マカオ 2010年 – ナイトライフ編

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さて、よくマカオに遊びに行ってる相方と一緒だったので「現地についてから宿は探せばいいさ〜」と言う言葉に釣られてしまったが、日がよほど悪かったのか空いてるホテルが見つからない!! (正月だもんな。。)

いくつか旅行会社に飛び込んでみたが「メイヨ〜〜」とあっさり蹴られ、個別にホテルに直談判に行くも、小さな安宿も含めてやはりどこも満員。
たよりにしてたJTBの事務所も本日は休みなり。。。と。強制的に朝までコース決定!

「眠らぬ街マカオ」の夜は長い。そう、マカオと言えば世界遺産よりもカジノで名高い。
とりあえずぶらぶらと有名カジノのひとつである「栄利(Wynn)」へ。

本当はこの派手な天井や、床部分がぐわ〜〜と開いて、壮大な無料のショーがあるところなのだけど、改装工事中とかでおあずけをくらってしまった。。無念。

外の広場で休憩してたら、ここの外の見せ物である「噴水ショー」が始まった。
かなり大きな池のあちこちに噴水が仕掛けてあるらしく、音楽に合わせて生き物のごとくめまぐるしく水飛沫が舞い踊る。なかなか圧巻です。

さてどうしよう。隣の島の方でも行こうかといったん中心部の方へ戻り、お茶をしながら考えていたが、時間的にこっちへまた戻ってくるのが厳しくなるかもな。
ということで、さらにまた元来た方へと戻ってマカオタワーへ向かう。

すっかり日が落ちてしまったけど、タイパ島へ渡る橋の間には黄金に輝く観音像が海にそびえ立っていました。

道路を挟んだ逆側を見れば、闇にネオンが浮かび上がる夜のマカオ。不夜城ですな。

ひたすら海沿いの道を歩いて高さ338mのマカオタワーに到着。きらびやかなネオンに目が慣れたせいもあるけど、妙に地味だな(笑

ここは東京タワーのごとく展望塔が2階層に分かれています。61F(高さ223m)には屋外展望台というものがあって、落下防止の釣り紐をつけて周囲を歩き回る「スカイアドベンチャー」や、そこから地上へ向けて釣りおろす「スカイジャンプ」、ギネス記録にもなっている「バンジージャンプ」などのアミューズメントが楽しめます。(お値段高めでバンジーは1万を超える)

相方が高所恐怖症のため「絶対無理!」と言い切られ、静かに夜景をみてるだけにしましたが、バンジーに挑戦して飛び降りる瞬間の人は目撃しました(笑

タイパ島方面の夜景

島をつなぐとっても長い車道橋。

町中心部方面

1段下の展望塔は窓際が透明な床になっているので、その上に立って下を覗き込むと妙な浮遊感もあっておもしろい。多分怖さなら昼間の方がありそうだな。

タワー前のバス停からバスに乗って街に戻る。行き先がいろいろあるのと、札等で多く払ってもおつりはもらえないので注意。やはり小銭は確保しておいたほうがいいね。

移動の拠点として便利なのは、どこからでも目立つカジノ リスボア。夜になると蕪のような建物全体にネオンが輝き、電光掲示板かスロットマシーンみたいになってど派手。なんじゃこりゃ(笑

昼間、ものすごい行列であきらめたエッグタルトの有名店に行ってみるが、人が減っててラッキー♪と思ったら売り切れだった(;;)

そのまま夜のセナド広場を見に行ってみる。ライトアップされるので、昼間とはまたちょっと違った趣が。

夜になっても人は多い。みんな帰るという言葉を知らんのか(ーー;)

正月は関係ないのだが(中国は旧暦)、何故かずっとクリスマスの飾りは正月過ぎてもそこかしこにそのまんま残されていて、堂々と電飾が輝いているのだな。もはや2009年じゃなかろうがーーーーっ!

夕飯どうしよう?ということになって、おしゃれな店もそこかしこにはあるのだが、せっかくだからマカオのジャンクフードも食べてみよ〜〜!と思い出横町のような路地裏の方に入って行く。

ごみごみと小さな定食屋のような店と安宿が立ち並ぶが、こんなとこでも有名な店はある。
実は隣の大きめなおみやげ菓子屋に目を奪われて、いったん通り過ぎてしまったのだけれど(^^;)

ガイドブックにも載っていた「聯記麺家」というチープなプラスチックの椅子にぎゅうぎゅう詰めのお店で「蝦子撈麺」を注文。

この茶色いつぶつぶがエビの卵らしい。ヤキソバというよりいかにもジャンクな細い麺にふりかけのようにかかっていて、味もとってもチープだ。ご飯というよりお菓子感覚であった。

これだけでは腹が膨れないので、同じ通り沿いにある、格安でフカヒレスープが飲めるというお店「添發碗仔翅美食」にはしごする。一人前数百円からあります。

人気で、時間帯によっては結構行列になっている。ここも外から丸見えで、隣の人と膝がくっつきそうな椅子に押し込められて相席でとなった。

普通に日本でもよく見かける土鍋でぐつぐつと出て来た。とろみがあるのでやけどに注意!
フカヒレもかなりの量が入っているのでコラーゲンでお肌つやつやになれそう?

