。この時はまだ準備中のようでしたが、現在は甲冑制作の様子が見学できるようです。

やや広めの旅籠。

風が吹けばもうかるといふ

全部で40軒立ち並んでいるそうですが、全部を撮影して載せてもきりがなさそうなので(^^;)
下手の火の見櫓から町並みを眺めたらこんな感じに。

ここでまたバスに乗り、今度は逆側の「漁村・農村エリア」へGo! 全長2kmということですが、何しろ寒いのだ!
こちらのエリアでは、「座頭市 THE LAST」、「十三人の刺客」、「必死剣鳥刺し」、「デンデラ」などの撮影が行われたそうな。
バス停を降りてまず最初にめにつくのが大きめの「商家屋敷」。

「座頭市 THE LAST」の撮影で天道一家の屋敷として使われたそうで、部屋もしっかり作りこまれてます。

ここでは時間により、人形劇団「狐美里一座」の公演、囲炉裏脇では矢場体験もあります。ちゃんとした弓道みたいなのかと思ったら、矢の先が吸盤になってるおもちゃみたいなやつでした(^^;)

そして貸衣装、、、というか一間にたくさんの着物や帯がハンガーにかけられていて、勝手に好きなの羽織って屋敷内なら撮影していいよ〜というものが。
てなわけでとりあえず。。。

え〜っと女性用の綺麗な着物もいろいろあるんですが、頭が落ち武者だし二人して男物で扮装(笑)どうせなら「かつら」もあればよかったのになあ。

漁村のエリアは、山中なのに浜近くの村を再現するために、砂が敷かれているらしいのですが。。。
雪どけでぐちゃぐちゃに踏み荒らされて泥がむき出しになっているので、その雰囲気は残念ながら味わえませんでした(^^;)

賭場の中が覗けたり(入り口に”賭場”と書かれてることは実際にはないだろうがw)、漁師小屋があったり

農村エリアは、撮影のために実際に1年前から田植えが行われてリアルに田んぼを作り上げたそうな。
この時期は刈り込まれて雪に埋まってますが。

一旦中央に戻って「戦国大手門エリア」へ。
ここは元からあったわけではなく、山梨県北杜市にあった移築されたもので、「BALLAD(バラッド)-名もなき恋のうた- 」などで使われたそうで。

ちょっと残念だったのは、本当にこの「門」しかありませんでした(^^;)中に何かあるのかと思ってたら、そもそも「中」なんてものが存在しなかった。

雪解け水がながれる綺麗な池などを横目に眺めつつぶらぶら歩く。

その先に「刑場」があるのですが、今の時期ただの荒れた雪の空き地に。雪が溶けたらセットされるのかな?
午後も遅くなってようやく晴れてちょっと暖かくなってきました。

中央エリアの奥にもうひとつ「デンデラ」で使われた「姥捨て山エリア」というのがあるはずなのですが、雪解け待ちで今回はまだ立入禁止で見られませんでした。

明日は晴れるといいなと思いつつ、本日の宿である「宿坊」へと向かうことにする。

コメント

  1. HONEY より:

    aachanさんが行かれたときは、寒かったのですねー。
    私が行ったのは真夏だったもんで、炎天下にホコリまみれになりながら歩き回りました(笑
    景色はなかなかよかったですが、セットの看板類の文字が下手くそなのを、もう少しなんとかしてもらいたかったり。
    藤沢周平ファンの母を連れていきたいのですが、高齢なので無理かな…

  2. aachan より:

    >HONEY さん
    ようやく行ってまいりました~~♪
    冬季は閉鎖だし、なかなかちょうどいい時期って難しいですね。
    ちょこちょこ新しいものを導入したり、以前使ってたものがなくなったりと変わっていってるようですが、どこか違いはあったのかしらん?
    風雨にさらされて傷みもでてくるでしょうから、実際はどこまで技術で古色を出したのかわかりにくいですな。。。
    冬季放置されていたせいか、内部は結構がちゃがちゃの物置かゴミ捨て場のような様相になってるとこが多かったです。文字は書に疎いので、へたなのかどうかさえよくわからなかった(笑
    トイレも狭くて段差の激しいボックス型仮設ばかりですからねえ、それ以前に車がないと動くのにちょっと不便ですよね(^^;)
    鶴岡周辺はまさに藤沢周平ワールドといった感じですが、移動が疲れちゃうかな?

  3. Nory より:

    やっぱカレーだね!ww
    Aachanの写真の下の写真の壁?ふすま?に・・・・かかか顔が見えてるけど(;´Д`A “`

  4. aachan より:

    >Noryさん
    私はこの映画みてないんだけど、「座頭市 THE LAST」(だったかな?)と関係があるみたいよ(^^;)
    しかし、顔をぼかしても、丸いのだけはごまかしようがないな~~ww

  5. Nory より:

    本当だ
    http://goo.gl/4WELj
    53秒付近で映ってる

  6. aachan より:

    >Noryさん
    うお!確かに見た覚えのある景色や建物がいっぱい出てる♪
    この映画、かなりの部分がこの映画村で作られてるようですな。
    「十三人の刺客」も見てないのでこっちはそのうちDVDでも借りてみようかな。

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