群馬県のみなかみ町にある「法師温泉 長寿館」へ行ってきました。
手前には、猿ケ京温泉街があるのですが、さらに山奥へすすんだ一軒宿で、日本秘湯を守る会の会員宿です。
自家用車なので雪が心配でしたが、よく整備されていて快適。猿ケ京を過ぎたあたりから道も細くなって多少の雪はあったものの問題なし。


なんだかとっても良い雰囲気♪
と、いうのも、実はここ、本館、別館、メインの法師の湯の風呂場が「国の登録有形文化財」に指定されているのです。国民的財産ですよっ!

入り口付近も赤いポストがこれまた見事にマッチして、とってもノスタルジアなムードを醸し出しています。黒ずんだ板に、渡り廊下。。。

見事なつららも久しぶりに見た気がします。
さて、とっても素敵なところですが、値段をケチって、また風呂に近い方がよいだろうということで、今回は「本館」に部屋をとりました。

廊下もこんな感じで情緒があり、木の横滑りの扉の中に、もう一つある二重構造になっています。

部屋の中はこんな感じで冬なのでこたつが据えられております。暖房もしっかりあってまったく寒さは感じませんでした。
窓の方も障子とガラスの2重になっていて、その外はちょっとしたコテージになっており、自然の風合いを生かしたテーブルと椅子がありました。

とっても和風でレトロなのですが、TVは最新型の液晶で、機能にもこだわってる!?
浴衣、丹前、バスタオル、タオル、ハブラシのセットとお茶請けがいろいろセット。
ちなみに、ソフトバンク(iPhone使用)も、e-Mobileも圏外だったため、メールもネットもつなげませんでした(笑
さて、楽しみのお風呂ですが、ここは3カ所あります。源泉も複数ある湯量豊富なお宿です。
ただ、元々昔ながらの湯治場の雰囲気を留めているため基本が混浴です。
そのためか、もっとも小さいけれども女性専用の内湯「長寿の湯」が近年建てられた模様で、木の香りも新しいきれいなお風呂でした。

湯が黒っぽく見えるのは、底に小石が敷き詰められているためです。湯は透明。
お尻の下からも温泉が沸き出していて、時々こぽこぽと気泡が立ち上ってくるのがおもしろい。

洗い場もシャワーや個別の蛇口ではなく、この木桶に蓄えられた温泉(?)の湯を使います。
湯温はちょうどよい感じ。
ただ冬場はこれだけの湯気があっても寒いので、最初にざざっと洗って(マナーです)温泉で暖まってからしっかり洗い流す、また暖まってから頭を洗う、、、といった感じでした(^^;)
檜風呂と露天風呂が一緒になった「玉城乃湯」は、男女交代制で半々くらいかな?
タイムテーブルはちょっと複雑なので、部屋に時間の早見表が置いてあります。

お湯のとこのノブみたいなボタンがかわいい

開放的な内湯は大きな窓から付近の山々を眺めることがでます。カモシカでないかな〜とひたすら眺めてました(笑
こんな感じにすべての内湯は底にぎっしり小石がしきつめられていますが、丸いのばかりで痛くはありません。腰掛け用の大きな石もところどころに沈められています。

露天に続く出口には、悪天候用に笠や傘も準備されています。
実際に小雪が舞う空模様だったので、笠かぶってお風呂に浸かってる人もいましたよ(笑

露天は、周囲を山が取り囲む野手溢れる風景。前日と夜は雪が降っていたので、まさに雪見風呂としゃれこみました。冬の露天もいいね〜。


さて、ここのメインとも言えるのがもっとも古い「法師乃湯」。女性専用になるのは夜に2時間のみなので、この時間ははずせない!
一面木造の床や壁に大きな梁もある広い風呂場の中に、木枠で仕切られた8つの浴槽があります。

洗い場と言えるようなものはなく、浴槽の周囲で流す感じ。木の樋から熱い湯が注ぎ込まれるようで、手前の方が熱く、奥へ行くほどぬるくなっています。

とは言え、やはり尻の下からもこぽこぽと温泉が沸き出しているので、奥の方でも湯が古いというわけでもなさそうです(^^)

う〜〜ん、やっぱり一番雰囲気が良い!!
お尻の下から湧いて来ることといい、すべてが時代を感じる木に囲まれてることといい、なんとなく青森の蔦温泉を思い出すような雰囲気ですね。
現在は男女別の脱衣場が手前にありますが、昔をしのばせる木の棚が両面の壁にずらりと並んでいます。本来はこの風呂場内で脱衣もおこなっていたのでしょう。
湯が透明だし、脱衣場から浴槽まで隠れるところもないしで混浴時間はやはりちょっと抵抗がありますね。願わくば女性時間をもうちょい増やしてもらえたらな〜〜(><)
食事もなかなか豪華で、夕食はとても食べきれませんでした。次から次へと運ばれて来る海幸山幸。最後にデザートのフルーツもつきます。




朝はなんとか食べきれるお手頃なボリューム。

最近よく利用しているおおるりグループなどと比べたら、決して安いお値段ではありませんが、たまには奮発してみるのもいいですね♪
遊びと観光としては近くにスキー場もありますが、猿ケ京の方面の新治村に「たくみの里」という職人の街並がありました。

木工、竹、藁細工、和紙、陶芸、木織、藍染め、七宝焼、おめん、マッチ絵、土鈴、おしばな、ちりめん細工、古布人形、ガラス絵付け、石画、ドライフラワー、そば打ち、コンニャク作りジャム作り、パン作りなどなど。。。
それぞれが個別に工房を構えていて、体験ができちゃうのです。職人手作り品も販売。

んが!
冬季はどうやらほとんどの工房が、祝祭日以外は休業となっておりました(^^;)ざ〜〜んねん。
でも、農産物の販売や、一部の喫茶はあいてましたよぅ。
村の各所には野仏さんがおり、石仏巡りもできます。散歩道に標識がでてるので、春にまったり散歩もいいかもね。

とある畑のそばにロバがいました〜〜〜〜(喜)
動物園とかにいると地味な存在でしょうが、こう農耕の場にいると実用的でまた違った新鮮さがあっていいですね♪ よれよれなのもご愛嬌。
ある工房のそばにいますが、小屋にいるととってもわかりにくい(笑)どこにいるのか探してみてね〜〜。
また、最寄りの高速出口「月夜野I.C.」のそばには「名胡桃城址」があります。歴史フェチにおすすめ。

真田昌幸といえば小さな領主でありながら謀将として名を馳せてますね。
その真田が管理している間に攻められたことがきっかけとなって、秀吉が北条氏をつぶした。。。となればいかにもキナ臭い(笑

城跡自体は一望できるほど、ほんと狭い「ここ本丸?まじ?」といった感じ。そもそも駐車場が史跡の上ですがっ(笑
雪に覆われてますが、堀や土橋跡等はっきりわかります。沼田を一望できる場所なので、かなり目障りな存在だったでしょうなぁ。
都会の喧噪を離れて静かに過ごすには、都内からも結構近くてよいところです。





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