途中の商店でお菓子のつまみ食いもさせてもらって、腹もいっぱいになったことだし、マカオの本命カジノに繰り出しましょ〜〜〜!

マカオには本当に数多くのカジノが集まってるのだけど、どうやら場所によって相場にかなり差があるらしい。最低掛け金が違うのだ。

昼間ちょっとリスボアでも遊んだのだけど、ここはそこそこ高いほうらしいので、湯水のごとく使う気のない貧乏人としては注ぎ込めない。

ヴェネチアン・マカオも一見の価値はあるよと言われたので、観光も兼ねてタイパ島の方へ行ってみることにした。

ハード・ロック・ホテルに隣接しているシティ・オブ・ドリームスというところで、無料でなにやら上映してくれる出し物があるということで行ってみたが、時間はまだあったはずだが人が多くて本日のチケットはもうないと(;;)

仕方ないのでここのカジノで少し遊んで行くことにした。
ここはそれほど高くはないということだったが、人がつくテーブルでのゲームはやはり高い。

最低掛け金で1回数千円が飛ぶというのがカジノの恐ろしいところで、だいたいルーレットにしても、サイコロにしても一カ所だと当たる確立はやっぱ低くなる訳で、みなさま平気で数万〜数十万ずつぐらいぽーんと置くのよね(ーー;)

あたしゃやっぱそういうの無理無理!
200円くらいずつのスロットマシーンや機械のルーレットでちょこっと遊ぶのがせいぜいだわさ。でも、これだとゲームセンターにいるのと同じ感覚でカジノという気がしないんだけどね(笑

もうけようと思ってはいけない。少ないお金で長く楽しめればよしとしよう!マジになったら一般人じゃとても遊べないってばさ。。。

適当なところで切り上げて、すぐ向かい側にあるヴェネチアン・マカオ観光へ。入り口からなにやら豪華です!

天井もこんな感じで、どこぞの大聖堂か王宮のようなムードを醸し出している。

内部はかなり広く迷子になりそうだが、カジノの中心部に螺旋階段とエスカレータがあって、最上部がディズニーランドのごとく建物内部に街並が出来上がり、長い水路が通っている。

本当はここで船頭さんが歌いながらカヌーをこいで、アトラクション気分で楽しめるはずだったが、時間が遅すぎて終了してしまっていた。しかしすごいところだね。。。(ーー;)

ここのカジノもバカでかいんだけど、相場は高い模様。どうも湯水のように金をばらまくことには馴染めない貧乏性なもので、中心部にあったカフェでお茶しながら休憩をするが、昼間歩きまくったせいで疲れてひたすら眠い(^^;)
しかし眠ることが許されない宿無しの悲しさ!

仮眠できるところさえないし、カジノで遊ぶ元気もないしで、ちょっと街からはずれたところにある按摩に行くことにした。

日本以上に按摩が浸透していて、足だけのマッサージもある。24時間あいてるところも結構合って疲れをちょっと癒すのに便利だ。

とはいえ土地勘があるところではないので、ガイドブックを見て信用できそうなところを選んで、タクシーでお願いする。地図も見せて漢字のところを見せたはずなのにつたわらなかったようで。。。。

「このへん按摩屋がたくさんあるから」とおろされたところを見渡せば、たしかに「按摩」の看板なんだけど、街で見かける普通の按摩とは違って、色っぽいポーズのお姉ちゃんの写真ベタベタのところばかり!

。。。。。。。多分違う意味の按摩です。

ほら、日本でもあるでしょ?歌舞伎町とかに「マッサージ」という名のいかがわしいお店が(笑
どうせいっちゅーんじゃ!!!

タクシーも早く帰りたいから適当な人もいるというわけで、気をつけましょう(ーー;)
とにかく街の明かりは遥か彼方。丑三つ時も過ぎた時間にここはどこよ(;;)

途方に暮れるが、冬の野外です。いつまでもここに立ってるわけにはいかないのだ。
持っていた地図と近くの通りの名前をつきあわせてみると、行こうとしていた按摩屋までなんとか歩いていかれそうな位置にいることがわかった。静かな暗い通りを疲れた足にむち打ってとぼとぼと。。。

広州にあるような按摩屋をイメージして行ったが、見つかったお店はお茶屋の店内にマッサージチェアが並んだようなとこでした(笑

それでも暖かい薬草の湯に足をつけて揉んでもらえば天国で、いつのまにやらしばしの爆睡。
そのまま朝まで寝られたら幸せだったんだけどね。。。施術後は楽園を追われる身となって、また暗い夜の街に彷徨い出て、近くの他に誰も客がいないカジノで時間をつぶし、朝方またリスボアへ戻っていきました。

とにかく国境の入国審査が開かないと帰れないから(^^;)
まあ、この待ってる時間でツキがまわってきたようで、昨晩使った分を上回ってスロットで当たりを出して帰れました。

しかしまあ、普段からクジとかにも弱い私はあまりカジノなんぞは向かないなとつくづく思いました。どうせならば「ドッグレース」の方が興味があったんだけど、残念ながら開催日とはずれてしまったので。

同じ金を使うなら、やっぱ旅に出たり体験したり興味あるモノ買った方が幸せな気分になれるや♪

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